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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: 日本経済新聞社
  • サイズ:20cm/426p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-532-14829-4

紙の本

自由と経済開発

著者 アマルティア・セン (著),石塚 雅彦 (訳)

成長最優先の開発に異議を唱え、貧困からの自由や政治的自由を重視する画期的な開発理論の集大成。個人的自由が社会的な目標となるようなアプローチを考察する。ノーベル賞受賞の経済...

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自由と経済開発

税込 2,420 22pt

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商品説明

成長最優先の開発に異議を唱え、貧困からの自由や政治的自由を重視する画期的な開発理論の集大成。個人的自由が社会的な目標となるようなアプローチを考察する。ノーベル賞受賞の経済学者が鳴らす、倫理なき経済学への警鐘。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

アマルティア・セン

略歴
〈セン〉1933年インド生まれ。ハーバード大学教授などを経て、現在、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ学寮長。98年ノーベル経済学賞受賞。著書に「貧困と飢饉」など。

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評価内訳

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紙の本

経済開発を市民的自由獲得のプロセスとして描き出し,経済学の倫理性を掘り起こしてくれる本

2000/11/08 12:15

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投稿者:竹内 佐和子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 日本の戦後50年間の経済発展は,企業という受け皿を活用して,労働人口を吸収し所得獲得のチャンスを拡大していった。経済の拡大と公共事業の拡大は人々の豊かさと機会の平等に無限に貢献すると思われた。
 しかし,90年代以降経済指標がマイナスを記録する中で,われわれが享受する物質的豊かさは,みずからの運命を切り開いていく能力に結びついていないのでないかという疑念を抱くようになっている。
 アマルティア・センはこの著『自由と経済開発』の中で,先進国,発展途上国を問わず,経済開発の目的を工業化,GDPといった一国全体の経済指標で語ることに疑念を投げかけ,本当の目的は人々が享受する真の自由を拡大するプロセスだという視点を強調する。真の自由とは,人間がみずからの価値観と目的を基準に環境を変化させていく能動的力のことであり,それを潜在能力と定義する。
 潜在能力の拡大に必要な条件とは,途上国においては飢餓,栄養失調による若死の減少,計算能力,政治体制への異議申し立ての自由などである。自由な経済取引の拡大,市場の拡大はこの観点からプラスと評価する。先進国では,所得の不平等を過大視する傾向があり,補助金,失業手当の拡大が,かえって個人の責任と自由度を低下させてしまうという懸念を表明する。
 ここまでは経済自由主義賛成論のように見えるが,実は経済学が拠って立つ功利主義的発想には批判的である。効用学派は効用の総和を考えるが,幸福の分配度を考えていないからである。その代替案として,市場の活用と社会的機会の増大を組み合わせるという総合的アプローチを提唱する。
 セン教授の論理構成は,アジアに見られる強力なり−ダー達による統制型経済や大きな政府への体制批判と受け取られる部分がある。しかし本質的な論点はそこにない。むしろ,社会体制への批判的能力をなくし,貧しい人達が貧しさゆえに,変化をもたらす勇気さえ失っていくプロセスに人間として耐えがたいという感性に裏打ちされている。
 経済的自由や市民的自由という用語は,これまで日本やアジアでは西欧的価値観の所産だという見方が強かった。この見解に対しては強い警戒感を表明している。こういった見方をする人々が,結局は既成勢力を強め,人間の潜在能力拡大のチャンスを喪失させる危険性が大と考えるからである。アジア,西欧を問わず,地域社会への参加,生活の場を自ら再編し,創造する意欲は,人間として普遍的な価値基準だという意思表明は,市民意識の高まりをこれまでの東洋,西洋といった価値分類から開放してくれる。
 それにしても物的豊かさの中で,民主主義的な政治的参加のしくみを作れず,もがき苦しんでいる日本の国会をみるにつけ,経済開発の次のステップに勇気をもって挑戦しなければならないという意欲を沸き立たせてくれる本である。
(C) ブッククレビュー社 2000

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