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罪と罰 上(岩波文庫)

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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 107件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1999.11
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波文庫
  • サイズ:15cm/414p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-326135-6
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

罪と罰 上 (岩波文庫)

著者 ドストエフスキー (作),江川 卓 (訳)

罪と罰 上 (岩波文庫)

1,037(税込)

罪と罰 上

864 (税込)

罪と罰 上

ポイント :8pt / 紙の本より173おトク

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みんなのレビュー107件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

30年ぶりに…

2015/08/17 22:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読むはマイニチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初に読んだのは、受験勉強から「現実逃避」するために読んだ約30年前。そのときと印象が全く違ったのは訳者のせいだけではないと思う。50歳を前にして「やはり名作と言われる古典は深いなあ」と正直思う。私の中にもいるラスコーリニコフと対話していた。次は、若い頃に読み忘れた「カラマーゾフの兄弟」かな。

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紙の本

絶望と愛・新生

2002/05/29 00:34

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

いわずと知れたドストエフスキーの不朽の名作。
自己をナポレオンに比し、衆人の抹殺さえも敢えておこなわんと、金貸しの老女を殺害する青年ラスコーリニコフの苦悩と葛藤、聖なる娼婦ソーニャとの愛と救い、人間存在に関する哲学的問いかけ...一見単純に見えるプロットの中にこれらすべてが仕組まれ、読むものに深い感動をあたえずにおかれない。
悲惨な物語をつづる自然主義作家の筆致はしかしながら、あたたかで美しい。
ソーニャが家族を助けるために初めて体を売った夜の描写。その夜「一体だれのために守っているんだい?」といって彼女を通りに送り出したのは、彼女の義母であった。帰宅したソーニャは何も言わず、手に入れた金をテーブルの上に投げ出す。そのままベッドに身を投げ出した彼女は、肩掛けで顔をかくしながら壁に向かって黙っている。義母はその足元にひざまずく。そしてソーニャの足にじっと顔をつけたまま、やがて眠り込んでしまう。そばでは、飲んだくれのぐうたら親父マルメラードフが人事不省におちいったまま、ぐうぐうと寝ている。
不幸と絶望の中にある人々が、不思議と明るい光に照らされているように感じられる。家族を助けるために自らを穢したソーニャは天使であり、聖母マリアである。罪深くも懺悔をし安らかな眠りにつく父親と義母は、神の迷える子羊である。
物語のエピローグは、自分が虫けら同然であることに絶望し、生に何の意味も見出そうとしないラスコーリニコフと、身を屈して愛をあたえるソーニャとの魂と魂のぶつかり合いである。最後にラスコーリニコフがソーニャの膝を抱き、愛にめざめるところは、あまりに感動的な場面である。
この物語を読むとき、人はどんな懐疑もどんな絶望も消え、ただ愛に対する信念が生まれるのを感じるだろう。そしてラスコーリニコフと同様、新生のよろこびを味わえることだろう。



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2004/10/15 15:57

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2004/11/28 20:33

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2005/06/30 09:25

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2007/12/07 13:12

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2005/05/20 22:28

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2005/05/08 11:26

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2005/05/18 22:17

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2005/05/19 19:36

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2005/07/29 00:18

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2006/06/13 04:41

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2007/12/31 13:01

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2005/10/05 02:12

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2007/05/17 15:11

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