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紙の本
時空のクロス・ロード 1 ピクニックは終末に (電撃文庫)
著者 鷹見 一幸 (著)
「それにしても、平和だよな」 気が置けない仲間達に囲まれ、平凡だが平和な日々を過ごしていた富子市の高校生・木梨幸水。そんなある日、「お前さんには才能があるようじゃ―」 彼...
時空のクロス・ロード 1 ピクニックは終末に (電撃文庫)
時空のクロス・ロード ピクニックは終末に
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商品説明
「それにしても、平和だよな」
気が置けない仲間達に囲まれ、平凡だが平和な日々を過ごしていた富子市の高校生・木梨幸水。そんなある日、
「お前さんには才能があるようじゃ―」
彼は不思議な爺さんと出会い、時空転移装置なるものを手渡される。スイッチを入れた彼が辿り着いた先、そこは、
「この世界は、地獄だ…」
崩壊した富子市だった。そして、困難な状況の中で必死に生き延びてきた仲間達が彼を待っていた。
「よかった…生きてたんだ…」
生還を喜ぶ幼なじみの香織。だが幸水は戸惑いを隠せなかった。
「ここは、僕の世界じゃない…」【商品解説】
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紙の本
時空のクロスロード1
2017/01/19 21:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
時空のクロスロードの第一巻。三日熱の流行して、無法状態になっている時空にスリップした主人公が存意義を感じていく。主人公は次々変わるが設定や舞台は変わらず、微妙に登場人物が重なるのが、うれしい。キーワードはカレー?
電子書籍
人として大切な勇気
2015/08/24 22:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TawashiSTK - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに反して、結構ハードな内容。いわゆる平行世界ものでありながら、現実から離れない、特に異能力などのない、人間として等身大の登場人物たちが、文字通り命を懸けて、人としての生き方を守ろうと努力していくストーリー。
真剣に生きる気持ちが好みの人なら、じっくりと読み込めると思う。作者のポリシーとして、人を助けること・そのために努力することは、大切なことでありながら、誰からも認められない・ほめられない現実を直視しつつ、それでも人を助けることの意義を説いていることは、すべての作品に共通している。
紙の本
電撃hpで読者人気第1位を獲得した作品!
2002/06/20 20:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MIYO - この投稿者のレビュー一覧を見る
現実と滅びかけた世界、その2つの世界を幸水(ゆきみず)が行ったりきたりして滅びかけた世界を助ける、という話ですが、あらすじはすでに説明されているので割愛。
幸水は庶民的で、思春期の男の子で、どこにでもいそうな男の子。彼の人格もさながら、お話自体も、本当にあるかも? と思ってしまうほどの信憑性! この世界がいつ滅ぶかなんて誰にもわからない。リアルとバーチャルの混ざり具合が絶妙!
全3巻、1冊ずつでも十分楽しめますが、3冊通して読むと、いろいろな繋がりがあって、2度美味しい。
書くとつまらなくなってしまうので書きませんが、「小物」がいい味利かせてるんです。そこに注目して読むと面白いかも…。
紙の本
独特の世界
2002/08/18 03:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:湯浅祥司 - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に面白い作品です。パラレルワールドの設定が面白い。
かつて「地球滅亡後の生き残り方」という本を読んだことがあるのですがそれが頭の中に浮かびました。
まさに本当にあるのではないかと思わせる世界観がすばらしい。今後似たような事象が起こる(不治の病が流行る)ことがありえないわけではなく、もしそうなったときはこうなってもおかしくないな、と感じました。
紙の本
これはかなり熱いんじゃないでしょうか。
2001/10/21 23:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:十二番目の男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平凡に日々を過ごしていた高校生・木梨幸水はある日、不思議な老人に出会い、時空移転装置なるものを手渡される。その力で彼が行った世界は、自分の住む町だった。ただし、そこは見る影もなく崩壊し、平和に日常を生きていたはずの級友たちは決して安寧ではない明日を手に入れるため懸命に戦っていた。
よくあるパターンのよくあるお話、と思われるかもしれない。
それはそれで正解。この手のお話はどこかで聞いた可能性が極めて高い、手垢にまみれたパターンのものだ。
だが、使い古されているのは、それだけ心に迫るから。ありきたりと思いながらもやっぱり読み終えた後にぐっとくるものがあった。電撃文庫の主たる読者層、つまり中高生に対してかなり強烈に訴えかける内容になっている。自分の中高生時代を思い出してみても、やっぱりこういうのは理屈抜きで読みたいと感じる小説だった。
本作のページ数は333ページ。本を読まない人にとってはちょっと身構えてしまう厚みだ。だがこの本の特筆すべき点は、その読みやすさである。
とにもかくにも読みやすい。333ページもあっというまだ。何せ章の数が多い。合計23章である。さくさくお話が進んでいく感じが心地よい。一段落が短いのも、読みやすさに貢献している。
読んでいて思ったのだが、これはアドベンチャーゲームのようだ。ストーリーといい、せりふといい、描写といい。進行していく物語を主人公の視点を借りた第三者の立場から見ていくアドベンチャーゲームのような、そんな雰囲気を持った小説。おすすめです。