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火器の誕生とヨーロッパの戦争
14世紀はじめに西欧に登場した火器が、戦争の様相を一変させる決定的な兵器としての地位を確保するために克服しなければならなかった戦略・戦術、軍事組織、そして技術上の課題を克...
火器の誕生とヨーロッパの戦争
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商品説明
14世紀はじめに西欧に登場した火器が、戦争の様相を一変させる決定的な兵器としての地位を確保するために克服しなければならなかった戦略・戦術、軍事組織、そして技術上の課題を克明に解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
バート・S・ホール
- 略歴
- 〈バート・S・ホール〉カナダの歴史家、技術史家。トロント大学「科学と技術の歴史・哲学研究所」教授。
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発展史観の危険性
2002/05/20 12:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロディ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルのとおり、火器にかんする技術史です。
その火器が実際にはどのようにして
戦場で使用されていたかが詳細に書かれています。
ヨーロッパで火器が使われだしたのは、14世紀。
しかし、依然として技術上の欠陥から
戦場の「主役」には足り得ませんでした。
それが戦場で華々しく使われ出すのは16世紀にはいってから。
この時において技術上の問題はいくらか克服されていて、
それ以後戦場における火器 の役割は不動の物となります。
ところが火器の技術上の「発展」は16世紀で停滞しだし
その後18世紀までほとんど大差がないまま進展する、と
著者は述べ、発展史観の危険性を指摘している点が興味深いです。