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狂骨の夢 文庫版(講談社文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 292件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.9
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/982p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-264961-2
文庫

紙の本

狂骨の夢 文庫版 (講談社文庫 百鬼夜行シリーズ)

著者 京極 夏彦 (著)

狂骨の夢 文庫版 (講談社文庫 百鬼夜行シリーズ)

税込 1,382 12pt

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みんなのレビュー292件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

ホラホラ、これが僕の骨だ…… (中原中也「骨」より)

2011/01/10 23:45

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぶにゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 狂骨は井戸の中にいる、と鳥山石燕は記す。はなはなだしきまでの怨みを持つ白骨である、とも。白骨は、なぜ凄まじいばかりの怨念を抱くに至ったのだろうか。なぜ井戸の中にいるのだろうか。白骨に変わる前はどんな姿だったのだろうか。あるいは、もともと骨でしかなかったのだろうか。そもそも、そんな詮索を拒絶するほど、イドの中は暗く深いのだろうか。
 元精神科医、降旗弘のコンプレックスの対象である<髭のユダヤ人>フロイトは、人間の心の中に無意識という領域を仮定し、その無意識の中にイドという何だか得体の知れない存在を置き、人間の本能的欲望が渦巻いている場所とした。小此木敬吾『フロイト』(講談社学術文庫)には、イドは「本能的、欲動的、無意識的なもので、快楽原則のみに従い、現実原則を無視、ひたすらその満足を求め、論理性を欠き時間を持たず、社会的価値を無視する」と書かれている。つまりは、自己制御が困難な、ありとあらゆる悪徳が詰まった無法地帯だと言えよう。
 今回、京極堂たちは、この無法地帯に挑むのである。フロイトのみならず、ユングやアドラーなどの精神分析学の流れでは、夢を重要な手がかりとして心の解明に邁進している。京極堂もまた、夢に向き合う。――狂骨の夢である。
 同じ夫を四回殺し、そのつど首を切断していた朱美という名の女性の物語が、この作品の骨であり、この女性に元精神科医や、神を信じきることができない牧師などがからんで肉としての拡がりを持たせている。そこに、関口君以下京極堂ファミリーが登場し、神道の儀式の解釈やら、密教の奥義の神髄やらが緻密に開陳され、あの西行法師が目指して果たせず封印した「反魂の術」(人骨を拾い集めて生命を蘇らせる法)をあと一歩で成功させようとした集団をないまぜ、物語は途方もない展開を見せながら、愛ゆえの悲劇という、きわめて一般的で、だからこそ僕たちの胸を打つ感性のたゆたいの中にストーリーは終結する。
 
 人のこころは量りがたい。そんなことわかっているはずなのに、人は人のこころを量ろうとする。他人に触れられたくない世界を持っているのに、他人にはそれがないと錯覚している自分に気づかない自分がいる。
 狂骨は、はたして自分が狂骨であると、気づいていたのだろうか。
 夢をみながらこれは夢だと知る者は、はたして本当に、夢から覚醒しているのだろうか。
 狂骨の棲む井戸は、限りなく深く、
 そして、果てしなく広いようだ。      

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紙の本

拡げにひろげた大風呂敷が、ものの見事に畳まれてゆく爽快さ!どんなオカルトも京極堂の手にかかればすべてのカラクリが白日の下に晒される。「この世には不思議なことなど何もないのだよ」

2012/01/08 09:36

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:道楽猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

文庫版のカバーイラストが半端なく怖いです。
登場人物じゃなくても夢に出てきそうです。
でも内容は別にホラーというわけではなくあくまでミステリなので怖いのがダメな人でも大丈夫です。多分。

「この世には不思議なことなど何もないのだよ」

ですから。
そこはきちんと(かどうか多少危ういですが)京極堂が"落として"くれます。

殺して首を落としても何度も何度も首を生やして甦る死者だとか
前世の記憶だか他人の記憶だかを持っている女だとか
色々オカルト的な味付けは、当然今作を彩っているわけで、
やはりそこらへんに焦点を当てて感想も書かれるべきだとはわかっているのです。

わかっているのですよ、私もね。

でもでも。
どうしても。
仲良し四人組が大好きな私としては、こっちに目がいっちゃうのだ。

それは…それは…

関口ついに榎木津の下僕決定か!

