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恋物語 8 (プチコミフラワーコミックス)
恋物語 8
紙の本 |
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- 税込価格:5,925円(53pt)
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紙の本
愛情も、『過ぎたるは及ばざるが如し』
2002/02/24 18:04
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投稿者:みぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『死が二人を別つまで』のヒロイン・氏家ひなこは財産家の祖父に育てられたお嬢様。祖父の死後、高校卒業と同時に堤英心と結婚した。しかし英心の愛情は過剰な束縛で親切は干渉に、愛情は独占欲に、精神的にも肉体的にもひなこは虐待されていた。何度目かの家出の時、偶然出会った“なんでも請負人”の風間と出会う。風間は、英心とは全く違うタイプの男だった。旧来の知り合いでもある弁護士の恩田の元へ離婚を成立させる為風間に同行してもらうひなこ。果たして無事に離婚出来るのか?
現代問題になりつつあるDV(ドメスティックバイオレンス)の要素を取り込んだ作品。他『月下香小夜曲』を収録。
この作品は『円舞曲は白いドレスで』『白木蓮円舞曲』『紫丁香夜想曲』の番外編。読者の圧倒的要望に作者が応えてくれた鬼堂院将臣の亡くなる頃のエピソード。ここでも、障害にめげず前向きに頑張るヒロイン・湖都の姿がいじらしい。