サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規:5周年記念!最大5倍ポイントキャンペーン(0428-0531)

【ネットストア】学研全品ポイント5倍キャンペーン(~5/31)

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

秘花
  • みんなの評価 5つ星のうち 未評価 1件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×

新刊お知らせメール登録

この著者の新着情報

一覧を見る

  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.9
  • 出版社: 東京新聞出版局
  • サイズ:20cm/527p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-8083-0714-6
  • 国内送料無料

紙の本

秘花

著者 連城 三紀彦 (著)

ある日突然、中学生の娘から夫が浮気していると聞かされた主婦。夫には妻が浮気していると告げた娘…。なぜ娘は家庭が崩壊するような噓をついたのか。祖母の生い立ち、主婦の出生の秘...

もっと見る

秘花

1,944(税込)

ポイント :18pt

現在お取り扱いができません

電子書籍化お知らせメール

電子書籍化お知らせメールサンプル

電子書籍化お知らせメールヘルプ

メールを登録する

通販全品対象!ポイント最大5倍!<5周年記念>

こちらは「honto5周年記念!本の通販ストア全商品ポイント最大5倍キャンペーン」の対象商品です。
※キャンペーンの適用にはエントリーが必要です。

キャンペーン期間:2017年4月28日(金)~2017年5月31日(水)23:59

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

ある日突然、中学生の娘から夫が浮気していると聞かされた主婦。夫には妻が浮気していると告げた娘…。なぜ娘は家庭が崩壊するような噓をついたのか。祖母の生い立ち、主婦の出生の秘密へと展開する、女三世代の血の流れ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

連城 三紀彦

略歴
〈連城三紀彦〉1948年名古屋市生まれ。早稲田大学政経学部卒業。80年「戻り川心中」で日本推理作家協会賞、84年「恋文」で直木賞受賞。著書に「残紅」「隠れ菊」等がある。

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー1件

みんなの評価0.0

評価内訳

  • 星 5 (0件)
  • 星 4 (0件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

現代の東京に始まり、昭和初期、戦後の名古屋へと時代を紡いで展開する“濃密な女三代”。連城文学の新骨頂

2001/01/15 21:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:橋本光恵 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 薄闇の中に可憐に花開く純白の夕顔の花。そのひと蔓に哀しげに絡む櫛。蓬田やすひろによる寒色に統一された装画に浮かぶ燃えるような緋色のタイトル文字。さらに薄紫の帯に白抜きに記された惹句は“濃密な情感で描く女三代”・・・526ページにも及ぶこの大作にふさわしい浪漫溢れる見事な装丁を目にした時から、何かドキドキするような情感豊かな世界に踏み込んでゆくような緊張感を感じた。その予感は的中して、小説を読んで涙を流すという体験を久々に味わったのだった。

 まず、構成自体の斬新さ。1部4章、2部6章から成り、1部では女子中学生とその母親を中心に東京を舞台に最も現代的な家庭問題を扱って“今”をまじまじ感じさせながら、1部では影の存在だった祖母が2部では俄然フォーカスされ、その秘められた過去が明かされるという展開で、昭和初期から終戦直後までのある地方都市の遊郭の人間模様が克明に刻まれるのである。まるで異なる時代、場所で生きた三世代にわたる女たちの運命の糸が、どのように手繰りよせられてゆくのかが、最終章を迎えるまで予想もつかないのも驚くべきことだ。父親の浮気を母親に告げ、父親には母が浮気をしていると嘘をつく娘の真意は? 母親の実の父親は? 数奇な男性遍歴を余儀なくされた祖母が死ぬまで心に秘めたのは誰だったのか? これらの疑問が様々な伏線と共に内在し、クライマックスで収斂される展開は見事というほかない。これまでにも“恋愛”の中にミステリを織り込み、その彩り豊かな心理の綾に読者を堪能させてきた独特の“連城文学”。『美女』『年上の女』等の短編で実証した著者の冗舌な表現力は、もちろんこの小説でも発揮されているのだが、それらの軽さに比べると本書はずっと重い。その重みはもちろん喜ばしい重みで、胸の奥深くに染み入ってくるような重み・・・それはひとえに祖母ゆいが生きた人生の重みだろう。北海道の根室に生まれ、貧苦の底から15歳で独り名古屋に流れ着き、とある遊郭で過ごした20年間に出会った様々な男女・・・実際、本書の中でも登場する実在の中村遊郭のそばで育った著者が、幼少のころから見聞きしたいろいろな記憶を頼りに創作したフィクションということだが、逆に、こうした環境のそばで育ったという著者の経歴を知って、“連城文学”に漂う“一輪の花の哀れ”の香りの源泉を知る思いがしたのも事実だ。

 そして、何よりも、「細い川に筏がただよい、季節を縫って流れてゆく」ような果敢ない遊郭の女だったはずのゆいが、それでも「体ではなく心を売って」逞しく生き抜き、自らの人生を切り開いていった、その芯の強さに感動を覚えるのである。隠し通したはずのこの過去であるのに、死の間際になってノートに認めた自らの半生記が、現代を生きる娘知子夫妻の愛を修復させ、孫娘水絵の揺れる乙女心にある決心を促すことになるラストに、「だれからも答えがだされていない恋愛の問題、性の問題について、自分なりの答えをだすよう試みました」(著者の話から)という著者の答えが感じとれるのだった。 (bk1ブックナビゲーター:橋本光恵/評論家 2001.01.16)

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

古典文学・文学史・作家論 ランキング

古典文学・文学史・作家論のランキングをご紹介します一覧を見る

前へ戻る

次に進む