ぞうのさんすう

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子供の頃、世界はずっと静かだったことを思い出した。図書館で以下の紹介文の帯をみて泣きそうになった。
　ぞうはしあわせでした。100年いきてみて、やっとゼロというものがわかりました。もうかんがえることはなにもありませんでした。…

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　人生について考えさせられる作品。「生」の証を確かめながら、無の境地に至るまでのぞうの一生が描かれます。大人が味わえる絵本。ぞうはすてきな最期を迎えます。こんな一生が送れたらいいなと願わずにはいられません。

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Diary:2005/02/01
年を重ねるからこそ、わかること。死に向かうということ。ゼロという状態になるということ。・・・考えさせられる算数。

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モノトーンの絵本。真っ黒なぞうと、ぞうのウンチしか出てこない異色の作品。だが、取り上げているテーマは「命」。さんすうというタイトルは、ウンチの数を数えるから。必読の１冊。

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１頭の小象が、１日に１個ずつうんちを増やしていき、50年目を境に、１個ずつ出るうんちの数が減っていくというお話し。人生の折り返し地点にたったと悟った象は何を思ったか。自分と照らし合わせて考えさせられた絵本です。

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ぞうはしあわせでした。100年いきてみて、やっとゼロというものがわかりました。もうかんがえることはなにもありませんでした。…年を重ねるからこそ、わかることがある。
　時間についてぞうと一緒にじっくり考え、味わえます。直接伝わってくるシンプルな絵も魅力的。

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なんとなく手にとってみたんですが

なにこれーーー！！！

ああなんかなんというか
しんみりしちゃいました

うんちの数をかぞえるぞうの話（なんだそれ）なんですが・・

淡々としてスケールのでっかい話でした。

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深い。お話。

ぞうは１００年生きて０というものを学んだ。
うんちがでてくるから子どもたちは大喜び。
だけど、途中から笑えなくなってくる。
大人向けのほんかな？

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１００年生きて、やっとゼロという数字の意味を理解した象。
最後は象もしずかに消えて、ゼロになる。
少しかなしい算数でした。

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「さんすう」とタイトルにあるけれど、哲学っぽいです。これは高学年ですね。国語（光村）にも載っています。

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こんなに「うんち」を高尚に描いた本は、他にないと思う。
数というより、いのちがテーマになっているけど、
重たさは感じないというか、淡々としていて、
ゆっくりとした時間の流れを感じられる絵本でした。

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ぞうが自分がするうんちの数から生について知っていきます。
生きるということ、成長していくこと、老いていくこと、亡くなるということをとてもみごとに表現しているなって思いました。

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ある象が、毎日うんちをいくつしたか。というお話。
かと思ったら、意外と深い絵本でした。100年生きた象。50歳までは、毎年1日のうんちの数が増え続けます。ところが、51年目からは、1日のうんちの数が毎年減っていく。そして、101歳になる時うんちがゼロ、出なくなって死んでいく。
うんちは、"生"の象徴のようで、50歳で人生を折り返す。最後に象は"0"という数字を知って喜びます。人生を全うしたのでしょうか。