あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日本史上最強の女帝「持統天皇」の物語
2001/09/02 23:30
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スピッツ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本で最初の女帝といえば推古天皇ですが、最大最強の権力を握ったのは何といってもこの持統天皇でしょう。幼い頃から血なまぐさい権力争いの真っ只中で育ち、父(天智)に祖父を滅ぼされ母は狂い、弟は口がきけないまま幼くして死亡。姉妹揃って叔父(天武)に嫁ぐも姉は病で死亡、父が亡くなると異母弟(大友)と夫との間で天下を分ける争いが…これほど波瀾万丈の人生を生きた女性は戦国時代にもそうそういないと思います。その後も息子(草壁)に先立たれ、甥(大津)を亡き者にし、彼女は全身傷だらけで孤高の人生を歩みます。彼女の生きざまが胸に迫る本です。