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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:1999/09/01
  • 出版社: 扶桑社
  • レーベル: 扶桑社ミステリー
  • サイズ:16cm/477p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-594-02773-3

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紙の本

狩りのとき 上 (扶桑社ミステリー)

著者 スティーヴン・ハンター (著),公手 成幸 (訳)

【日本冒険小説協会大賞(第18回)】【「TRC MARC」の商品解説】

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狩りのとき 上 (扶桑社ミステリー)

税込 859 7pt

【セット限定価格】狩りのとき(上)

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狩りのとき(扶桑社ミステリー)セット

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みんなのレビュー11件

みんなの評価4.1

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

シエラ・ブラボー・フォー

2006/04/07 18:26

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読み人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スティーブン・ハンターには、スワガー・サーガと、いう一連のシリーズが、あります。
「極大射程」の主人公、伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガー
と、その父親、アル・スワガーを中心に据えたものです。
 本作「狩りのとき」は、息子さんのボブを主人公にしたものとしては、
最終作となります。
 発表順では、先ず、「極大射程」が出て、
次が、「ダーティ・ホワイト・ボーイズ」で、「ブラックライト」
で、この「狩りのとき」となります。
 「ダーティ・ホワイト・ボーイズ」も、メインのキャラとして
スワガー親子は、出てきませんが、サブキャラは、共有されていて、
一応、このスワガー・サーガの外伝的作品として、位置付けされます。
 プロローグで、いきなり、ボブが、狙撃されるところから、
始まり、一体どうなるんだぁ!?と、
思わせる展開ですが、
 その後、時代は、1970年代の、ワシントンに飛びます。
反政府運動の鎮圧行動時の部隊配置の情報を反政府運動側に
漏らしたとされる、同じ海兵隊員の監視を言い渡された、
海兵隊員ダニーフェン伍長は、否応なく、スパイ活動を、、、
その後、証言を拒んだため、ベトナムに送られます。
 そこで、出会ったのが、なんと伝説のスナイパーの、
ボブ・リー・スワガー軍曹。
 果たして、彼ら狙撃チームの運命は、、、、。
 何部かに、分かれて、現代、過去、
と描かれていますが、それらを独立させても、
充分なぐらいの重厚な、出来栄えです。

 銃器に関する、書き込みは、相変わらずですが、
ハンターは、アクション派、謎解き派、一体どちらよりの作家なのでしょう?
 割と、意外だった、第一部のスパイ小説っぽいパート、
一転して、迫真に迫る、ベトナム戦争での、アクションのパート、
 そして、現代に戻っての、スリラー、
そして、やっぱり、現代でも、手に汗握るハード・アクション。
 そして、、ここからは、書けません。
 私は、やっぱり、アクション派の作家だと、思っていますので
このスパイ小説っぽい仕上がりには、ちょっと吃驚でしたが、
 本書でも、兎に角、アクションシーンは、素晴らしい出来栄えです。
昨今、小銃は、小口径になる傾向に、ありますが、ボブというか、
ハンター自身は、反対みたいです。
長距離狙撃には、大口径が必要なのは、判るのですが、
 ダニーフェンにも、70年代になっているに拘わらず、7.62ミリのM-14を
持たせているぐらいですから。
(で、ボブに、M-16の悪口を言わせています)
 でも、本当は、スティーブン・ハンターの中では、
「さらば、カタロニア戦線」みたいな、結構叙情的な作品が、
本当は、好みだったりするので、困ってしまいます。
(銃器マニアの度合いが、かなり入っている、スワガーサーガより、
 万人にオススメ出来るのは、「さらばカタロニア戦線」だと、思っています )
 意外に、喋りは、結構ユーモラスな、ボブとは、この作品でお別れ、、、。
実は、私、「ブラックライト」をスワガーサーガと認識していなくて、
最近、親父さんのアルの作品ばかり書くのは、
 狙撃に関したものは、意外に書き難いのだろうなぁ、、と
勝手に想像していたのですが、
 実は、これで、三作も、ボブの話を書いていることになり、
もう、ボブでは、書き尽くしたみたいですね、、。
 アルも良いんですけど、”渋すぎ”です。

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紙の本

ダニーとボブの物語

2002/07/30 18:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:奥原 朝之 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スワガーシリーズ第4弾(ボブのシリーズとしては3番目)である。
 スワガーシリーズの根底を流れているのはベトナム戦争のような気がする。

 本作品では、ベトナム戦争でスポッターとして働いてくれたダニー・フェンとの出会いとそこで育まれた友情をメインに描いている。とはいってもボブの周りには謀略があり、今回もそれを見事にうち砕くのである。

 ダニーがベトナム戦争で命を落としたことは極大射程(新潮文庫、上下巻)で明らかになっているので、隠すまでもないが、そのダニーの死に陰謀が隠されていたことが本作品で明らかになる。ん〜最初の作品を伏線に使うのか。これにはやられた。

 オープニングは、ボブの家族が朝靄の中馬に乗っているところを誰かに狙撃されるという、これまでにない衝撃的なシーンから始まる。いきなりボブが狙撃されるシーンである。これは絶対何かある。何かあるに違いないと読み進めること請け合い。

 現在の話と過去のベトナム戦争当時の話が交互に進められていく。
 現在狙われている理由が過去のベトナム戦争にあることをボブは突き止める。ベトナム戦争にケリをつけられない人間もいたのである。

 さぁ、ここまで読んだらもう目が離せなくなるだろう。文句無しのガンアクションが展開される。今回のボブは特殊工作員よろしく空中から落下傘降下までやってのける。

 ボブ・リー・スワガーシリーズを締めくくる一作品として読むべき作品である。

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紙の本

ドキドキ、ハラハラ満載!

