- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.7
- 出版社: 松籟社
- サイズ:20cm/194p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-87984-213-3
紙の本
尽き果てることなきものへ 喪をめぐる省察
生者の記憶の中で死者をもう一度殺さぬために忘却のプロセスに抵抗すること、喪をいたわり喪を見張ること、喪を「尽き果てぬもの」たらしめること。愛する人との死別、この悲嘆を守り...
尽き果てることなきものへ 喪をめぐる省察
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商品説明
生者の記憶の中で死者をもう一度殺さぬために忘却のプロセスに抵抗すること、喪をいたわり喪を見張ること、喪を「尽き果てぬもの」たらしめること。愛する人との死別、この悲嘆を守り抜くために、思索が深められていく。【「TRC MARC」の商品解説】
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語り得ぬもの
2021/12/30 12:01
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投稿者:H2A - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ではあまり知られていない詩人・哲学者のドゥギー。その妻モニックが60歳で亡くなった時に書いた断章をまとめた断章集。原書にはページさえついていないというひどく寡黙で厳格な言葉、思考の数々。これに比べると世に言う追悼文は、露悪的で饒舌なおしゃべり、ということになる。訳者はそこに長い解説をつけている。その死をめぐってついとりとめもなく考え事もしてしまう。