「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
聖霊狩り (コバルト文庫)
聖霊狩り
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
面白いです。
2021/07/12 01:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カニ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズを通して読めば読むほどキャラクターが生き生きとしていて面白いです。
重すぎず軽すぎず、ちょうど良い文章で読みやすいです。
紙の本
闇に歌えばの続編的シリーズ
2001/07/25 01:14
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろみやりょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
活動の拠点が主にスーパーファンタジー文庫だった作者の、次コバルト文庫に初登場した作品です。新シリーズではありますが、完全には新ではありません。かつて、スーパーファンタジー文庫で人気のあった、「闇に歌えば」の続編ともいうべきシリーズなのです。
しかし主人公はヤミブン—正式名称文化庁文化財保護部特殊文化財課。イワクツキの文化財を、組織の名前を隠して収集している国の機関—所属の楠木誠志郎ではなく、ヤミブンと同業者でありながら非友好関係にある御霊部—非業の死を遂げ怨霊となったものを神として祭った御霊が、暴れださないように監視している組織で、その歴史は古く、さかのぼれば千年以上なる国がバックに付いている秘密組織—の鈴男こと飛鳥井柊一。
しかしご安心下さい。しっかりと、メインキャラとして誠志郎も登場しております。反目しあいながらも、時折不本意ながらも協力関係にあったりする、ふたりのやりとりが読んでいて楽しく、笑いを誘います。「闇に歌えば」がヤミブン中心の話だとしたら、この聖霊狩りは御霊部中心の話となっていて、ただ違うのはどうやら、こちらはあるひとつの町を舞台にして事件が起こっていくようです。
そして、その舞台の町というのが、単発ホラー作品「闇がざわめく」に登場した町。漫研所属のにぎやかなあの少女達もメインキャラとして登場しています。弱冠の設定変更は行なわれているようですが。懐かしさとともに、新しさも同時に味わえる作品となっています。「闇に歌えば」ファンは必読です。