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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.3 150件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.7
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/416p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-210169-1

紙の本

麦の海に沈む果実 (Mephisto club)

著者 恩田 陸 (著)

3月以外にやってくる転入生は、学園を破滅に導くだろう−。湿原に囲まれた全寮制学園。謎の失踪をとげる生徒たち。奇妙な学校行事と、図書館にあったはずの謎の本。夜と昼のあやつり...

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麦の海に沈む果実 (Mephisto club)

税込 1,980 18pt

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商品説明

3月以外にやってくる転入生は、学園を破滅に導くだろう−。湿原に囲まれた全寮制学園。謎の失踪をとげる生徒たち。奇妙な学校行事と、図書館にあったはずの謎の本。夜と昼のあやつり師が築く影絵のごとき大伽藍。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

恩田 陸

略歴
〈恩田陸〉1991年の第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった「六番目の小夜子」でデビュー。他の著書に「球形の季節」など。

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みんなのレビュー150件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

仕事が手につかない。

2004/02/11 01:40

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:96rabbit - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本の前に「三月は深き紅の淵を」を読んだ。
その4章に巧にちりばめられ、私の中にどっかりと腰を下ろした物語がこの「本当」の三月の物語だ。
恩田ワールドは不思議にいろんなところでリンクしている。このリンクを全て知りたいと思うのは私だけではないだろう。

いろいろ思うところのある人は居ると思う。
しかし、この独特のダークでノスタルジックな雰囲気の中で展開されていくミステリー。閉鎖された特異な学園。ミステリアスな登場人物たち。
仕事をサボって一息に読んでしまえればどんなに幸せだっただろうか(笑)恩田ワールドにどっぷりとつかりきっている私だ。仕事をしている間も理瀬が、麗子が、校長が、ヨハンが…とグルグルと頭を一杯にしている有様だった。仕事にミスが出なかったのが不思議なくらいだ。

こんなに夢中にむさぼるように読んだ本は本当に久しぶりだ。
冷静に考えれば「?」と思う所や、展開に対して思うところもある。しかし、読んでいるときにはそんな事には全く気付きもしないのだ。
ここに恩田陸という作家の巧妙なトリックとも言える筆力が窺えるのではないだろうか。

どなたかも書評に書いていたが、これはぜひ映像にしてもらいたい。しかしその半面で、やっぱり自分の頭の中に作り上げた青の丘を大事にしまっておきたいとも思うのである。

さて次はどれを読もう…?

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紙の本

意外な事実

2003/04/18 21:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ランス - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は三月は深き紅の淵をという本とすこし関係がある。
けれど三月は深き紅の淵をという本を読まなくても分かる本だ。
過保護な子供。捨てられた子供。その青い丘にある学校はそんな子供達が集う場所。主人公につきまとう男の子。次々と起こる殺人事件。
とても不思議な男の子と校長。いろいろな謎が、最期に全て明かされる。私的にはこの本は今まで読んだ本で一番面白い本だと思う。
一番最後の、意外な、どことなく納得できる事実が印象的だった。
最初に出てきた色んな謎が、最期で全て明かされる。まだ謎のままのところもあるのが実におもしろいと思う。
これから先がもっと見てみたい。この本の続きがもしあったなら読みたいと思う。
 私が一番好きな本だ。

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紙の本

もし願いが叶うなら、TVドラマ『六番目の小夜子』と同じキャストで、この小説をドラマ化してほしい。きっと新しい伝説が生まれる。

2003/01/03 11:01

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

昔の話をするほど年取っているわけではないが、子供向けではない小説で学校を舞台にしたミステリというのは、以前はあまり無かったような気がする。犯罪が低年齢化した、学校が聖域ではなくなった、学校自身が一種の隔絶された世界で密室化しやすい、大人が学生時代を懐かしむ、理由は色々あるだろうが、この十年くらいの波かもしれない。

