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- カテゴリ:小学生
- 発売日:1999/10/16
- 出版社: 福音館書店
- サイズ:26cm/35p
- 利用対象:小学生
- ISBN:4-8340-1638-2
紙の本
クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)
著者 星野 道夫 (文・写真)
アラスカの大自然のまっただ中に身を置き、悠久の時のかなたから響く声に耳をすまし、闇にひそむ動物たちの鼓動にわが身の鼓動を重ね、凛とした言葉と永遠の今を捉えた映像を集めた写...
クマよ (たくさんのふしぎ傑作集)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:21,450円(195pt)
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- 税込価格:15,730円(143pt)
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商品説明
アラスカの大自然のまっただ中に身を置き、悠久の時のかなたから響く声に耳をすまし、闇にひそむ動物たちの鼓動にわが身の鼓動を重ね、凛とした言葉と永遠の今を捉えた映像を集めた写真集。98年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
ぐいぐいと草をかきわけて進むクマ。風のわたる草原で遊ぶ親子のクマ。どんどん川をのぼってくるサケをつかまえるクマ。――今この瞬間も、遥かな北の大地で、クマが生命のいとなみを続けています。アラスカを歩き、クマを見つめ、クマに見つめられてきた星野道夫氏が子どもたちに贈るメッセージ。96年に亡くなった星野氏の『アラスカたんけん記』『森へ』(共にたくさんのふしぎ傑作集)に続く最後の写真絵本です。【商品解説】
著者紹介
星野 道夫
- 略歴
- 〈星野道夫〉1952〜96年。千葉県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、アラスカ大学野生動物管理学部に留学。以後、アラスカの人々、自然、野生動物を撮りつづけた。写真集に「グリズリー」等。
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紙の本
ヒグマを知りたい人におススメです
2007/04/16 19:30
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ピッキィ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヒグマの生態を調べていてこの絵本にぶち当たりました。ヒグマとの遭遇事故により命を亡くされた著者ですが、その文章からも写真からも、ヒグマへの深い愛情が強く伝わってきます。また、ヒグマのすみかの真っ只中でテントを張り寝泊りする著者の微妙な喜びと恐ろしさがヒシヒシと伝わってきて、美しい写真と臨場感のある文章で、ドキドキしながらページをめくりました。著者とヒグマの関係から、自然についていろいろなことを考えることができる一冊だと思います。
紙の本
あの大きなクマさえも小さくみえてしまう雄大な景色
2018/09/07 08:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Buchi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いつかおまえに会いたかった」 本を開くと最初に出会うこの言葉に深く心を打たれました。
町の雑踏の中や電車の中にいる時、その同じ時に遠い遠い山を歩いている熊の姿が思い浮かび、会いたくてたまらなくなった星野さんがたどりついたのがアラスカでした。
あの大きなクマさえも小さくみえてしまう雄大な景色。この大自然の中で、堂々と生きているクマの姿。四季折々の移ろい。アラスカってすごいなぁと思う。
星野さんはもういないけれど、星野さんが残してくれたたくさんの写真と文章はいつまでも私たちに自然の尊さを語りかけてくれています。
紙の本
私の一冊
2016/09/04 09:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「いつか おまえに 会いたかった」
グリズリーの静かな表情をとらえた一枚の写真とともに、この言葉があります。
私の一冊は、アラスカの自然と動物たちを撮り続けた写真家星野道夫さんの『クマよ』です。
本を開くと最初に出会うこの言葉に深く心を打たれました。
何千語、何万語という言葉で紡ぎ出される思いの世界を、星野さんは、たった十三文字で言い切ってしまわれた。そのことの凄さもまた胸にせまってくる十三文字です。
つづくページにこうあります。
「あるとき ふしぎな体験をした 町の中で ふと おまえの存在を 感じたんだ」。
星野さんは若い頃本当にそう思われました。
私たち人間とくまは全くちがう世界にいるのではなくて、同じ時間を過ごし、同じ空間にいるのだと。
だから、星野さんはクマに会いたいと思います。
そして、たどりついたのがアラスカでした。
星野さんのどの文章でもそうですが、遠く離れていても、そしてそれが人間であれ動物であれ、相手のことを深く感じ合えるという思いは、とても大切なことだと思います。
私が星野さんの写真に初めて出会ったのは、二〇〇六年の秋、私の職場でもあった福島の百貨店での展覧会場でした。
その展覧会ではたくさんの人たちに助けて頂き、会場内で星野さんの本の「読み聞かせ」をしました。その時、読んだのがこの『クマよ』です。
この本の最後にこうあります。
「おまえの すがたは もう見えないが 雪の下に うずくまった いのちの 気配に 耳をすます」
星野さんはもういないけれど、星野さんが残してくれた、たくさんの写真と文章はいつまでも私たちに生命の尊さを教えてくれているような気がします。
紙の本
まっすぐなことば
2002/05/30 21:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hanako - この投稿者のレビュー一覧を見る
美しいアラスカの風景と、著者が愛してやまないクマの写真に、みじかいことばが書き添えられている。
著者の、クマへのラブレターと言っても過言ではないそのことばは、小さなこどものことばのように、驚く程まっすぐで、こころに沁みる。
クマへの想いは、そのままアラスカへの想いに繋がる。
アラスカに生き、アラスカを愛した著者は、クマに襲われその命を落としたという。
それを思うと切ないが、その事すらも、著者とクマとの運命的な繋がりなのかもしれない。