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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 14件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.10
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: ブルー・バックス
  • サイズ:18cm/183,6p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-257269-9
新書

紙の本

脳と心をあやつる物質 微量物質のはたらきをさぐる (ブルーバックス)

著者 生田 哲 (著)

脳と心をあやつる物質 微量物質のはたらきをさぐる (ブルーバックス)

税込 880 8pt

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みんなのレビュー14件

みんなの評価4.0

評価内訳

  • 星 5 (3件)
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  • 星 3 (2件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

心とは物質の作用である。

2005/07/02 17:58

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:関東蒲公英 - この投稿者のレビュー一覧を見る

我々は試験の前に不安にかられたり、恋愛で心臓が高鳴ったり、或いは夜に眠いと感じたり、対人関係で悲しみや怒りを感じたり、興奮したり、性的な欲求を感じたりと日々心を変化させる。怪我をすれば痛いと感じるし、料理を食べれば美味いと感じたり満腹であると感じたりする。これらは全て我々の心で感じる出来事である。
しかし、「心」とはそもそも何なのだろうか。科学的に考えてみれば心とは脳内の化学物質の変化と作用という結論になる。
ドーパミン等の興奮作用を有する物質が脳で上手に働けば興奮するし、鎮静物質が働けば心が落ち着く。逆に興奮物質にせよ鎮静物質にせよ、そのバランスを崩した状態に陥れば「精神病」という状態になる。
これら脳内物質を意図的に操作するのが「麻薬」や「覚醒剤」である。こうした薬品に拘わらず、我々が日々飲用する風邪薬や鎮痛剤とて広義の意味では心に大きな変化を与えている。
上記の様な種々の事例を、どの物質が脳のどの部分に作用し、どういう感情を作り出すか。どの物質のバランスが崩れるとどの様な精神疾患を来すのか等詳細にこの本には書かれている。
また日々の栄養状態や、食事等で改善できる手軽な脳内物質のコントロールの仕方等にも一部言及している。
「あとがき」が無く、淡々とした説明で最後まで突き進んでしまうのが少々残念な所だが、脳が心を生み出す仕組みと物質の関係について興味を持った人には手軽な一冊と言えるのではないだろうか。

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