全寮制の学園が舞台で、子供たちが世間から隔絶されて暮らしているとなれば、大体、校長や理事といった連中が胡散臭く、魅力的な教師とそれに憬れる生徒がいて、しかも生徒の間で擬似恋愛とイジメがあるというのが決め事みたいなものだろう。しかし、子供たちの世界に両性具有の校長というのは、さすが恩田陸。なかなか思いつくものではない。

しかし、その特殊な性がごく普通の存在として描かれるのも、時代の反映だろう。私の後でこの本を読んだ中二の娘が、一番好きと言ったのが矢張りこの校長だった。それからもう一人、ドイツ人のヨハン、活躍は中途半端で終るが、なかなかキュートでいい。学園ものにドイツ人というのも、最近では案外少ない話に違いない。妄想を逞しき少年探偵の聖という少年も悪くはない。ただしこの三人だけで、他の登場人物は頂けない。

話は寮から失踪した子供、降霊会、紛失した書物、学校の舞踏会、校長が開く不思議な茶会、恋の鞘当。ウェットでダーク、不思議な色気は、恩田の世界だ。『六番目の小夜子』を連想させる。教育TVでドラマ化され放映されたので知っている人も多いだろう。あの番組には、今後の日本の演劇界を背負ってたつ有能なタレント綺羅星のごとく出演していた。脱線ついでに書くと、多分三度目になる再放送がある。これは幼児番組を別にすれば、教育TV始まって依頼の快挙だと思うのだがどうだろう。できれば、彼らが歳をとらないうちに、この作品も同じキャストでドラマ化して欲しいものだと思うのは私だけだろうか。

結末はいかにも恩田らしい含みのあるもの。最近読んだばかりの綾辻行人『最後の記憶』は、このラストを理に落とそうとした本格ホラーだったが、やはり恐怖小説は腑に落ちない方がいい。イラストレーターとしてだけでなく半分画家の仕事もしている北見隆も絶好調で、カバーと挿絵も作品に彩りを添える。いいコンビだ。中で触れられていた『三月は深き紅の淵を』を読みたくなってしまった。

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紙の本

クセ毛の私には耐えられない

2004/02/16 10:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hanabom - この投稿者のレビュー一覧を見る

恩田陸の世界は湿度が高い。
全ての作品を読んだわけではないけれど「茶と黒の幻想」しかり
「月の裏側」しかり「上と外」しかり。
まるで、薄暗い高湿度のドームにすっぽりと入ってしまったようだ。
クセ毛の私は前髪が気になってしょうがない。

湿原に囲まれた中世を思わせる迷路のような建物の学園、
恵まれた人間と不運な人間、謎めいた美少女、
両性的な学園長、天性の才能をもったドイツ人、
バラの庭園、ダンスパーティー、そして殺人事件。
ほとんど少女漫画の世界である。
でも、それでいいの。というより、それがいいの。

「ドラマ化して欲しい」と書いている方がいるが、
私は「マンガ化して欲しい」。
やはり「ときめきトゥナイト」の池野恋がいいか、と思っていたが、
謎が解けたときには「吉祥天女」の吉田秋生もいいかなと思った。
(マンガの例えが古いですね。笑)

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紙の本

何処迄が夢で何処迄が現実?

2002/07/10 18:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鳴妓 - この投稿者のレビュー一覧を見る

恩田陸をしらなかった私は、この本を『少し変わった学園モノ』と思って読み始めました。

最初は、ちょっと疑問などが出てくるものの全然普通の気分でした。
その一風変わった学園の雰囲気に、一気に引き込まれます。

ところが霧に包まれた学校や少し不思議な世界が、だんだんとミステリーの世界へ誘うのです。

夢うつつのまま終わってしまうようなクライマックスには、驚くような展開が待っています。
大好きな声の少年が。
天使のような少年が。
親友の筈の少女が。
学園長が。
主人公は。

読み始めれば、この学校の雰囲気に呑み込まれること間違いなしです。

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紙の本

霧に浮かぶ湿原の中陸の孤島のような学園で起る幻想的な事件、果たして伝説は実現するのか?

