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バガボンド 1 原作吉川英治「宮本武蔵」より (モーニングKC)
【文化庁メディア芸術祭(第4回)】【「TRC MARC」の商品解説】「強い」とはどういうことか……。六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作...
バガボンド 1 原作吉川英治「宮本武蔵」より (モーニングKC)
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- 税込価格:30,935円(281pt)
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商品説明
【文化庁メディア芸術祭(第4回)】【「TRC MARC」の商品解説】
「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!
*【商品解説】
著者紹介
井上 雄彦
- 略歴
- 1967年生まれ、鹿児島県出身。北条司氏のアシスタントを経て、1988年『楓パープル』でデビュー。 90年から連載を開始した『SLAM DUNK』は累計1億部を超える大ヒットとなった。98年より「モーニング」にて宮本武蔵を描いた『バガボンド』を大人気連載中!! 車椅子バスケを描いた『リアル』は「ヤングジャンプ」にて不定期連載中。
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宮本武蔵、知っていても知らなくっても
2001/09/02 15:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮本武蔵。その名前は知っていても細かい話はぜんぜん知らなかった。だから逆に新鮮で面白いんだよ!! と友達に話したら「普通は(話を)知ってるんじゃないの?」…巌流島の戦いぐらいしか知りませんでした。スラムダンクの井上雄彦が忠実かつ現代的に描いていてとにかく面白い!
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新しさの行方
2014/07/20 11:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る
以下は約30巻読んでの感想です。
書いているのは井上雄彦(たけひこ)。
井上雄彦といえば、半ば伝説的な『スラムダンク』だろう。あれは面白かった。
そもそも、発表当時、
バスケットをテーマにしたマンガ、というのがインパクトがあったと思う。
バスケットボールは、競技として伝統的に一部の根強いファンがずっとあるが、
一般性と言われると、日本では、野球、サッカーに比べるとかなり弱い。
マンガになりやすいスポーツは、野球とボクシングが双璧だろう。
いずれも時間の区切りがはっきりしていて焦点化しやすい。
『スラムダンク』は、人物の魅力(花道がいい!)とか、
あるいは友情、成長、挫折の克服などという
定番のテーマの魅力もさることながら、
バスケットボールそのものの魅力をとことん描いた点で画期的だった。
技術、戦術を素人でもわかるように懇切丁寧に盛り込んだ。
スポーツ漫画の古典になりえた所以である。
で、この『バガボンド』。
パラパラ眺めて、最初は読まなくてもいいと思った。
絵の印象としてあまり魅力を感じなかったし、
原作は吉川英治で、それなら昔読んだし、
何しろ有名な宮本武蔵の話だから、
ストーリー展開としてインパクトがないだろうと。
(実際にはストーリーはかなり自由に変えていると思う。)
だが、この井上さん。妙なところで評価が高い。
たとえば社会学者の内田樹が「天才」とほめているらしい。
直接何か読んだわけでもないので、何がどうというのは知らない。
やはり読んでみようか、とあらためて思った次第。
読んでみると、最初からかなり気合が入っているのがわかる。
絵に力がある。
絵と雰囲気だけでページが進むことも多いから、
1巻読んでも思ったほど話が展開しなかったりする。
さすがに実力があって、面白い。
だが、『スラムダンク』に比べると重くてしんどい。
それはそうだろう。
剣で殺し合う話である。血なまぐさいのだ。
当然ながら、『スラムダンク』の魅力の一端を担った笑いも影をひそめる
(遠慮がちに混じってはいるが)。
爆笑は期待できない。
武蔵は剣の道を追求した人だから、哲学的ともいえるし、理屈も難しい。
作者はその点かなり頑張っていて、
なるほどこういうところもすごいとは思うのだが、
理屈が勝りすぎる描き方になると疲れる。
小説でも、たとえば北方謙三の剣豪小説などでは似たようなことをやっているのだが、
そこはどうも絵で見ると生々しいからいよいよしんどいかもしれない。
が、30巻を過ぎる辺りから、ちょっと落ち着いて、いい感じになってきた。
適当に流す部分が増えて(いい加減という意味ではなく力を抜くという意味だ)、
メリハリが出て、いわばその空いたスペースに読者が入りこみやすくなった。
味わいが増した。
友情というテーマは、高校バスケットで描くのとはだいぶ趣が違って難しいと思うが、
しかし、戦国から徳川という時代なら時代なりに、
人間関係の機微とか、微妙なつながりや思いが見事に描かれていて、
これはさすがというべきだろう。
もうすぐ佐々木小次郎との決戦になる。
この小次郎の描き方がユニークでインパクトがある。
もう昔のことで忘れてしまったが、
吉川英治の原作とは違うだろうと思っている。
これはこれで描くのが大変難しい仕事だろうが、期待感は十分である。
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初めて読む方へ
2003/04/26 21:26
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投稿者:風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮本武蔵。その名前を知らない方はほとんど居ないと思われる。
昭和十年に吉川英治が宮本武蔵を新聞で連載されるまでは
