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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.6
- 出版社: 日本放送出版協会
- サイズ:20cm/317p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-14-080529-3
紙の本
プロジェクトX挑戦者たち 1 執念の逆転劇
戦後のエポックメイキングなプロジェクト成功の陰には「無名の日本人」を主人公とする「組織と群像」の知られざるドラマがあった。VHSの逆転劇や胃カメラの開発など6つのプロジェ...
プロジェクトX挑戦者たち 1 執念の逆転劇
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商品説明
戦後のエポックメイキングなプロジェクト成功の陰には「無名の日本人」を主人公とする「組織と群像」の知られざるドラマがあった。VHSの逆転劇や胃カメラの開発など6つのプロジェクトを紹介。NHK総合の番組を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
巨大台風から日本を守れ | 9-72 | |
---|---|---|
窓際族が世界規格を作った | 73-128 | |
友の死を越えて | 129-172 |
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紙の本
日本人ここにあり
2001/02/18 12:04
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:taigo - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在文句なく一番おもしろいテレビ番組プロジェクトX。
この不況の世。一番の問題は不況ではなく、不況によって自信を失った日本人。有名でも天才でもなく普通の人を取り上げ、普通の人でも、ただ毎日の努力次第でこんなことがやれるんだ。ふつうの人たちの執念のドラマを見せることで日本人の自信を取り戻そう。
この番組のみえみえのコンセプトだ。本当にいやらしいくらいみえみえだ。だからこそ強い。ここまでドンと直球でこられるとホントにどうしようもない。この番組を見たあとはただ感動するだけだ。
大和魂よ甦れ。
紙の本
日本人はすごい
2001/11/22 11:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:南亭骨怠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
6つのプロジェクトについて書かれている。私が特に心を引かれたのは,胃カメラ開発にかける宇治達郎の執念の物語だ。1950年,戦後間もない日本で,外科医である宇治達郎のもとに,胃を患った患者がたくさんおとずれる。しかし,胃を開いてみると末期ガンで,宇治達郎は悔しい思いを何度もする。どうしてもこの患者達を救いたい。絶対に胃カメラを完成させたい。この宇治達郎の熱意が多くの人を動かす。そして,絶対不可能と言われたいカメラを戦後間もない日本で完成させたのだ。
胃カメラを完成させたあとの宇治の生き方もすばらしい。放送を見た人も,ぜひ読んでほしい一冊である。
紙の本
キッチンプロジェクト
2001/08/07 18:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kosaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
製品の開発や工事など6つのプロジェクトについて開始から完了までの過程が書かれている。後世の我々が知るのは、プロジェクトの結果完成したモノだけの場合が多い。本書ではプロジェクトの過程をそれに携わった人々に着目して書かれている。プロジェクトの開始は誰かの願望や発想から始まる。その発想を実現するためにプロジェクトがスタートするとそれに賛同する人々が集まっていく。本書のおもしろさは、このようにプロジェクトに携わる人々の心情を含めた動きと、さまざまな偶然によってプロジェクトが動的に変化していく様子だろう。プロジェクトを成功させる要因には、費用あるいは政治的な配慮も必要だろうが、最終的にはプロジェクトには参加する人の情熱なのだと感じた。私の住んでいる公団住宅のキッチンに、こんなプロジェクトが隠されていたとは。
紙の本
今一つ読後の満足感が。
2004/04/13 21:32
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投稿者:キドマコト - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビのプロジェクトXは見てないのですが、
テレビでやったものをそのまま本に起こしたのでしょうか。
内容に特に不満はない物の、もう少し踏み込んだデータが
欲しいところです。
紙の本
プロジェクトX1
2001/12/21 15:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kuhha - この投稿者のレビュー一覧を見る
私はこの本を読んで、海底トンネルの工事は浸水やら湿度やら、難航した作業なんだなと、その作業員の方々の苦労が、この本で伝わってくるような気がしました。
紙の本
原作を明記して欲しい
2001/04/05 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡部力也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本シリーズにご登場される戦後日本を引っ張って来られた先駆者のご苦労には最大の敬意を表したいと思います。
このうち第2話「窓際族が世界規格を作った/VHS・執念の逆転劇」(pp.73-127)について一言。
この内容は既に『映像メディアの世紀 ビデオ・男たちの産業史』(佐藤正明著、日経BP社刊、1999年11月2日)に載っております。プロジェクトXは高野氏に焦点を当てているが、そのエッセンスは同書のままです。この放送は同書を原作としていると考えられます。参考文献に挙げてありますが原作とすべきではないでしょうか。
紙の本
プロジェクトX挑戦者達1執念の逆転劇
2000/09/17 21:01
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投稿者:すが - この投稿者のレビュー一覧を見る
NHKのテレビ番組「プロジェクトX挑戦者達」の第1回から第6回までを一冊ににまとめたもの。
日本で生まれた科学技術や事件・イベントなど、大きなプロジェクトに参加した人間達のドラマを綿密な取材をもとに一つの物語としてまとめている。技術の成り立ちを描いた本は多数あるが、そういった本とは異なり本書はそのプロジェクトが陽の目を見るまでに関わった人間達の生き様にスポットを当てている。どのプロジェクトに関しても全く新しいことに挑戦しているだけに、決して順風満帆とは言えない苦労や障害、そして壁を乗り越えたときの喜び、そして家族の支えなど、他の本にはない、まさに成功の裏側にある「人間ドラマ」を知ることのできる一冊である。
一つのテーマごとに執筆者が異なるため、表現方法・思い入れもにも違いが見られ、そういった意味での比較も楽しむ事ができる。
第一巻としての本書のみどころは第一話「巨大台風から日本を守れ」。富士山頂でのレーダー設置のための命をかけた突貫工事の場面や、通称「鳥籠」を決死の覚悟でヘリコプター輸送する場面。そして第六話「妻へ送ったダイニングキッチン」では、戦後の住宅難を質の高い公団住宅の供給で乗り切ることに半生をかけた人間達の熱い思いが伝わってくる。