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紙の本
興味深いタイトル
2002/06/14 21:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まつもと - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ガリレオの求職活動 ニュートンの家計簿 ー科学者たちの生活と仕事ー」
なんと興味深いタイトルだろう。
知らない人はいないガリレオとニュートン。有名な科学者が職を探す? 家計簿をつける?
思わず買ってしまいました。
科学者というのは,好きな研究に没頭するだけで生活ができていた特権階級の人たちだと私は思っていました。当時の科学者は一体どのような生活を送っていたのでしょうか。タイトルのように求職活動を本当に行っていたのでしょうか。
本書はタイトルの2人の科学者以外にも,コペルニクスやティコ・ブラーエ,ケプラーなど有名な数人の科学者の生活について紹介されています。こんな生活をしながら数々の発見があったのだなーと考えながら読み進めると,科学者の今まで知らなかった意外な一面を実感できるのではないでしょうか。
紙の本
2000/9/17朝刊
2000/10/21 00:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学者が研究成果に対して、しかるべき報酬を保証され、職業として定着するのは十九世紀はじめごろのことだった。主にルネサンス期以降、歴史に名を残した多くの科学者たちも、研究を持続するために「売り込み」に精を出さざるをえなかった。本書はそんな悪戦苦闘の歴史を列伝形式でつづっている。ダ・ビンチからニュートンまで、科学者や彼らを庇護(ひご)したパトロン役の王侯など、誤解にもとづく毀誉褒貶(きよほうへん)をひっくり返す逸話が楽しい。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000