紙の本
あふれる感性
2017/04/15 04:05
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期の絵の中に、繊細な感覚を感じた。のちの大作「冒険島エレキテ」や「forget me not」などへのつながりを感じた。
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幼いころ、学校の図書館で「少年少女世界SF全集」(残念ながら絶版)を読んだような方々にはうってつけ。健全なるSF世界。
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私の雑食性は父親から受け継いでいるといっても過言で無いです。
親父チョイスの一品。
チャイナさんのお話が可愛くて好き!
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絵とんでもなく丁寧で(そのかわり数年で一話しか描かないらしい)一話は必ず30Pで終わる短編集。しかも連作。400Pもあるので読み応えばっちりだし、SFなのに怖くない綺麗な世界に酔いしれろ!
心のベストセラートップ3に絶対入る素晴らしい漫画。
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この一冊なくして、僕のマンガ遍歴を語ることは出来ない。
愛すべきキャラクターたち、魅力溢れる小道具、おかしみのある科学理論、のんびりと流れる物語。
人間の体温が感じられる奇妙なSF世界を。
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有名な『チャイナさんの憂鬱』を含む短編集。
愛すべき科学者たちも去ることながら、女性の心理描写はすごいと思う。つか、どこで見てたの?何で知ってんの!?っていうくらい(笑)
人間というものを好きだからこそ。こういうものが描けるのかなと思う。そういうのって口でどう言おうとどう生きようと、伝わってくるものなんだな。
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古き良きSF漫画。
SFに更にのめりこませた漫画の一つである。未だに愛読書として本棚に飾っている。バイブル。
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空想科学漫画…って感じです。 少年の心を持った大人達の、ファンタジックな挑戦が、ノスタルジックに描かれているのですが、セリフやキャラクターが秀逸で、個人的には傑作だと思っています( ´ ▽ ` )ノ
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げにおそろしきはこれが10年分の作品のほとんどってことですよ。
その分内容はものすごく濃いんだけどね。SF男子の浪漫がこれでもかといわんばかりに詰め込まれたような、そんな一冊。
下調べたくさんしたよ!と文字間から作者の声高な主張が見え隠れするような最近のSFにはない、いい意味で夢見がちな、まだ科学が人々の指先の上にあった時代だからこその発想が、その次の世代に生まれてしまった私には逆に目新しく映った。
女性たちもこれまた男子の夢を凝縮したようなキャラクターでね、だけど鶴田さんが書くとそこらへんのアニメキャラのように嫌味に映らないから不思議不思議。
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◆ 夢見る サイエンス ◆
タカラモノ的な本のひとつです。
古き良きSFのテイストを味わえるコミックス。
全体に、ちょっとギャグテイストで、かつ夢が広がってゆくストーリーが集まっています。
SF入門としても入りやすいかもしれません。興味のない人でも楽しめます(たぶん)。
この本をほめなかった人を知らない。
長らく品切れになっていて、幻の名著とされていたようですが、復刊されました。
そのとき、さまざまなメディアで取り上げられ、絶賛されていました。
ほとんどの新聞でも書評欄で取り上げていましたから、もしかしたら記憶されている方もおられるかも?
まあ、ぼくもそれらを読んで欲しくなって買ったのですけど。
絵は達者です。
だからとても世界に入りやすい。
絵の雰囲気はSFコミックの超巨匠、星野之宣さんや「シティ・ハンター」の北条司さんと似てるような気がします。なんらかの関係があるのかないのかは知りませんが。
この本はまだ出ていると思います。
けっこう分厚い本ですが、コミックスだからそう高くもないし、SF好きでない人でも読めば損した気持ちにはならないだろうと思います。
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懐かしいなあ。昭和末期から平成初期にかけての雰囲気、という感じ。この空気感、伝わるかなあ。バブル的、といってもいいのかもしれないけれど、それともまた少し違う。端的に言えばどうしようもなくダサいのに、そのダサさが魅力に思えてくるような。制度化され得ないノスタルジーみたいな。
漫画としては、少年漫画王道的なノリで、これもまた凄く懐かしい。ポップ感出てます。キャラ造形とか、特に女の子の造形が、ポップ。今風にではなく、昔風にポップ。男に振り回されてむくれる感じが80’sポップって感じ、ありますよね。ないすか。
絵の個性ほどに文体が個性的でないところと、SF的ペダントリィの少なさに、若干物足りなさを感じないこともないんですが、とりあえずチャイナさんかわいいし、暴れるほど衣服がはだけるところとか嬉しいし、はだけた身体の肉感たまらないし、僕は満足です。
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鶴田謙二の「Spirit of Wonder」です。星野之宣風ではありますが、もう少し洗練されているというか、こなれているというか、ライトなテイストを感じます。“チャイナさんの憂鬱”は特に好きです。
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あまり壮大な話ではないです。絵は上手いんだろうけど動きが感じられなくて分かりにくい描写がしばしばあります。
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鶴田謙二の初期短編集。というかこの一冊で1986〜1995年までの著作が網羅できます(@巻末の解説注)。いまでは「トンデモ」なSF的事象を緻密に/丁寧に漫画化したら明治時代に日本人が描いた未来浪漫を再現できちゃったよ、な雰囲気がたまりません。
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昭和61年から平成7年まで、モーニングとアフタヌーンに掲載されたSF短編を集めたもの。後書きで本人も書いてるけど、10年で12本は遅筆すぎる。「冒険エレキテ島」でも「Forget-me-not」でも良いから早く続きを!
背景の描き込みとか、おっぱいがステキなキャラとか、味のあるオッサン爺さんとか、昭和61年からほとんど画風が変化してないのがすごい。この頃に既に高いレベルで完成してたのか。
アニメ化もされていたらしい。今度観てみよう。