2002/04/23 00:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

3月以外にやってきた生徒が学園を破滅させる。
そんな伝説のある学園に、2月の最後の日にやってきた理瀬。

その設定やムードに、何か読んだ覚えがある気がしてなりませんでした。
読んだことのない作品なのに、なぜ?
途中の記述で気付きました。
『三月は深き紅の淵』の収録作品とリンクしているのですね。
確かに、あの作品の最後の章、????って感じでした。
この作品とリンクするということで納得。

学園があるのは、霧の街、道東の奥地。
陸の孤島とも言えるその湿原に、ぽつんと立つ学園。
そこにいる学生たちは、様々。
親にうとまれ、捨てられておいやられた「墓場組」
才能を伸ばすために送り込まれた「ゆりかご組」

幻想的な舞台。
独特の雰囲気を持つ独裁者でもある校長。
一部の生徒だけを招待して行なわれる校長のお茶会。
取り巻きたち。
失踪する生徒たち。
何が起っているのか?

その失踪に疑惑を持ち、校長を疑う急先鋒の玲二。
独特の雰囲気を持つ美少年。
美少年だからこそ持ちうる迫力、ムード。
校長も、だから、簡単にはあしらえない。

また、自ら理瀬のルームメイトに名乗りをあげてきた
不思議な娘憂理。
舞台に立つのが、なんて似つかわしい少女。

幻想的な学園の中、続く事件。
やがて、明らかになる事実…。

理瀬の出生の秘密。
学園が抱える大きな秘密。

でも、明かされた事実さえも、何かの幻想であるかのような、
どこか現実でないような雰囲気のまま降ろされる幕。

全ては、やはり、霧の中、なのかもしれません。

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紙の本

恩田小説の魅力を知る最初の一冊にお奨め

2001/01/19 05:00

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひで - この投稿者のレビュー一覧を見る

 恩田陸の小説は、ジャンルに捕らわれないところにこそ魅力がある。読む人によって、状況によって、そして作品によって、ファンタジーとも、ミステリともホラーとも、時に純文学とも捉えることができる、まさに恩田小説である。その魅力は本作でも存分に発揮されている。

 3月以外に入ってくる転校生は、学校を破滅に導く。そんな噂のある全寮制の学園に2月に入ってきた理瀬。すべてが自由でありながら、奇妙なしきたりに囲まれた学園。そんな理瀬が所属することになったグループには不穏な噂がつきまとっていた。逃げ出せるはずのない学園から消えていく生徒たち。不思議な校長に導かれる理瀬。失われたはずの学校の歴史が書かれているという書物。そして理瀬に隠された真実。

 今年はまさに恩田陸、躍進の年である。同時連載開始3本。加えて作品の刊行ラッシュと隔月文庫刊行。これは、不思議な雰囲気を持った作風と、そこに正面から少年たちを捉えた内容、文章への評価の現れであろう。本作でも周りを湿原に囲まれた全寮制の閉ざされた学園を舞台に、個性あふれる少年少女たちを描ききって見せた。この点だけでも本作への高い評価は推して然るべし、といったところであろう。

 こういった青春小説的な側面を十分に押し出しながらも、本作ではあえてミステリ的な側面も押し出している。学園の中から忽然と消える少年たち。そして学園、主人公に隠された謎の部分。昨年発売された短篇集で見せた本格への愛着ぶりがこの点からも感じ取ることができる。

 雰囲気を壊さず、謎へこだわる。瑞々しい感性を持って愛情あふれるタッチで少年たちを描く。そんな様々な方面からの読者を十分に満足させることを主軸に置いた恩田小説の魅力は、本作を読めば十分に伝わってくるだろう。

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紙の本

練り上げられた一作

2006/07/24 12:07

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:由季 - この投稿者のレビュー一覧を見る

同作者の「三月は〜…」の関連作を読みました。
実は三月は〜…で一番おもしろい章の関連作だったのでかなり楽しく読めました!
不思議な設定は、読んでる間ずっと心地イイし、続きを急く感じなのに、反して物語がゆっくり進む焦らし感がたまらなく良いです☆ラストはあんまり好きじゃないんだけど、これは二つ合わせてかなりオススメです。

