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商品説明
相次ぐ新規ホテルの参入とバブル崩壊の荒波に抗しきれず、多額の負債を抱え「いつ倒れてもおかしくない」とまでささやかれていた名古屋のプリンセスガーデンホテルを、わずか20カ月で立て直したホテル再建物語。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
こんなトップの下で仕事がしたい
2000/09/08 13:26
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投稿者:クリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
名古屋はホテルの激戦地となっているらしい。ホテルの再建物語ではあるが、単に立て直したという本ではなく、社員教育の本であり、そして著者の生き様をとおして経営に関する理念を説く本である。
概してこの手の本は、説教じみていたり、難解な言葉を羅列することが多くなるが、この本は非常に読みやすい文章と言葉で書いてある。
ほんの1年あまりで、赤字だったホテルを単年度黒字にしたのであるが、それは社長である著者と社員が同じ目標を持ったことによる結果なのであろう。しかし、同じ目標を持つためにとったこの著者の行動は、一般的な社長とは違った方法だったのである。
紙の本
崖っぷちのホテルをわずか20カ月で再建した毛利流経営論と人生哲学
2000/12/26 15:28
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投稿者:三鍋 謙作 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は,部下を持つ全ての人にとって重要な極意を,平易に解き明かしてくれる本である。上司が鬼にならなければ,部下は動かないという意見もあるが,著者は,「社長にいわれたから仕方なくやる」では成果は期待できないと説いている。
鬼になることが部下に対する愛であり,厳しく育てられた社員によって会社は栄える,という意見も一理あるが,著者は「経営者が教養レベルも含め『社員の視点』まで降りて話をする必要がある」と語っている。
「目的意識のない社員に高度な内容」を話すのではなく,「ホテル業が持つすばらしさを理解させよう」とし,「歯がゆさを感じても納得させたうえで(社員自身が)結論を導き出すように」させるのが著者のやり方である。その結果,著者は崖っぷちのホテルをわずか20カ月で再建させた。
その他,目的意識を持て,自分自身を見つめ直せ,自分に投資するということ,趣味を持つこと,粋な人生を送れ,損得勘定で生きるな等,話は人生の姿勢に及んでいるが,ありふれた精神論ではなく,自身の体験に裏打ちされているだけに説得力のある本だ。
(C) ブッククレビュー社 2000