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商品説明
【椋鳩十児童文学賞(第9回)】【講談社児童文学新人賞(第38回)】【野間児童文芸新人賞(第36回)】「オレたちが、本物のロック聴かしたる。」 天才ドラマー・英二、リーダーのシゲ、いつも冷静なギター・サトシ、伝説のロッカーをめざすヴォーカルのゲンタ。ビート・キッズたちの青春を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
風野 潮
- 略歴
- 〈風野潮〉大阪生まれ。専業主婦。大学時代はロックバンド部に所属し、その後はロックバンドでドラムを担当。「ビート・キッズ」で第38回講談社児童文学新人賞受賞。
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紙の本
英二のロックが聞こえる
2002/08/28 02:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Shinji - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ビート・キッズ』の続編。
高校生になった英二は、伝説のロッカーをめざすヴォーカルのゲンタらと共にロックバンドを組んだ。
ツェッペリンの『ロックン・ロール』をひっさげ、ビジュアル系バンドの野外ライブをジャック。それがオープニング。いろんなバンド、音楽好きの友だち、先生たち、そして家族が絡み合いながら話はぐんぐん前に進んでいく。しかし、英二の前に厳しい現実の壁が…。それを乗り越えて、予定調和的ではないけど、どこか明るいエンディングに。
読んだ後に、さわやかで深い感動が残った。
紙の本
さらに魅力的なキャラ登場で
2001/03/03 10:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桐矢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作『ビートキッズ』では中学生だったエイジが、高校2年生になって帰ってきた。
軽音楽部のロックバンド「ビートキッズ」のドラムのエイジが主人公。ボーカルのゲンタは、可愛い顔ながらやる事は子供そのもので女子には悪ゲンタと呼ばれている。リーダーのシゲは老け顔で中身も一番のしっかり者。ギターのサトシは、成績優秀の頭脳派で前作の七生をちょっと思い出させる。ロックコンテストに出る事になったり、エイジが他のバンドに引き抜かれそうになったり、今回もなにかと騒動がおこる。
キャラクターが生き生きと弾けるくらい飛び回っている。一気に読ませる小説というものの力がキャラクターの魅力によるものだということがよく分かる。
全編大阪弁、笑いあり涙ありで、前作をさらに上回るパワフルなエンターティメントに仕上がっている。作者は実際に仲間とバンドを組んでいて、もちろんドラマーである。