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Black Jack The best 14stories by Osamu Tezuka 11 (秋田文庫)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:12,155円(110pt)
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紙の本
命を救うが故の悲しさを胸に秘めつつ、ブラック・ジャックはどこへ行くのか
2001/06/02 13:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タッピング - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラック・ジャックがメスを振るう相手は千差万別だ。本書でも彼は車椅子の少年、車に轢かれた死体、一家心中の親子、さらには犬やシャコガイにまでメスを入れている。
もちろん権力者も彼に手術を依頼する。本書収録の「こっぱみじん」では、彼はある国の大統領を助けることを請け負っている。なんとその報酬は150億円。この話には予想外の結末が待っている。
本書で特筆すべきは、「人生という名のSL」だ。この話は「ブラック・ジャック」の事実上の最終回となっている。雑誌への連載はこの話を最後にいったん終了したが、読者の要望にこたえて「ブラック・ジャック」はその後も不定期に掲載されたのだ。手塚さんにはもっとたくさんの素晴らしい作品をかいていただきたかったが…。
私は漫画を読んでもあまり感情移入しないほうだと思うが、「ブラック・ジャック」を読むたびに、彼は実在していると思ってしまう。それはブラック・ジャックが非常に深みをもって描かれているからだろう。悲しさ、つらさは胸にしまい込み、ただ命を救うためにひたすらに生きていく彼の姿を見て、「ブラック・ジャックが本当にいてくれたら…」とつい思ってしまうのだ。
紙の本
仲間たち
2022/04/04 05:11
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
孤独な生き方の中にも理解者はいる。法外なことをしていたとしてもそこには道理がある。孤高生き方を選んでは確かにつらいことだらけだがそこには光明もあったりする。
紙の本
受け継がれていく志
2001/07/01 01:43
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投稿者:KA - この投稿者のレビュー一覧を見る
不良生徒に何度暴力を振るわれても決して彼を見捨てず更正させようと努める教師。実はその教師も学生時代不良で……、と話は繋がっていく。
何度読み返しても心にじーんと響く。
紙の本
廃棄
2023/11/03 22:54
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投稿者:ないものねだり - この投稿者のレビュー一覧を見る
手術が終わると先生はメスをゴミ箱に捨てた。本当に一回で捨ててしまうんだ。衛生面を重視すると、こういう事になるらしい。