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紙の本

少女趣味を支える安定した底流

2002/09/08 17:27

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本は恩田陸の小説群の中ではかなり「少女趣味」の色が濃い。そういうものに対して生理的に嫌悪感を抱く人にはもとより薦めるべくもないが、これもまた恩田ワールドのひとつの要素なのである。
もしもこの作品が初めて読む恩田作品であったならば、僕もまた彼女の作品を2度と手に取ることはなかっただろう。
設定自体があまりに非現実的だ、進行する事件が茶番劇だ、最後の謎解きを読んで「それはないだろう!」と思ってしまう…等々、批判はあるだろう。
しかし、こういう少女の白昼夢のような世界でありながら、いや、そういう世界であるからこそ、著者の揺るぎない筆力を感じてしまうのは僕だけではあるまい。

俗界から隔離された全寮制の学園に2月に転向してきた主人公の少女。そこで閉ざされた学園生活を送る生徒たちはそれぞれに秘められた事情があり、またそれぞれが卓越した才能を持っている。そして両性具有といわれる謎の校長。そこで次々に起こる失踪と殺人事件。

──そういう風にあらすじを綴ってしまうと、この本の魅力はちっとも伝わらない。この本の魅力は一つ一つの設定やストーリーではなく、底流となっている統一したムードである。

この底流を安定させる力こそが恩田陸の面目躍如なのである。僕はその底流を楽しんで読むことができた。

ところで、この小説に登場する憂理という名の少女と、「黒と茶の幻想」に登場する憂理はとても同一人物であるとは思えない。ひとえに双方の小説に流れる底流が違いすぎているのである。僕は大人の憂理のほうが好きだ。

by yama-a 賢い言葉のWeb

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紙の本

作者の想像力が発揮

2001/05/20 00:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mau - この投稿者のレビュー一覧を見る

 『三月は深き紅の淵を』で一番納得いかなかったのが最後の第四章だった。なんだか取り散らかったまま終わっちゃったなあ、という印象が強かった。入れ子構造で話が進んでいたので、最後の詰めが甘いと構造全体が損なわれた気がしたものだ。

 今回その第四章が改めて一冊の本になるというので、期待と不安ちょうど半々で読み進めた。結果は期待のほうが勝ち。閉ざされた学園内での連続殺人とはあまりに少女マンガな設定だが、こういう現実味のない舞台の方が、作者の想像力が無限に発揮されて良いのかもしれない。
 しかし、『三月』の時点からこういう展開にしておけば良かったのに…と思うのは無い物ねだりでしょうか。

 『六番目の小夜子』と似過ぎているというのも少し気になる。独特の閉塞感や、演劇が一つのクライマックスになってるとこるなど…。ミステリ風味の応用編といったところか。

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紙の本

ミステリーコーナーより

2001/01/18 21:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:吉野仁 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 恩田陸の新作は、またしても学園ミステリーながら、「ネバーランド」(集英社)とはまた違う、幻想性の深い長篇作だ。
「ここに三月以外に入ってくる者があれば、その者がこの学校を破滅に導くだろう」との言い伝えがある全寮制の学園。水野理瀬は、この学校へ2月の終わりの日に転入してきた。やがて、数々の奇妙な風習や伝説を知るとともに、生徒の失踪事件や校長の提案による交霊会など、次々と不思議な事件に遭遇する。
 デビュー作「六番目の小夜子」以来、学園ホラーの道具立てを生かし、ミステリーとしての技巧を織り交ぜつつ、学校生活を細部まで生き生きと描写してみせる作者ならではの持ち味が今回も十全に発揮されている。
 本作は、かの名作「三月は深き紅の淵を」(講談社)の第4部とリンクしており、そんなメタフィクションとしての仕掛けのみならず、全体に漂う詩情性など、冒頭から結末まで、読みどころの尽きない1冊である。 

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2004/10/05 16:51

投稿元:ブクログ

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2005/02/27 15:58

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2005/08/06 00:24

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2004/11/27 17:58

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