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はるかなるトルコから
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.8
  • 出版社: 三修社
  • サイズ:21cm/126p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-384-02534-3

紙の本

はるかなるトルコから

著者 新田 純子 (文),花井 正子 (絵)

東西文明が交差したトルコ。ヒッタイト、古代ギリシャ、ビザンツ、オスマン帝国の跡を辿る旅行記。幻想的なイラストが東西の十字路に漂う空気を伝える。95年アリアドネ企画刊「トル...

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はるかなるトルコから

1,512(税込)

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商品説明

東西文明が交差したトルコ。ヒッタイト、古代ギリシャ、ビザンツ、オスマン帝国の跡を辿る旅行記。幻想的なイラストが東西の十字路に漂う空気を伝える。95年アリアドネ企画刊「トルコ幻想」の改題。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

新田 純子

略歴
〈新田〉1942年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。作家。第26回女流新人賞受賞。雑誌などに紀行文、エッセイ、レポート記事などを執筆する。著書に「飛蝶」「猫とマリモ」「万葉人の遺言」など。

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紙の本

重層化した歴史の熱気が残る旅行記

2000/09/07 21:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:井上真希 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 夕闇に4本のミナレット(尖塔)を備えたドーム屋根のシルエットが浮かびあがり、その手前で海がさざ波を立てている。さらに、カバーでは長方形に切り取られているこのブルーを基調にした幻想的なモスクの夕景は、目次をめくると、開いたページいっぱいに広がって、モスクの左手はなだらかに下った果てに海に没し、右手は稜線上に城壁や小さなドーム、三角屋根の塔が連なる小高い丘が続いている。
 イスタンブールの街は、ボスポラス海峡によってヨーロッパ・サイドとアジア・サイドとに分かれ、さらに海峡からヨーロッパ・サイドに切れ込んだ金角湾が旧市街と新市街とを分けている。イラストは、金角湾がボスポラス海峡に注ぎ、さらにマルマラ海に合流する直前の海を臨むアヤ・ソフィア聖堂とトプカプ宮殿だろう。ヨーロッパ・サイドからフェリーで渡ったアジア・サイドのユスキュダルあたりから描かれたと思われる。

 トルコは、首都イスタンブールだけをとっても、まさに東洋と西洋が出会う地である。紀元前1世紀に移住してきたトラキア人によってビザンティウムと名付けられ、ローマ帝国のコンスタンティヌス帝が330年に遷都してコンスタンティノポリスと改名、帝国が東西に分裂してからは、東ローマ帝国、即ちビザンティン帝国の首都となり、6世紀半ばのユスティニアヌス帝時代に最盛期を迎えるが、15世紀にイスラム教国オスマン・トルコの攻撃を受けて陥落、イスタンブールとなる。
 その歴史を象徴しているのが、アヤ・ソフィア聖堂なのだ。コンスタンティヌス1世がキリスト教を公認したのを受けて、息子のコンスタンティヌス2世がギリシャ正教の大本山として建造し、焼失、破壊、再建を繰り返して、537年にユスティニアヌス帝によって完成された。私がアヤ・ソフィアを訪れた際に一番印象に残ったものは、キリストを抱く聖母マリアを、右から模型のような城壁に囲まれたコンスタンティノープルの街を捧げるコンスタンティヌス帝、左からアヤ・ソフィアのミニチュアを捧げるユスティニアヌス帝が囲むモザイク画だった。だが、コンスタンティノープルが陥落した時、アヤ・ソフィアのモザイク画はすべて漆喰で塗り込められ、ミナレットを増築、礼拝に欠かせないメッカの方向を示すミフラーブのあるイスラム教のモスクに改造された。オスマン帝国が崩壊し、トルコ共和国となった今世紀になって、漆喰の下から数々のモザイク画が発見されたのだ。

 著者も語るとおり、トルコを訪ねると、世界史が実に立体的な存在感を帯びてくる。黒海、マルマラ海、ダーダネルス海峡、エーゲ海、地中海と、周囲の海からやってきた、あるいはアナトリア高原に興った民族の文明が、重層化して土地に刻まれている。著者がトルコを再訪するきっかけとなったヒッタイト王国は、なかでも古く、紀元前2千年に遡る。
 紙もペンもないヒッタイトの時代の手紙は、粘土板に楔形文字を刻みつけ、火で焼いて、まだ熱いうちに封筒がわりの粘土のケースでくるんで届けられたのだそうだ。本書にも、はるかなる歴史をめぐる旅先から届いた版画入りの粘土板のような温かさがある。 (bk1ブックナビゲーター:井上真希/翻訳・評論 2000.09.08)

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