おカネがお金を産む時代 目からウロコ 今こそ株と為替で儲けるチャンスだ

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投稿者：21世紀のビジネス評論は、俺に任せろ！　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　デヴュー当時は、船井幸雄会長と竹村健一先生の推薦、という以外は、過去やプロフィールに、怪しさを覚えた人も多かった、著者を一躍大スターに押し上げた、名著である。
　「資本の意志」という、新しい概念を基に、バブル経済崩壊後の世界経済事象を、読みきり、説明し得た実績は、誰しもが認めるであろう。
　残念ながら、2000年に入り、株式・為替変動予想を始めとて経済予測が外れ続けており、最近では、言い訳に終始し、「日本国憲法改憲論者」に、変身されているようだ。
　「資本の意志」の考え方を、明確に示した本著は、経済関係者には、必読書であり、その後、予測が外れ始めた理由は、本書の後半に書いてある、自己矛盾にあることも、それなりの読者が読めば、わかると思う。
　しかしながら、1999年における、この本の出版された意味・価値は、十分に評価されて、しかるべきである。再度、検証を含めて、読まれることを、お奨めしたい。