ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事 (Mag comics)
ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
大冒険はデパートで
2001/03/31 06:30
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:平川哲生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学館から発売されて長らく絶版になったままだったが、マガジンハウスから復刊。
あふれる才能と実力、そして感性にうったえる詩情をあわせ持つ天才漫画家が、王道のハリウッド的活劇を描き、とうぜんのようにできあがった快作である。
物語は、お屋敷をくびになってデパートに就職した少女ラッキー・ランタンタンが、スパイの陰謀にまきこまれ、スリルとサスペンスの大活劇ののちに大団円というもの。
デパートがまだ憧れの場所であった昭和のはじめを思わせるノスタルジックな絵と、映画的カメラワークを駆使した演出は、漫画表現のひとつの到達点といって過言でないだろう。
紙の本
天才的明朗活劇
2001/09/26 12:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:花梨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前のマンガが復刻されたかのような錯覚を起こすレトロな画風に、凝りに凝った映画的なアングルが素晴らしい。天才、高野文子による初の長編作品。読み終わって幸せな気分になれること請け合いです。
紙の本
デパート・夢の城
2002/02/18 14:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コウヘイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高野文子は「超」がつくほどの寡作作家である。20年で単行本が4ないし5冊しか出ていない。ファンはもう生殺し状態である。逆に言えば、ほぼ4〜5年に1冊しか出ないにも拘らず、ちゃんとbk1で取寄せができる程の人気を得ている、その事実に驚いて貰いたい。並の作家じゃ出来ないよ。
高野さんは、ジャンプに代表されるような大量消費型の作品を発表する類の作家ではない。もっと地味で、恐らくある程度以上は有名になり得ないような、そんな作家性に富んだ作品を世に送り出すタイプの作家である。だから「彼女を知っている」=「マンガ通」という方程式さえ一時期なりたっていたようだ(いしかわじゅん談)。
「ラッキー嬢ちゃん…」はそんな高野さんの数少ない連載作品だ。舞台はデパート、かつての夢の城である。惹句の「デパートは素敵、オムライスからジェットコースターまで何でもあるの」は、正に「デパート=遊園地」信仰をよく表している。ほら、あなたも子供の頃、デパートの玩具屋の前でずっと玩具を眺めているだけで満足していた時期、ありませんでした? あれですよ。
夜寝る前に「ラッキー嬢ちゃん…」で、そんな「夢の城」を探検してみませんか?
紙の本
退屈
2017/09/20 16:04
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり。
私はあんまり面白くなかったです。
「ローマの休日」的なストーリーでしたが、テンポが悪いというのか、台詞が凝りすぎてるというのか、饒舌すぎるというのか・・・
なんかごちゃごちゃしてて好きになれず。
紙の本
デパート内での大冒険
2016/02/22 18:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
誰でもデパートの中に住みたいっていう夢は一度は誰もがみる。高野文子さんの本は、ずっと大切に持っておきたい本のひとつです。