サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

送料無料 日付更新(2017年7月)

【HB】人生を変えるきっかけの5冊(~8/21)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

受城異聞記(文春文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 5 2件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.9
  • 出版社: 文芸春秋
  • レーベル: 文春文庫
  • サイズ:16cm/285p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-763201-4
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

受城異聞記 (文春文庫)

著者 池宮 彰一郎 (著)

受城異聞記 (文春文庫)

484(税込)

ポイント :4pt

現在お取り扱いができません

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

本の通販全品
3%OFFクーポン!!
こちらは「本の通販ストア全商品対象!3%OFFクーポンキャンペーン」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはクーポンの取得が必要です。

キャンペーン期間

2017年7月20日(木)~
2017年7月26日(水)23:59

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

収録作品一覧

受城異聞記 7-64
絶塵の将 65-104
おれも、おまえも 105-132

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー2件

みんなの評価5.0

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

時代を貫く苛烈な宿命を描破

2011/08/23 13:00

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 身近にこの作家のファンがいて、こちらも気になって何か読んでみようと思った。有名なのは高倉健+宮沢りえで映画化もされた『四十七人の刺客』だし、また柴田錬三郎受賞の『島津奔る』もパラパラ眺めてみたのだが、どうも長編は荷が重そうな気がして、ネットの紹介やら文庫目録を拾い読みして興味を抱いたこの短編集を選んだ。一読、この作家がわかったような気がした。そんな5編の短編集である。現在、入手しにくくなっているのは残念だが、いい本だと思う。
 ひとことでいうと、この作家の核心にあるのは、厳しさ、ということではないか。あるいは苛酷さ。
 表題作は、一見、NHKのかつての人気ドキュメンタリー、『プロジェクトX』とでも呼びたいような内容だ。つまり、困難を乗り越えての何らかの偉業の達成。幕府からの無理無体な要求ゆえの決死の雪山越え。しかし、結果をめぐる捉え方の厳しさにこそ、この作家の本領があるといえよう。美談に還元しえない重さ。この侍の時代を生きる、侍という存在が担う宿命的な厳しさである。
 「割を食う」にはそうした作者の思想性が現れているともいえるが、どちらかというと、これを含めた間の三編は、最初と最後の重すぎる物語に挟まれて、コミックリリーフ的な中和作用を担うものだろう。
 最後の「けだもの」。これがまた重い。腕利きの同心と頭の切れる非情の悪人との対決、といえばその通りである。多くの江戸捕り物物語に描かれた人気モチーフであろう。ここでも法と無法とのぶつかり合いは、手に汗握る緊迫感に満ちている。だが、池宮彰一郎の世界は、そこでありがちな、勧善懲悪、途中困難はあったとしても、予定調和的な大団円からは、はるかに遠いところにある。そしてその遠さの核心がやはり厳しさということではないか。リアルに学問的に詳述される拷問の酷さも、悪人が背負う過去の重さも、それを端的に示すものには違いあるまいが、真の厳しさは二人の熾烈な暗闘のはての、救いがたい闇の濃さにこそある。それは一面達成ではあっても、「受城異聞記」がそうであったように、やはりどうしようもない苦さを宿している。
 解説(菊池仁)は、この作品を称して、「作者のオリジナルシナリオで時代劇史上でも十指に入る名作『十三人の刺客』のもっていた面白さを彷彿させる」としている。最近リメイクも作られたこの映画、元の映画で私がはっきり覚えているのは、決死のプロジェクトを前に、不退転の覚悟ゆえに、あえて愛する家族を皆殺しにする侍の描写であった。それがまた、優しさの権化のような大坂志郎が演じるだけに、印象は強烈だった。「けだもの」を読んで、ああ、まさしくあれが池宮彰一郎であったか、といかにも腑に落ちた。恐ろしいものを背負い、見つめ続けている作家なのである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2011/05/18 18:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る