有閑倶楽部 １７ （りぼんマスコットコミックス）

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投稿者：弥生丸　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

悠里たちの顔、第一巻が一番大人びている。野梨子の表情は、後の巻の方が生き生きして可愛い。

魅録の母千秋さんの顔が可憐に似すぎていて、見分けがつきにくかった。でも、時宗さんとのエピソードが面白くていい。命を張った時宗さんから、ぼろぼろのバースデーケーキを手渡された後の千秋さん、最高にカッコいい。色っぽい。

お雛様の話は、キリシタン悲劇にまつわるもの。ミイラ発見と連続殺人のくだりは、まるで横溝正史の世界…。財産を狙って無実の人間を火焙りに追い込む悪代官、実在したんだろうな。長い長い恨みを果たしたミイラの方に、気持ちが寄り添う。

一条ゆかりさん、絵が美しく、ストーリーが抜群に面白い。『有閑倶楽部』、末永く描いてほしい。

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投稿者：すいか　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

２話収録。
１話目の話。
魅録の父、時宗は妻、千秋と結婚する時、千秋の誕生日には抱えきれないほどの花束をプレゼントする事を条件に結婚したらしい。誕生日に花束を渡せなかったら離婚といわれているが、千秋はよく海外にいってしまうので、時宗は苦労していた。
今回も案の定、千秋はタヒチへ…
タヒチにむかう時宗だが、空港でパスポートを盗まれるわ、やっと見つかったと思ったら、下痢をして飛行機にのりおくれるわ…
有閑倶楽部達と万作も時宗と一緒にタヒチに向かうが、タヒチについたらついたで、ハイジャックにあったり、飛行機が落ちたり…
一向は無事、誕生日当日までに千秋のもとにたどりつけるのか…？

２話目の話。
有閑倶楽部と万作は土地の下見に東北へ行く。
地主の桜川家は財産争いでもめていた。そして雪道を歩いていた悠理は穴に落ちてしまうが、そこには母子のミイラが…
そしてそのミイラのそばには雛人形があった。
それからというもの桜川家で次々と殺人事件が起こる。
雛人形にこめられた、はるか昔の怨みが桜川家を襲っていた。
雛人形の怒りはしずめられるのだろうか…

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投稿者：クラッシュ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　「君に愛の花束を」と「雛人形は眠れない」の２本。「君に〜」の方は、魅録のパパで警視総監の「松竹梅時宗」氏を主演としたトラブルコメディ。主演が有閑倶楽部のメンバー以外となっているが、メンバーの強い絆を表している部分もある。「雛人形〜」の方は、特に主演をたてない本格オカルト。オカルトなので、霊感が人一倍強い「悠理」は目立つ。次から次へとまきおこるトラブルは、有閑倶楽部の宿命とでもいうべきかの一作。

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投稿者：タッピング　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　最近の有閑倶楽部は昔と絵が変わってしまった気がします。ちょっと寂しい…。

　「君に愛の花束を」の巻−時宗の妻、千秋を巡る大騒動。
　時宗は千秋と結婚するとき、毎年彼女の誕生日には花束を贈る約束をした。もし渡せなかったら、即離婚なのだ。
　そして今年も千秋の誕生日が近づいてきた。タヒチに百合子と共にいる千秋に会うため、時宗と有閑倶楽部は空港に向かうのだが…。果たして時宗は無事に千秋に花束を渡せるのだろうか？

　「雛人形は眠れない」の巻−有閑倶楽部お得意の、ホラータッチの物語。
　剣菱万作が接待旅行に出かけることになり、有閑倶楽部も一緒に東北へと旅立つ。そして彼らは地主の桜川の家に滞在するのだが、そこでは熾烈な財産争いが繰り広げられていた。
　ある日、雪道を歩いていた悠理は穴に落ちる。その中で悠理は親子のミイラを見つけてしまった。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり。
「君に愛の花束を」は時宗・千秋のエピ。
千秋にべたぼれの時宗さん。振り回されっぱなしでちょっと気の毒。
「雛人形は眠れない」はホラーもの。

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投稿者：ないものねだり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

トランプ大統領の登場以降、公の場で優位性を、はばかることなく、むしろ強調する事が常識になった気がする。