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紙の本 |
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- 税込価格:26,983円(245pt)
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商品説明
びっくり仰天しかけ絵本、色と形が特徴的な絵本、読んでも見ても楽しめる絵本、視覚に訴える絵本、素材と技法が特徴的な絵本など、絵本の美術的表現性の魅力を紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
中川 素子
- 略歴
- 〈中川素子〉1942年東京都生まれ。東京芸術大学美術学部大学院修了。文教大学教育学部教授。著書に「絵本はアート」「本の美術誌」がある。
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紙の本
絵本って?
2001/03/15 00:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Mihi - この投稿者のレビュー一覧を見る
「絵本はチルドレン・ブックであって、ピクチャー・ブックではない」という声に対し、「こんなに楽しい絵本を、どうして子どもだけに限らなくてはならないのだろう。アーティスティックな絵本をどうして子どもに見せないのだろう」という編者が、絵本を美術的、視覚的な視点から紹介している。この姿勢を通して、私は昨今の「絵本ブーム」に自分が何となく抱いていた違和感が何だったのか分かった気がした。「絵本」における「絵」の存在。これが、随分軽く見られているのではないだろうか。最近注目されているのはもっぱら「何が書かれているか」「何がテーマか」であるように思う。何かおかしい。「絵」はどこへいってしまったのだろうか。編者曰く「よく使われるのは「絵本を見る」ではなく「絵本を読む」ということば。これが状況を映し出している」。確かにそうだ。今さかんにいわれている「読み聞かせ」も、何か違うのかもしれない。もしくは、「読み聞かせ」ということばが、その行為を正しく表していないのだろうか。