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紙の本
私の中でこれを超えるマンガはない。
2003/12/18 04:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なをたか - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を初めて買ったのは中2のころだった。私は主人公ミドリちゃんの一学年下として、「こんな青春がよかったなぁ」ではなく「こんな青春にしよう」という手引書のような感覚で読み進めていた。しかし、私にはとうてい無理な話だったのだ。私はミドリちゃんのように美少年でもなければうだうだしてもいない、明朗快活な少年だったのだ。だからこそ、この本にはまったのかもしれない。自分にないものを持っている人に惹かれるというのはよくある話で、まさにこの作品はそれだった。ミドリちゃんに共感できるうだうだした青春をすごした人よりも、案外私のように全く違うタイプの人の方がこの本にはまってしまうだろう。
この作品は、映画でいうところの「ミニシアター系」なノリである。決してメジャー志向で売り出してはいない。連載されていた「コミックビーム」らしい作品である。作品で出てくる映画の話から察する限り、志村貴子自信もミニシアターなノリが好きなようなので、当然なのだが。それだけに、映画と同じようにはまるひとにはとことんはまってしまうのだろう。
しかし、この作品はいささか有名になりすぎた。1,2巻が発刊されたころには大型書店でも2冊程度しかなかったはずなのに、感を重ねるごとにちょっとした本屋でも平積みでおかれるくらいになっていったのだ。この手のマンガがそれだけ浸透していくのだから、やはり人を引きつけるパワーがあるのだ。当初からのファンとしては遠い存在になった感じがして少しさびしかったが、これで作者の志村貴子が今では数誌で連載してくれるようになったことを考えれば幸せだ。
今のところ私はこの作品を越えるようなマンガには出会っていないし、志村貴子作品を買い続けるようになってしまった。この書評を読んでいるあなたにも是非これくらいはまっていただきたい。
紙の本
スクール・ライフ…明るく楽しいばかりじゃない
2001/12/15 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポーリィーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
髪の毛を緑色に染めた男の子・ちあきのいらだちと成長のスクールライフ・ストーリー。特に大きな事件が起こるわけではありませんが、日常の出来事が面白く描かれ、個性豊かな登場人物たちも魅力的で読んでいて飽きさせません。1巻目は正直、中学生の話かぁ〜と思って読んでいましたが…ハマってしまいました。
紙の本
敷居の住人
2001/12/01 04:55
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投稿者:ギィ - この投稿者のレビュー一覧を見る
緑アタマで喫煙癖バリバリでセクハラされまくりな中学生少年・千暁(ちあき)が、超後向き少女キクチナナコ、ちあきそっくりな不良教師カネダたちに囲まれて、へこまされたりなやんだりして過ごす思春期的日常のお話しを透明感あふれる絵柄で描く。
抑揚のない展開に最初は飽きるが、次第に自分の日常のダルさにリンクして、ジワジワとハマっていく。
四巻辺りから登場人物達が色ボケし始めて、ストーリーも手がつけられなくなっていく。
後向きでダウナーな人はぜひ読んでみてください。