サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

  1. hontoトップ
  2. 本の通販
  3. 文庫の通販
  4. 学術文庫の通販
  5. 岩波書店の通販
  6. 岩波現代文庫の通販
  7. ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読の通販

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4 21件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.6
  • 出版社: 岩波書店
  • レーベル: 岩波現代文庫
  • サイズ:15cm/208p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-00-600019-7
文庫

紙の本

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫 学術)

著者 多木 浩二 (著)

ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読 (岩波現代文庫 学術)

税込 1,210 11pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー21件

みんなの評価4.0

評価内訳

紙の本

ベンヤミンの予言どおりの〈現在〉

2001/02/12 22:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:谷池真太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ベンヤミンは、複製技術によって芸術作品は伝統・祭祀からの脱却し、その時代の受容によって、芸術は芸術であるがために芸術であるという、自律性を身につけた、という。すなわち「アウラ」の喪失である。現代のわれわれには分かりにくい点もある謂である。なぜなら、われわれは当たり前のように複製芸術作品を受容し、消費しているのだから。じつはこの謂は奇妙にも中島梓と重なるのである。
 評論家中島梓はその処女評論集『文学の輪郭』で、埴谷雄高・村上龍らを例に挙げ、文学はなにものによることもない文学の自律性を身にまとった、といった。これはベンヤミン、アドルノの言った複製技術という外部的な変容の課程であった技術・芸術の自律性を、日本文学のなかで村上龍やつかこうへいや埴谷雄高の作品の中にみたものである。
 この事象だけをみても、ベンヤミンの視座は遠く未来の変化を的確に予言していたといえよう。もう一つ例を挙げたい。
 著者多木浩二はレニ・リーフェンシュタールの『意志の勝利』のワンシーンを例に挙げ、機械装置による俯瞰は人間の眼のそれを上回ることを述べ、「ベンヤミンはそこからファシズムにおいて政治が芸術であるという、政治の耽美主義にいたり、その耽美の行き着くところに戦争をみていた」と結論づける。
 この「俯瞰」は現代人の新感覚である超越錯覚と呼ばれる、ある時ふっと自分が自分を見下ろしている情景—幽体離脱といえばわかりやすいかもしれない—が感じられる「錯覚」と、その視点は同じである。
 われわれは機械装置によって生み出された映像に、よりリアルを感じてしまうであろうこともベンヤミンは予想していたのである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

最近刊行された文庫のなかではとりわけ期待とともに一気に読んだ本

2000/11/08 18:10

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:今福龍太 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 最近刊行された文庫のなかではとりわけ期待とともに一気に読んだ本。文庫の書き下ろしとは、復刊の多いこのジャンルにあって、なにより魅力的なスタイルだ。そして期待は十二分に満たされた。一気呵成に書かれた気配を漂わす、きわめてテンションの高い考察。最後の2章、とりわけ、時間をかけた、認識論的にも感覚的にも多元化された経験にもとづく知覚作用をベンヤミンの「触覚的」という用語のなかに読み込み、ミメーシスと触覚、そして「くつろぎ」について展開される著者の独創的な読みは刺激的。ベンヤミンのテクストをポジティヴな発見法として読みたいという、序章の「精読」「注釈」についての著者の態度表明も示唆的。70年前の「歴史の現在」を、いまの私たちを条件づける「歴史の現在」へと接続する想像力のTaktik (触覚)のなかからベンヤミンの言う「根源」が姿をあらわすさまが、これほど明晰に思考のプロセスとして経験されたことはなかった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/06/27 23:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/04/18 22:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/06/13 14:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/05/12 21:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/05/31 16:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/10/12 17:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/06 03:07

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/25 21:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/01 00:51

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/07/12 19:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/01/14 18:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/03/09 13:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/04/03 00:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。