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紙の本

コリアン・ドリーム! 韓国電子メディア探訪 (別冊・本とコンピュータ)

著者 「本とコンピュータ」編集室 (編集)

オンライン書店が次々に誕生、新聞の横組化で読者が増える、小学3年生から英語が必修になど、やることなすことがじつに素早い、元気がいい隣の国のメディア文化を紹介。【「TRC ...

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コリアン・ドリーム! 韓国電子メディア探訪 (別冊・本とコンピュータ)

税込 1,430 13pt

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商品説明

オンライン書店が次々に誕生、新聞の横組化で読者が増える、小学3年生から英語が必修になど、やることなすことがじつに素早い、元気がいい隣の国のメディア文化を紹介。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

メディアの未来をデザインしていくために 水越伸 著 9-22
変革に直面する韓国の出版流通 ペク・ウォングン 著 23-29
オンライン流通は韓国の出版を変えるか? ハン・キホ 著 29-40

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評価内訳

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紙の本

韓国の電子メディアは日本より進んでいる。情報と出版に関する最新報告

2000/11/01 12:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:廣田 耕司 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 評者が無知なのか,日本に韓国の実際の情報が入ってこないのか。この本は南北首脳会談の前に編集されているが,一読して韓国の元気の良さにびっくりした。韓国人の38%がコンピューターを利用し,昨年1日平均2時間35分もコンピューターと向き合い,生計費の中で通信費が米代金を上回った。インターネット・ユーザーは昨年末で国民の4分1の1000万人を超えた。今頃,聞き慣れなかったITとやらの予算ぶんどりに血道を上げている日本とは,状況が違いすぎる。
 本書は東大社会情報研究所の水越助教授を中心に,日本・韓国の情報通が,最新のレポートをまとめたもの。報告は多岐にわたっているが,「第1部 加速する電子化の現場で」では出版流通の大変化を伝えている。元来韓国での専門書は人口が少ないせいで部数が少なく,勉強するとなると日本語か英語の文献に頼っていた。ところが,ホームページやメールマガジンによって,ハングルでの情報交換が可能になったのだ。また朝鮮日報の横組み化の影響なども詳細に伝えている。
 「第2部 伝統文化と新しい生活をつなぐ」では,ハングルを電子化した苦労を当事者が語り,高麗大蔵経のディジタル化など,古来の文化の電子化による保護が熱っぽく述べられている。この中で注目したいのは,「PCバン」だろう。20台から50台のパソコンを高速LANでつないだインターネット・カフェのような存在らしい。昨年末には1万3000軒に急増,経済回復の救世主とされたともいう。これが高速通信網と高性能パソコンを1時間100〜200円で利用可能にしたという。これだけ情報化すれば政治的に後戻りすることはあり得まい。「第3部 日韓の壁をとかす交信のかたち」ではソウルの書店事情など,楽しく読んだ。問題点についても巻末の座談会で厳しくふれている。
 情報通信関係者や韓国に興味を持つ人ばかりでなく,日本の将来の姿を考える上でも,必読の書と言っていい。
(C) ブッククレビュー社 2000

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