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収録作品一覧
青い手 | 7-52 | |
---|---|---|
鈍色の春 | 53-98 | |
氷雨心中 | 99-146 |
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紙の本
外れなしの短編集
2021/03/20 22:00
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
和の香り漂う6編からなる短編集。造り酒屋や線香、能面など和の職人が絡む物語で、ストーリーに奥行きを与えている。
静かで深みのある、深深と身に染みる怖さ。
全作印象深いが、「鈍色の春」が秀逸。
紙の本
殺意
2002/03/05 21:03
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投稿者:すいか - この投稿者のレビュー一覧を見る
線香、染色、酒造りなど日本の伝統的なものをキーワードに、それにまつわる人間模様、人に対する恨み、殺意を描いている。殺意はふとした瞬間にわいてくる。この6編にはそれぞれの殺意、恨みが淡々と静かな様子で描かれている。
紙の本
美しく哀しい、殺人の職人芸
2002/02/28 21:45
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
線香、染色、酒造、歯科技工、能面、提灯、……様々な職人芸が綾なす短編小説集。
私は乃南氏の作品は7・8冊しか読んだことが無いので、はっきりしたことは言えないのだが、少なくとも今まで読んできた乃南氏の作品と比べると、少々違った味わいがあった。今までのものは、わりとあっさりしていて、さらりと読めるものが多かったのだが、本書は職人の世界の説明が作品に重みを与え、ストーリー自体も、暗いものが多いように感じた。職人の世界を扱っているだけあって、耽美的な趣もある。これは新たな魅力だろう。