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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.6
- 出版社: メイプルプレス
- サイズ:21cm/362p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-944161-05-0
- 国内送料無料
紙の本
ランドスケープの新しい波 明日の空間論を拓く
ランドスケープの概念を従来の造園としてではなく、より一層幅の広いトータルランドスケープとして捉えた、地域空間そのものについての明日の空間論。緑地関係者・社会系・建設系の専...
ランドスケープの新しい波 明日の空間論を拓く
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商品説明
ランドスケープの概念を従来の造園としてではなく、より一層幅の広いトータルランドスケープとして捉えた、地域空間そのものについての明日の空間論。緑地関係者・社会系・建設系の専門家25名による論考集。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
パリのランドスケープみてあるき | 宮崎是 著 | 15-24 |
---|---|---|
景観行政の根底にある思想・アメニティについて | 木原啓吉 著 | 25-35 |
ひとスケールの緑地デザイン | 工藤精一 著 | 36-52 |
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紙の本
造園から都市景観,楽園の創造までランドスケープ論の最新を知るための本
2000/10/06 15:22
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投稿者:土田 武彦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
都市環境の必要性がクローズアップされるに従い,ランドスケープ(景観)の整備の思想が街づくりや地球環境規模で重要になってきている。この本は現代のランドスケープ論で課題になっている問題を大きく5つに分け25人の専門家がそれぞれについて論じている。
パリの緑地を見て回るフォトエッセイに始まり,景観条例などの環境行政の問題や,枯山水など日本の伝統的な庭園の成り立ち,森林の風致育成やイギリスなどの田園都市の事例紹介,GIS(地理情報システム)と樹木育成シミュレーションを用いた造園設計,環境に配慮した海外の街づくりの事例に植物を使った環境デザインの問題やリサイクルなど多岐にわたる。
日本の伝統的な藁葺き屋根の民家を放置しながら,外国風のキッチュな建物を建てるリゾートづくりについて述べた一文には共感できた。さらにいわゆる楽園というのは実現できるのかを論じた一文など,環境問題に関心のある人なら目を通しておくとよい一冊だ。
(C) ブックレビュー社 2000