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- カテゴリ:一般
- 発行年月:1999.11
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:20cm/437p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-14790-5
紙の本
日常生活を経済学する
スーパーマーケットの広告、映画館の売店、芝刈り、食事の用意と後片づけなど日常生活の事柄を例にとりながら、経済理論の基礎、幅広い社会テーマに関する「反常識的」解説を行う。【...
日常生活を経済学する
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商品説明
スーパーマーケットの広告、映画館の売店、芝刈り、食事の用意と後片づけなど日常生活の事柄を例にとりながら、経済理論の基礎、幅広い社会テーマに関する「反常識的」解説を行う。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
デイビッド・フリードマン
- 略歴
- 〈フリードマン〉経済学者。サンタクララ大学で法律と経済学を教える。
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身近なテーマをもとにウイットを効かせながら,経済理論の基礎を説く入門書。人間社会の観察書でもある
2000/07/17 06:22
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投稿者:石部 日出夫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マネタリズムの旗手として著名なミルトン・フリードマンを父に持つ著者は,これまでの執筆活動を通じ「人々にとって経済学とはわかりにくいもの」であることを深く思い知ったという。しかし,この本で日常生活を題材に用いたのは,分かり易さを追求しただけではなく,合理性に基づく経済学的発想がとかく不可解な人間の生活行動を理解するための強力な手段として応用可能なことを示したかったのではないか。
もちろん,経済学入門書であるからには素人を悩ませる数式を排除しながらも,「需要・供給曲線」や「限界費用」,「市場の失敗」などの専門用語が随所に登場する。ミクロ経済学の基礎はしっかり押さえ込んだという感じである。書名(原題はHIDDEN ORDER--The Economics of Everyday Life)ほどには気楽な読み物ではない。だが,その解説は「映画館内のポップコーンはなぜ高いか」といった大衆レベルの豊富な引例と反常識的ともいうべきウイットある論理に彩られ,人間社会の観察書としても面白い。
(C) ブックレビュー社 2000