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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2000/06/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/365p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-264886-5
文庫

紙の本

ガラスの麒麟 (講談社文庫)

著者 加納 朋子 (著)

【日本推理作家協会賞(第48回)】【「TRC MARC」の商品解説】「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、...

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ガラスの麒麟 (講談社文庫)

税込 649 5pt

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商品説明

【日本推理作家協会賞(第48回)】【「TRC MARC」の商品解説】

「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される6つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。(講談社文庫)


「あたし殺されたの。もっと生きていたかったのに」。通り魔に襲われた17歳の女子高生安藤麻衣子。美しく、聡明で、幸せそうに見えた彼女の内面に隠されていた心の闇から紡ぎ出される6つの物語。少女たちの危ういまでに繊細な心のふるえを温かな視線で描く、感動の連作ミステリ。日本推理作家協会賞受賞作。【商品解説】

目次

  • ガラスの麒麟
  • 三月の兎
  • ダックスフントの憂鬱
  • 鏡の国のペンギン
  • 暗闇の鴉
  • お終いのネメゲトサウルス

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みんなのレビュー108件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

電車の中では読めない

2002/07/24 11:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Lady - この投稿者のレビュー一覧を見る

女子高校生が殺された事件を核に、いろいろな人たちの視点から書かれる短編で、リレーされていく、連作短編集です。
加納 朋子さんの作品は、メルヘンのような味わいがあるので、これもそんな感じだろうと読み始めて、内容のハードさに驚きました。
現代人たちが共通してかかえている不安、「自分はなんのために生きているのだろう」という疑問を、女子高生の眼を通して描いています。
彼女が存在したことによって、さまざまな影響が波及したことを考えれば、彼女が存在したことには意味がある、と納得することができます。
特に、彼女によって救われた人もいるのですから。
家で読んで正解でした。涙と鼻水をたらしっぱなしでした。

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紙の本

若干カタルシスが減じてしまう

2021/12/18 10:22

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うーよー - この投稿者のレビュー一覧を見る

「桐島部活やめたってよ」を思い出した。 物語に登場しない安藤麻衣子の思惑をめぐり謎が生まれ、謎に関わった人たちの救済を伴う形で、解決がなされていく。 物語の終焉近くで、救済の種を撒き続けた安藤麻衣子の心情について、推察されるシーンがあるが、登場人物達にも本当のところは、分からない。読者にも分からない。それで良いのかもしれないが、若干カタルシスが減じてしまうのは否めない。

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紙の本

月並みですが、感動のラスト。

2004/07/04 17:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:luke - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ファンというか虜になってしまった加納朋子「ガラスの麒麟」です。本当にボクの中では宮部みゆきを凌ぐのではと思われる程に素晴らしい作家です。いつも言うようにミステリーとか冠を付ける以前の小説として文句なく完成されていますから、どんなテーマを持ってこようと揺れ動かない安定感がありますね。よくある妙な詩的、文学的表現で興ざめさせられることなく平坦でありながら選び抜かれた言葉で綴られる文章力には快感を感じます。

 女子高生が通り魔と思われる犯人に殺害されるというショッキングな事件から幕が開きます。被害者の友人の女子高生、その父親の友人の息子、担任教師、卒業生と視点を変えながら次々と起きる謎や事件を連作で語られ最後の作品で一連の事件が一つのまとまるという短編の連作であるものの終わればちゃんと長編に仕上がっている優れものです。女子高生が通う学校の養護教諭が探偵役をしていますが、実は被害者であり加害者であり、探偵だったという感動のラストを迎えるのです。一作一作がお座なりにならずきちんと作られています。またその様な丁寧な執筆が伝わって来るような作品に中身の面白さと相まって感動するのです。

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紙の本

素晴らしい連作ミステリ

2002/07/30 20:24

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和音 - この投稿者のレビュー一覧を見る

通り魔に襲われて亡くなってしまった女子高生の安藤麻衣子。犯行の前日に同じ手口で 襲われかけた友人の野間直子。麻衣子が死んだ事を聞いて、パニックになる直子。直子も麻衣子もよく学校の保健室に行き、保健室の先生、神野先生には、心を開き色々と話をしていたのです。その神野先生は、頭の回転が速く様々な謎を解き明かしてくれます。

「ガラスの麒麟」というのは、麻衣子が書いた絵本。この絵本は、聡明で、幸せそうに 見える麻衣子の本当は、寂しく、そして孤独な心の内を描いた作品なのです。この神野先生はもろくて、不安定でガラスのような生徒達の心をとても理解していたのだと思います。この本は6つの連作ミステリです。1つ1つのエピソードの内容は様々でばらばらのようですが、安藤麻衣子という少女を中心にして物語りは進んで行きます。それにしても、本当に、加納さんの連作ミステリはすごいですね。1つ1つのエピソードが全く関係ないように見えても、どこかにキーとなる人物がいたりして。そして、最後のエピソードで全編に散りばめられていた謎が解き明かされて微笑ましい読後感でした。

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紙の本

たった17歳で殺人事件の被害者となった美少女麻衣子。その事件が、周囲の人間にもたらした様々な波紋。

2002/05/26 14:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ガラスのキリン」
麻衣子の親しいクラスメイトだった野間直子。
親しい友人が殺されたためという以上に、奇矯な振る舞いを見せる
ようになった直子の様子に胸を痛める父。
麻衣子の葬儀の席で、彼に声をかけてきた養護教諭の神野。
この神野先生の静かで、聡明な姿。
穏やかに直子の変貌の謎を明らかにしてくれたのは彼女でした。
麻衣子の描いたガラスの世界の持つ透明感が、なんだか、
やけに寂しくて、悲しい。