世間の認知としての宮本武蔵はほとんどなかった。
現在でこそブームとなっているがそれまでは知らない人が多かったものだ。
井上雄彦氏は日本でも完成された漫画家の一人である。
絵柄やキャラクターの使い方がスラムダンクのころより一点してうまい。
読者をひきつけブームを起こすカリスマ的な力がある。
『スラムダンク』を読んだ世代はバスケットボールが子供たちの人気になったものだ。
宮本武蔵についての
記述は少なく、解釈が幾通りもあるので
作家や漫画家各々で話がかなり変わる。
宮本武蔵研究家の方も色々な作家のものを親しめばいいし
興味のある方も漫画だけでなく小説
小説だけでなく漫画を読めばいい。
その中でもやはり井上氏の漫画は秀逸であり
読んだことのない方は是非オススメする。
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世の中にたくさんの武蔵がいて
2002/07/07 22:12
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
司馬遼太郎さんの「宮本武蔵」を読んでいると、司馬さんがあまり武蔵を好んでいないように感じる。一体に辛口である。本来であったら、武蔵のことなんか書きたくもないのだが、吉川英治という作家そのものに対して批判したかったようにも思える。司馬さんのような歴史観が吉川さんにはない。そのことに対する批判が武蔵そのものに向かったともいえる。司馬さんの武蔵はそんな風に描かれている。
丸谷才一さんの「猫だって夢を見る」というエッセイ集に「宮本武蔵論」というエッセイが収められている。その中でも吉川英治さんはあまりよく書かれていない。丸谷さんは吉川さんの文章力が大したことはないとも書いている。どうも吉川英治さんって、敵が多かったのかもしれない。
でも、そんな吉川作品があればこそ、この「バガボンド」が煌いているともいえる。きっとたくさんの人が井上雄彦さんの絵の魅力にはまっていると思うが(僕のその一人だが)、ぜひ他の作家が書いた武蔵も読んでもらいたい。それでも、この作品は色あせないから。
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立身出世を夢見る武蔵と又八
2002/04/29 21:10
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投稿者:ビンゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は立身出世を夢見る十七歳の青年、武蔵と又八。彼らの他には戦場の跡地に出向き、死人から刀や鎧など金目になりそうなものを回収しながら生きる妖艶な母と娘、又八の許婚おつうなどが登場してます。武蔵がワイルド系だとすると、又八はお笑い系ですね。それにしてもこの巻で一番怖かったのは最期に出てきたばーさん。「カカカカカ! 観念しやい悪蔵!」のアップが怖すぎ。その左上にある小さいコマの「どーん」といった迫力がありそうで意味のない擬音が笑えます。
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武蔵
2019/11/24 21:23
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投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵のタッチが時代物とマッチして読んでいてしっくりくる。勢いと体から醸し出される”気”をどう表現していくのかが難しそう。
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迫力感
2001/11/15 00:44
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投稿者:☆★ブービー☆★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめはテレビで今話題の本というのを見て興味がわいたので読んでみたけど、スラムダンクの井上さんが絵を描いているだけあって迫力があります。描写がこまかいのですごくいいです。
スラムダンクみたいな内容を期待している人には内容的には路線が違うから物足りないかも知れないけど、絵の迫力を楽しんでください。
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無三四
2023/06/02 05:15
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投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉川英治の小説を漫画化した宮本武蔵を主人公にしたもの。若者の苦悩に注目した作品となっている。著者としては珍しく時代もの。
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しばらくぶりに読みかえした
2021/08/25 19:01
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
震えが来るほと面白い作品。
だけど、ちゃんと完結するの?
ずっと放置されているんですが。
そういう意味で残念な作品。
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はじまり。
2001/03/31 23:44
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投稿者:kuni - この投稿者のレビュー一覧を見る
武蔵と又八、立身出世を夢見る17歳。勝つか負けるか、生きるか死ぬか。天下の割めの関ヶ原のいくさに負け、落人となり残党狩りに追われる武蔵と又八。お甲と朱実の親子に助けられ、かくまってもらうが…!!
始まりはこんな感じです。私もやっとあのバガボンドを拝見させて頂きました。一度読み始めると止まりませんね。吸い込まれるかのように、読みつづけちゃいました。