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商品説明
マダイの鯛茶漬け、メジナの土佐造り、サクラエビのかき揚げ、アナゴどんぶり、ソイのじゃっぱ汁、シジミの炊き込みご飯、ホヤのぴり辛ゆでほか、旬の漁師料理42品を収録。朝市と漁協直売店ガイドつき。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
野村 祐三
- 略歴
- 〈野村祐三〉1945年東京都生まれ。中央大学史学科卒業。フリーライター。旅、食材、味、釣りの記事を執筆中。著書に「どうせ食うなら「ブランド魚」入門」「産直・魚の朝市図鑑」ほかがある。
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紙の本
頭部・中骨部分でダシを出すブリ大根、醤油ダレに漬け込む刺身。
2000/11/30 18:54
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投稿者:星川功一 - この投稿者のレビュー一覧を見る
魚のことを一番良く知り、それをおいしく食べているのは漁師たちである。東京生まれの著者は、30年余りに渡って全国の海岸線を歩き、漁師が経営する宿や船を訪ねては、料理や釣りを楽しんできた。取材にも訪れる。漁師が作る料理のトリコになっている。そんなおいしい魚料理にも関わらず、魚の調理は面倒、臭いなどの理由で若い人はあまり魚を好まない。ならば魚本来のウマイ食べ方、漁師さん伝授の調理法を紹介しようと企画されたのが本書である。例えば煮炊きもののブリ大根なら頭部・中骨部分でダシを出す、刺身を醤油ダレに漬け込み風味・旨味を引立てるなど調味料の限られた船上ならではの工夫が分かる。さらに各地の郷土料理など、漁師に受け継がれてきたアイデアが散りばめられる。釣りを兼ねて訪れた磯場での野外料理のヒントになりそうである。魚介類にまつわる様々なエピソードも散りばめられ、読み物としても楽しい。
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