紙の本
オススメ。
2002/07/29 02:28
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投稿者:ash - この投稿者のレビュー一覧を見る
若き美貌の天才心理捜査官・大滝錬摩。これが主人公の名前である。男っぽい名前だが女である。
ある事件で記憶退行した相棒で超能力者の藤崎の面倒を見ながら生活する錬摩。藤崎の記憶退行からプロファイリングの仕事を辞めていたが、ムリヤリ仕事を依頼される。
錬摩のプロファイリング、犯人の心情、錬摩の心情、読みどころはたくさん。ホワイトハートでは最近BLモノばかり読んでいたので、新鮮だった。
男女問わず、幅広い年齢層の方が読める作品。かなりオススメである
紙の本
ライトノベルにはもったいない
2001/07/05 01:19
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投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
発売当初は、またホワイトハートが女性読者に受けるような話を出したのかと思っていたが、評判が良かったので読んでみると、とんだ思い違いをしていたことを知った。
はっきりいって、ホワイトハートの枠におさめておくのは惜しい。こう言っては悪いが、偏った読者層だと思えるホワイトハートではなく、もう少し広い範囲の読者に読んでもらうべきではと思える。
天才的なプロファイラー、そして超能力と、若い読者層を狙ったような漫画的な設定があるが、話の作りは非常にしっかりしている。頭に銃弾を受けたことがきっかけで記憶退行を起こした相棒の青年・藤崎の世話をしながらも、主人公は事件に関わる。その主人公と藤崎の、優しさと奇妙な緊迫感のある関係や、主人公と犯人のお互いの心理面のかかわりなど、とてもよく書けているのではないかと思えた。また、作品中で記憶退行を起こしてからの藤崎を見た桜井がうろたえるシーンなどちょっとしたシーンの描写でも、なかなかの力を感じ取れた。
ライトノベルで出すには少々硬く、どちらかといえばこの作品はノベルスで出すべきだったのではないかと思える。多分この作品を本当に楽しめるのはノベルスを読んでいる読者層なのではないかと。細かいところではまだまだ改善点があるだろうが、非常にこれから先に期待したい作家であると思える。
紙の本
美貌の天才プロファイラー。
2001/05/25 11:58
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投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
世紀末の東京。超高層建造物ばかりを狙った連続爆破事件が、起こった。「黄昏の爆弾魔」と名付けられた犯人の手がかりのつかめぬまま、警察は天才心理捜査官・大滝錬摩に協力を依頼する。
サスペンスもの? 事故により記憶を一切失った相棒を世話するため、仕事をやめて山奥にこもっていた錬摩が仕事に戻り、確実に犯人像を絞っていく様子は迫力でした。面倒にならない程度に専門的な知識が混ぜ込んであるので全くの作り話っぽい感じでもなく、更に犯人と錬摩の共感のようなものが上手く表現されることによって、単純に悪い奴とそれを捕まえる人間、という構図でなかった所も良かったです。この間合いの取り方というか行間の置き方のようなものが結構好き。
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通勤電車に揺られながら読了。ちょうど東京ドームが見えた。
ここも爆破されるんだなあ(ネタバレ)とぼんやり考えた。(2002.11.5)
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最近完結したシリーズの第1作。このレーベルにしては、大変骨太です。字がびっしり。
美貌のプロファイラー大滝練摩が、東京を舞台にした連続爆破事件の犯人を追います。
緻密な構成は、時間をかけただけのことがあるというか。面白い小説って、こういうのを言うんだなぁ。全5巻。
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全5巻の1巻目です。
少女小説と思って侮ってはいけません!!
奥深くて読み応えがある本です。
ただ超能力も出てくるので、そこら辺は少女小説かなw
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世紀末の東京。超高層建造物ばかりを狙った連続爆破事件が、世間を震撼させていた。『黄昏の爆弾魔』と名付けられた犯人の狙いはなにか!?手がかりのつかめぬまま、警察はある民間の心理捜査官に協力を要請した。続きますっ!て感じ丸分かりのキャラ設定です。サスペンス物になるのかな?
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犯行現場に残された遺留品や犯行手口そのものなどから犯人像を特定していく捜査方法…プロファイリング。
世紀末の東京。
超高層建造物ばかりを狙った連続爆破事件が、世間を震撼させていた。
「黄昏の爆弾魔」と名付けられた犯人の狙いはなにか!?手がかりのつかめぬまま、警察はある民間の心理捜査官に協力を要請した。
プロファイラーが主人公のお話です。
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一般のレーベルから刊行されたものであれば、いかにもな素材を揃えてある部分など☆3という感じですが、ホワイトハートから刊行されたことを鑑みて☆4つ。普通に面白いです。後書き読んでいてもしっかりした作者さんだなと思ったし、作品自体文章がきっちりしていて読んでいて違和感がない。謎解きメインでなく、掲げられた看板通り超能力つきサスペンスなんですね。
個人的にはいわゆるBLが非常に苦手なので、主人公がこんなに切れ者で危うくて他人を寄せ付けなくてでも女性、というところにほっとしました。これが主人公男性だったらきっと続刊読む気は起きなかったです(笑)はい、続刊も読もうと思います。
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プロファイリングの天才ってことで読み始めた本。
…実に視点がおもしろくて、当初主人公:大滝錬摩が女性か男性かたっぷり迷いました。
その理由も後でわかるんですが。
相棒:藤崎との間柄も気になる展開ですし♪
小説は完結し、おお!!と感動させていただきました\(^O^)/
現在コミックで発売されてますんで、ネタバレ禁止な方向で(^^)
(お約束〜全5卷持ってます)
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ホワイトハート文庫。
ジャンルはなんなんだろうなぁ。超能力付きサスペンスって感じ?
錬摩が男だったらよかったのに……!!
これが一番最初の感想でした(笑)
美人、天才、相棒あり、精神的に危なっかしいプロファイラー。
と、腐れ的には思わずにはいられない設定なのです!(だよね?)
でも最後まで読んでいくと、成る程これは女性じゃないと無理だな、と納得。
女性というか、母性ですな。
犯人の気持ちが分かる気がしました。
東京は不案内なので、文章中の電車と車窓から見える建物の関係などは分からなかったけど、夕焼けに消えていく建築物はきっと綺麗だ。
宗一郎の世話は本当に大変だと思います。それを!あの錬摩が!文句も言わず!!(?)
よっぽど大事な人だったんだなぁ、というのがひしひしと。
友情の貯金という言い方は上手い。けど痛い。
過去藤崎が来るシーンは止めたかった!・゚・(ノД`)・゚・
子供になっても嫉妬深い宗一郎君と幸せになってもらいたいものですが、これどうやったらハッピーエンドになるんだろう?
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この本は、最近自分がミステリー小説にはまっているので、友達に借りたがとても面白かった。この本は少女小説と言われる本らしく、そういう部類の本は始めて読んだ。最初は女性が読む本という先入観があり、少し抵抗がある部分があったが、いざ読んでみると、とくに違和感なく読むことができたので良かった。この本は全5巻あるうちの1巻目ということでこれに続きがあると思うと続編がとても気になるので次も読んでみようと思いました。