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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 7件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.11
  • 出版社: 幻冬舎
  • レーベル: 幻冬舎文庫
  • サイズ:16cm/301p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-87728-803-7
文庫

紙の本

氷雨心中 (幻冬舎文庫)

著者 乃南 アサ (著)

氷雨心中 (幻冬舎文庫)

税込 586 5pt

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収録作品一覧

青い手 7-52
鈍色の春 53-98
氷雨心中 99-146

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みんなのレビュー7件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (4件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

外れなしの短編集

2021/03/20 22:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

和の香り漂う6編からなる短編集。造り酒屋や線香、能面など和の職人が絡む物語で、ストーリーに奥行きを与えている。
静かで深みのある、深深と身に染みる怖さ。
全作印象深いが、「鈍色の春」が秀逸。

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紙の本

殺意

2002/03/05 21:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る

 線香、染色、酒造りなど日本の伝統的なものをキーワードに、それにまつわる人間模様、人に対する恨み、殺意を描いている。殺意はふとした瞬間にわいてくる。この6編にはそれぞれの殺意、恨みが淡々と静かな様子で描かれている。

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紙の本

美しく哀しい、殺人の職人芸

2002/02/28 21:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 線香、染色、酒造、歯科技工、能面、提灯、……様々な職人芸が綾なす短編小説集。
 私は乃南氏の作品は7・8冊しか読んだことが無いので、はっきりしたことは言えないのだが、少なくとも今まで読んできた乃南氏の作品と比べると、少々違った味わいがあった。今までのものは、わりとあっさりしていて、さらりと読めるものが多かったのだが、本書は職人の世界の説明が作品に重みを与え、ストーリー自体も、暗いものが多いように感じた。職人の世界を扱っているだけあって、耽美的な趣もある。これは新たな魅力だろう。

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2009/04/08 12:29

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2013/11/23 20:56

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2018/11/13 22:14

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2019/04/06 05:53

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