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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.8
  • 出版社: 第三文明社
  • サイズ:19cm/229p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-476-03237-0

紙の本

蓮と法華経 その精神と形成史を語る

著者 松山 俊太郎 (著)

法華経は、いつも最高の法典といわれながら、なぜかは、それほど明らかにされてこなかった。稀代の蓮の大家が、その秘密に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

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蓮と法華経 その精神と形成史を語る

税込 1,980 18pt

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紙の本

箆棒(べらぼう)な人々インド編

2000/09/12 11:37

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐藤哲朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 松山俊太郎氏は『箆棒な人々』(竹熊健太郎)に登場するカリスマ呼び屋の康芳夫や、三島由紀夫、澁澤龍彦などとも交流のあった人物で、戦後日本のアングラ・カルチャーにも足跡を残すインド学者だ。

 『箆棒な人々』の康芳夫インタビューには、松山氏が『家畜人ヤプー』のイベントでBGMプロデュースをしたり、康に頼まれてインドまで魔術師を探しに行くエピソードが載っていて、後者は松山氏の『インドを語る』(白順社)でも触れられている。ちなみに『インドを語る』はかなりぶっ飛んだ本だ。なにせ開口一番、「最初に申し上げたいことは、たとえば「インドとは何か」と言ったところで、インドなんか分からないということです。」という断言からはじまっているのだから。

 そこから「では人間にとって“分かる”というのはどういう事なのか」とインド古代思想における認識論の真髄がハードコアに語られてゆく。難解なテクニカルタームが羅列されるインド思想書に慣れていた私は、松山氏の漫談調に秘められた学識の深さ、解釈の斬新さに舌を巻いた。以来、人にインド思想の本を一冊紹介しろといわれたら、この『インドを語る』を薦めることにしている。

 ところで松山氏の専門はインド文学に現れた「蓮」の研究だ。「ひとりでやれば十万年くらいかかる」テーマだそうだが、人間界では蓮研究の権威といって良いだろう。今回紹介する『蓮と法華経』は、その名に「蓮」を関した大乗仏教の経典、『妙法蓮華経』(法華経)と、松山氏ががっぷり四つに組んだインタビュー集である。

 日蓮宗系教団を背景とした『第三文明』誌の連載をもとにした語りおろし。当然聞き手(同誌の編集者)は日蓮信者であるから、無信仰者を明言する松山氏を相手に「法華経の精神と形成史」を日蓮の法華経解釈へ接続させようとする。ゆえに法華経や日蓮教学に疎い読者には、戸惑いを感じるやり取りもでてくる。

 かといって本書が仏教書読みにしか縁のない本かと言えば大間違いだ。松山氏は、仏滅後500年以上のち、熱狂的な賛仏者が瞑想によるビジョンとして感得し、インド各地での布教・伝道を通じて徐々に壮大な経典郡として構成されていった法華経の精神性を、インドの地に自生する蓮の花(プンダリーカ)の生態描写にまで立ち戻って解き明かそうとする。

 大胆なひらめきによる作業仮説の跳躍はあるにせよ、インタビュアーにしては饒舌な聞き手を、ときに数ページの傾聴へ引き込んでしまう松山氏の語り口は箆棒(べらぼう)にして天下一品。インタビューの端々には、人が「見る」という行為と「思想」の誕生との悩ましい関係がひっそり暗示されていることにも注目して欲しい。(佐藤哲朗/bk1エディター)

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