「三月の兎」
生徒との関係に悩む若い女教師小幡。
でも、悩むのは、それだけ、いろんなことを真剣に考えているから。
生徒との年齢は、他の教師たちよりも近いはずなのに、彼らが
考えていることが、まるで見えない。
「宇宙人」
そうやって、親しい友人にぼやいてしまうほど。
そんな時、校長に告げられた1つの事件。
信じたい、その思いと裏腹に、信じ切れない自分がいる。
でも、その先には、ちゃんと明るい光が待っているのです。

「ダックスフントの憂鬱」
主役は、野間家と家族ぐるみでの付き合いのある大宮家の長男高志。
この高志と、両親の関係が、なんとも微笑ましい。
冒頭の電話の件だけでも、いかに彼らが素敵な家族かよく分かります。
そんな高志の幼馴染美弥からかかった1本の電話。
あまりにも卑劣な事件。
必死の犯人探し。
その真相は、あまりにも…。
でも、高志と美弥の間柄の、なんだか可愛らしさが、救い。

「鏡の国のペンギン」
神野が看破する落書きと、それにまつわる噂の真相。
人の心って、なんて弱い。
そして、彼らを付け狙う不気味な視線…。
事件は、繰り返されてはならないのに。

「暗闇の鴉」
これまでの話で、さらっと触れられてきただけの、過去の放火事件。
神野先生は、ある女生徒にせがまれて、その経緯を口にします。
おそらくは、誰にも言わないつもりでいたはずの真相を。
その少女の気迫に、屈したかのように。
そのことが、1人の女性の現在に大きな波紋を巻き起こします。
その行為は、彼女の性格に似つかわしくないようで、
けれども、その一方で、そういうところも持っているようにも思えて、
ちょっと、混乱してしまいました。
なんにしても、人の過去の傷をえぐるようなことは許しがたい…。

「お終いのネメゲトサウルス」
麻衣子の遺したもう1つの作品。
それは、1つの小説の形はしているけれど、きっと、それ以上のもの。
彼女の心の中にあった世界。
これまで、垣間見えていた神野先生の心の中にも潜む闇の世界。
悲しみなら、まだ、いい。
絶望に心を覆い尽くされるよりは。

けれども、周囲の人間が悲しみ続けることは、麻衣子の願いでは
なかったはず。
その願いが通じたと言っていいかもしれません。
登場人物たちは、前に進む力を得て生きます。
できるなら、麻衣子にも、生きる喜びを、見出してほしかった。
あんな形ではなく。

でも、違う世界で、麻衣子が穏やかに生きていることを信じたい。

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紙の本

ミステリ小説に終わらない

2001/08/08 12:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この作品に収録されている6つの短編、すべての話にはつながりがあります。ばらばらに起こっているような事件も、細くかなしくつながっています。

 加納朋子さんというと「ななつのこ」が有名ですが、日常に起こる不思議な出来事を解いていくというそのスタイルを思って、この作品を読むと、初っ端に殺人事件が起こるのに驚きます。普通推理小説というと人が死ぬのはあたりまえのように思いますが、加納さんの作品では死なないのがあたりまえのような気がしていたのかもしれません。

 この作品は、死んだ女子高生、その友達、友達の父親、高校の保健室の先生など、その短編ごとにさまざまな人物を中心として不思議な出来事(謎)が現れては解決されていきます。そして、最後の一編で、しずかに一本の物語としてつながります。この最後の一編を読むときに、加納さんの作品の素敵さが、しみじみと感じられるのでしょう。

 また、謎解きも面白いのですが、それだけに終わらず、人間の姿が深みをもって、魅力的に描かれています。作品全体に、かなしさや、さびしさが静かに漂ってはいるのですが、ひとすじの希望の光がちゃんと存在しています。それが、加納さんの作品のやさしい魅力であり、ただの推理小説で終わらせない何かであると思います。頭だけでなく、心にも響く推理作品です。

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紙の本

揺れる10代の心を描いたミステリー

2000/08/21 13:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る

17歳の女子高生 安藤麻衣子を通り魔が刺殺。
誰もが羨ましがる美貌に、優秀で幸福そうに見えた彼女、
でも、本当の心の内は、彼女にしか分かりません。

麻衣子が殺されてから、次々に起こった6つの奇妙な出来事を
養護教諭の神野先生が、ズバリと解明していきます。

大人にはもう一歩、でも、子どもではない。
「あの子たちは、まるで宇宙人。何を考えているか分からない。」
と拒否するのではなく、子どもから大人へ揺れ動く繊細な心
まるで「ガラスの麒麟」の様に、
触れたら壊れそうな心を優しく汲み取る神野先生。
今、学校で必要とされているカウンセラーの先生でしょう。

人生には岐路がいくつもあります。
大きな岐路でなくても、すぐそこにも
右にするか、左にするか、休日 山に行くか、川に行くか…
何気ない選択、それが、取り返しのつかない事態に陥ることもあります。
それを運命と思って諦めるか、ずっと心を苦しめながら生きるか
また、それも選択肢でしょう。

この本は2度読みました。
1度読んだだけでは、犯人が分かりませんでした。
今、青少年の凶悪犯罪をよくニュースで流れます。
また、加害者も10代と… 悲しくなります。
10代の心は闇…と片付けるのではなく、皆、10代の頃があった
あの頃の心を思い出して欲しいです。

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2004/11/23 19:38

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2005/02/09 20:42

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2005/04/26 02:24

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2005/05/29 21:18

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2006/04/17 14:53

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2006/04/28 23:36

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2006/06/25 03:10

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2006/07/20 21:30

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