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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.6
- 出版社: リックテレコム
- サイズ:20cm/256p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-89797-445-3
紙の本
サプライチェーンの終焉? 「超コンピュータ」経営の時代へ
著者 井上 春樹 (編著)
日本の産業を救う最強のITとは何か? 21世紀メガコンペティションを勝ち抜くために、ITによる合理的な意思決定とはいかなるものか、どれほど大きな違いをもたらすかを実例と共...
サプライチェーンの終焉? 「超コンピュータ」経営の時代へ
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商品説明
日本の産業を救う最強のITとは何か? 21世紀メガコンペティションを勝ち抜くために、ITによる合理的な意思決定とはいかなるものか、どれほど大きな違いをもたらすかを実例と共に具体的に示す。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
従来のITの概念を根本からくつがえす,21世紀を迎えるすべての経営者・企業戦士必読の一冊
2000/12/01 21:15
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投稿者:菅谷 秀明 - この投稿者のレビュー一覧を見る
21世紀を迎え,急速なグローバル化や規制緩和が進む中,経済界では生き残りをかけ毎週のように業務提携・M&A・企業合併が発表されている。また,それと並行して「IT(情報技術)」や「IT革命」という文字を新聞やテレビのニュースで見ない日はない。
ところで,私達はIT革命をどのようにとらえていただろうか。新聞などのマスコミに掲載されている論調では,「IT革命とは,インターネットを中心とした技術体系が,グローバル化の世界的潮流を背景に,新たな社会環境(制度・物的インフラ・意識構造・価値観など)を創り出す社会改革」(日経新聞2000.11.6朝刊:経済教室より)が,一般的であろう。
私達も,昨今のインターネットの急速な普及にともない,情報化社会の進展を体感しているためか,IT革命の中心にインターネットがあるように考えがちである。
ところが本書を読むと,確かにインターネットの果たす役割は大きいものがあるが,『超コンピュータ』を中心とする,もっと大きい情報技術の革新が進展していることがわかりがくぜんとするはずだ。そして,この予想以上の情報技術の革新が,企業合併などによるリストラを支えてくれ,21世紀の企業として生き残りを図る決め手になるということが理解できる。
本書は,情報工学の研究者やコンピューターの開発を専門にしている企業の技術者が執筆陣となっており,コンピューター関連の専門用語が満載のかなり高度な内容の著作である。
しかしながら,すべての専門用語にていねいな用語解説が付いていることはもちろん,全体の半分近くを占めるストーリー形式の[M&A物語]は,マンガこそないが,石ノ森章太郎氏の経済コミックばりのわかりやすさで,執筆陣の言わんとすることが,手に取るようにわかる。
あえて企業の経営者やITを活用しようとするすべての企業戦士に購読を勧めるのは,質の高い内容に加え,コンピューターの素人でも十分理解できるように構成されているからでもある。
(C) ブッククレビュー社 2000