2002/07/30 12:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る

スワガーシリーズの4作目に突入です。
いや〜、久々に既刊の著作を買い漁る作家に出会えました(*^ ^*)
でも、手元にある本を読み終えたら、当たり前の事ですが
新刊が出るまで待たなきゃならないんですよね〜(笑)。

オープニングは、謎のスナイパーがボブ一家を狙撃するシーンから
冒頭からいきなり引き込まれます。狙撃シーンが終わると、舞台は
一転してベトナム戦争の時代へ、ボブが「ボブ・ザ・ネイラー」と
呼ばれるようになった、ベトナム戦争時代と、ボブの部下で
親友でもあったダニーとの交流が描かれます。ここで、ようやく
シリーズの1作目である、「極大射程」へとお話は繋がっていく
わけなのです。現在のボブを狙うのは、ベトナム戦争時代に
遭遇した「あのスナイパー」なのか? たった1人でも戦争を
続けるボブに、最後通牒を突き付けた家族との関係はどうなるのか?
ラストへ向けて緊迫は高まります。ラストシーンのボブは、
めちゃめちゃかっこいいですよ〜。(古い表現だけど)しびれます!

謝辞(あとがき)の中で、ハンター自身が語っている事なのですが、
1作目「極大射程」を書く時に、ベトナム戦争時代の実際の史実と
照らし合わせなかったため、なんとシリーズ4作目にして、過去に
起きた事件が1作目と、4作目では違う年・場所で起きた事になって
しまっています(笑)。いやお話だからいいんですけどね(笑)!
歴史書だったら洒落になりませんけどね。でも確かに、受ける印象が
大幅に違うのも事実です(笑)。いや、こんなに胸踊る物語なんですから
多少のアラには目をつぶりますよ(笑)!

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紙の本

ど迫力の戦闘シーン。

2002/07/14 13:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:亀豆 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ボブ・リー・スワガーシリーズ、圧倒的な迫力とともに、その話の面白さで、ぐいぐい一気に読んでしまうこのシリーズの第4作目。

 今回は、プロローグからして衝撃的だ。
穏やかに乗馬を楽しむボブ一家をスナイパーが狙っているところから始まるのだから。
 そして、「どうなったのか」というところで、時は遡り、『極大射程』でも触れられていた「ダニー」の視点で話が進む。
どのような過程でダニーとボブが出会うことになったのか、そして二人はヴェトナムにおいてどう戦ったのか、が綴られていくのだ。

 なにしろ舞台が戦場のこと。緊迫した空気の中、恐怖や不安が入り乱れ迫力に満ちている。
シリーズを通して読んでいれば、戦場でのボブとダニーの「将来」も分かっているわけだが、それでも引き込まれるすごさだ。

 そして、宿敵の登場。まさに因縁の、とも言うべき対決を思えば、早く下巻が読みたくてたまらなくなる。

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紙の本

前半は圧倒的なベトナム戦争描写、一転して後半はスパイ小説もどき

2001/03/24 05:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:旅歌 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 スワガー・シリーズの最後を飾る作品である。
 震える手で本を開いて読み進むと、いきなりプロローグで吃驚仰天だ。なんだなんだ、と息を潜めて更にページを繰ったら、物語はいきなりベトナム戦争時代へと遡る。シリーズ中で幾度となく語られた逸話−スワガーのスポッターだったダニー・フェンが、なぜあのようなことになったか、大隊規模の敵軍隊を相手に、スワガーがライフル一本で味方を守ったという伝説的な戦闘、好敵手であるロシアのスナイパー、ソララトフについて−などが克明に語られる。特に戦闘シーンはシリーズ中の白眉であろう。狩るものと狩られるもの。死力を決しての闘いは、『極大射程』でのあの山頂の死闘に勝るとも劣らないだろう。

 だが、他の三作品と比べて、ちょっと落ちるかな、というのが正直なところ。前半のベトナム戦争時代には文句のつけようがない。下巻に入ると一転して、スパイ小説の様相を呈してくるのだが、ぼくにはこのあたりから濃厚に違和感が漂ってくるのだ。実に意外な展開で目を釘付けにせずにはおかない。それは違いないと思う。だが、どうもしっくりとこない。呈示される伏線と、スワガーの行動と、全体の謎解きのバランスがとっても悪く感じてしまう。そのあたりの違和感を払拭させるべく、作者もいろいろと工夫を凝らして説明を試みているが、やはり俄かには納得できないのだ。一番の疑問は、なんで今になって? これは最後まで払拭できない。作者の説明にも納得できない。他にもたくさんある。シリーズ全体の辻褄を無理やり合わせるための強引さと映ってしまうのだ。前半と後半の落差も激しい。確かに結びつくし、更に全てを結びつけるにはこれしかなかったんだろうとは思う。でもどうだろうか、、いっそのこと、前半と後半をそれぞれ独立した物語に仕立て、2作にした方が良かったような気もするんだけど。

 そして迎える最終章。物語のひっくり返し方は、大方の予想通りといえばそれまで。残りページが少なくなっての第四部。ここでやっとスワガーの孤独な闘いは終結するのだが、危惧した通り音速で駆け抜けてしまった。作者の気力と体力が尽きたかのよう。もっときちんと追い詰めて欲しかったのだが…。

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2007/10/03 16:44

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2011/07/05 12:51

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