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紙の本
「習うより慣れろ」からの脱却
2001/07/06 06:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケストナー - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語は「習うより慣れろ」である。
たしかにそれはひとつの真理であろう。
しかし制限時間のある受験生にそのような非科学的な方法に頼れというのはあまりにもギャンブル的ではないだろうか?
本書は、そのような「習うより慣れろ」という現行の英語カリキュラムの警鐘としてリリースされたとも言える東大卒代々木ゼミナールの英語エース講師による書。
まさに「書」という趣があるほど英語を学ぶことを通じて、生き方も考えさせられる。
肝心の内容と形式のほうであるが、実際に英文にあたっていく中で、いかに英語が筋道の通った言語であるかを段階を経て確実に精密に説明してゆく。その過程で生み出されるべくして出たモノを<解法のルール>としてリストアップしている。
英語受験参考書としては、歯ごたえのあるほうであると思うが、出会って間違いのない書である。
なお富田氏の講義を受けてみても面白いかもしれない。私も本校の授業を受けてみたことがあるが、インテリのようでいて、意外とタフガイなのである。
紙の本
英語への印象を変えたい方に
2002/03/18 17:56
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶん - この投稿者のレビュー一覧を見る
英語は、たくさん読んで、たくさんしゃべって、と経験と理解がただただ比例する分野だと思っている方に、ぜひ試していただきたい参考書である。慣れが、英語の上達を促すことは全く否定しないが、それだけでは、英語という言語の力を全て理解できずに終わってしまう。この参考書の論理的な英語への取り組み方を知れば、英語という言語の持つ真の力に気づき、感動すら味わえると私は思う。
紙の本
英語の普遍性
2001/10/26 18:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:H.N - この投稿者のレビュー一覧を見る
一部予備校生の間ではカリスマ化している著者による一冊。長文問題に対する解法を軸としたれっきとした受験参考書ではあるのだが、単なる参考書の枠に収まりきらない内容の濃さがある。
著者が一貫して述べているのは、英語も言語であるのだからそこには普遍的な論理があるということ。ゆえにその論理を正確に読み取ることが必要であるとしている。結果として問題の少なさに反比例し解説が非常に長くなっているが、よく読むと半分ほどは与太話が入っており勉強一色に彩られた頭脳に一服の清涼感を与えてくれる。
なんとなくから脱却し考える力をつけたいという人にはぜひ読んで貰いたい一冊である。
紙の本
精読の極意
2001/10/21 03:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人は受験界では有名なので今さら語る必要はあまりないともおもうけれども、この本も凄いです。現在私は大学生ですが、今でも英語がわからなくなったらこの本を読み返してみます。精読で富田さんの講義にかなう人はいないと断言して差し支えないと思います。
紙の本
英文を正確に読めるようになるために
2001/06/25 23:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sayaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生向けの英文読解の参考書ですが、正直なところ、読む側によって「好き嫌い」がはっきり分かれる本であると思います。わたしは、「好き」ですが。
この著者の基本的な哲学は、英文を「文脈」や「前後関係」などに頼って、フィーリングや勘で読んだりするのではなく、文法的・構造的に「これ意外の解釈はありえない」という読み方を習得するというものです。そのために、通常の英文解釈の参考書以上に、文型や文法事項の解説が多くなっています。そういう意味で、「好き嫌い」が分かれる本だと思われます。この上巻では、実際の問題をもとに、講義スタイルで問題の解説が行われています。著者の論理的な説明には好感が持てます。
最近流行っている、「軽い感じ」の参考書に飽きた人には新鮮かもしれません。