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紙の本
鬼平犯科帳 新装版 8 (文春文庫)
著者 池波 正太郎 (著)
悪い事をしながら善い事をし、善い事をしながら悪事を働く。心を許し合う友を欺して、その心を傷つけまいとする。全く人間とは奇妙な生きものよ……とは鬼の平蔵の心の底からの述懐で...
鬼平犯科帳 新装版 8 (文春文庫)
鬼平犯科帳(八)
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商品説明
悪い事をしながら善い事をし、善い事をしながら悪事を働く。心を許し合う友を欺して、その心を傷つけまいとする。全く人間とは奇妙な生きものよ……とは鬼の平蔵の心の底からの述懐である。盗賊でも市井の者でもみな普遍の業を心にしまいこみ、矛盾を抱えながら生きてゆく。その虚実を突きながら、情を持って応える人生の達人・鬼平の魅力いやますシリーズ第八巻。「用心棒」「あきれた奴」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」「あきらめきれずに」の六篇を収録。【商品解説】
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活劇と泣きで、また1冊読んでしまいました
2006/05/17 23:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
お馴染み鬼平の第8巻です。6つの中短編が収められています。それぞれ独立した話としても読むことができますが、なんとなく繋がっていて、時間の流れを感じることもできるのが鬼平の魅力の1つかもしれません。
この第8巻では、脇を固める人たちの活躍が目立ちます。特に親友である岸井左馬之介が登場する話が2つ収められており、「あきらめきれずに」では結婚もします。
しかし、やはり一番は鬼平の活躍が目覚しい「流星」でしょう。東と西の盗人が鬼平を苦しめますが、最後には大捕り物となり、しかも最後の最後で泣かせてくれます。
これがあるから、鬼平はやめられないのですね。