という部分です。(きっぱり)
前回「桃太郎」で今回「西遊記」ですか。そうですか。
いずれにしろ「猿」なんだな関口よ…実に不憫だ。
ついに木場修からも
「褒め甲斐はないが貶し甲斐はある。」
なんて言われちゃった。
彼は実に真面目なんだけどね。関口本人が語っている時はそうでもないんだけど、そりゃあやっぱり第三者的に見ると「鬱陶しいことこの上ない」しなぁ、関口くんは。
でも今回、あまり京極堂からは弄られなかったな。
…ていうか、後半までほとんど登場しないのですよ、京極堂さん。
そう、あれだけ分厚い本の、三分の二ぐらい京極堂抜きで物語が進んでゆくのです。
なのに、最後には全部美味しいところもってっちゃう、みたいな。

しかもかなりなエンターティナーなのです彼は。
黒装束で真っ暗な舞台に立ち、「反魂香」なる怪しいお香を焚いちゃったりして、どんどん聴衆を怪しい世界に引きずり込む。そしてそれぞれの"憑き物"を次々落としてゆく。
こういう人間がうっかり権力志向に走っちゃったりしたら本気で日本は危ないかもしれないなぁ。なんてね。

まぁ今回、オカルト的な部分はわかり易かったのではないかな。
だってこの私でさえ、"朱美さん"の謎は解けたからね。

それにしても、色々と考えさせられるテーマではありました。
宗教って、人間を幸せにすることが究極の目的のはずだよね。
どんな宗教でも、開祖は当初そう望んでいたはず。
それがどんどん目的を外れておかしな方向へ走ってしまうのは、身の丈を超えた存在を扱おうとする所以かなぁ。
前作「魍魎の匣」でも感じたことだけれど、
入れ物が大切なんじゃないんだ。中身が主役なんだ。

エンディングの朱美さんの潔さに、その思いを新たにした私なのでした。

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紙の本

不思議にどろどろしていない、妖怪な推理小説。

2002/12/17 11:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:A-1 - この投稿者のレビュー一覧を見る

実は、この人の作品をきっと読むことはないだろうと思っていた。私は、基本的に怖いのとか耽美なのとかは駄目な方なのだ。そんな臭いを、このシリーズの表紙や噂話に感じていた。それをある日ふと読んでみようかな?と私に思わせたのは、このシリーズを紹介しているサイトさんのファンレヴューからだったのだが、でもやはりまだやはり、本当に?と懐疑的だった。
しかし、この本の導入を読んで、コレは面白いかもしれないと期待に打ち震えた。

水底に沈む骸骨にならんとするものの思念についての文章だった。
その綺麗なまでに暗い水の透明感のあるイメージに惹かれた。
後は知らないが、この文章をじっくり堪能したい。
そう思わされた。

表紙は(怖いので)まずは裏返しにして読み始めた。(笑)

昭和二十七年。
逗子の冬の海でなんとなく魚釣りをしようとする男。
そんな寒い海に一人供物を流す女。
魚釣りの季節じゃあないよというその女に誘われ、そんなつもりはないけれど家に上がり、冬の風に当てられて引き込んだらしい風邪の看病をしてもらう男。

海辺の松林。土をならしたばかりの狭い路地。
古い木の塀、そして家屋。障子。庭。井戸。
まるで、モノクロームの古き良き日本の時代映画のような情景が目に浮かんでくる。

女は夫の不在を告げ、女にとっての日常を世間話のついでに話す。
男は何とも思い巡らし巡らしきれず。文字通り熱に浮かされ一夜を明かす。

そして、翌日女が捕まったという。
何故?
あの人は…朱美(あけみ)さんはそんな恐ろしいことをする人じゃあない。

あの人の無実をはらすのは…この真実を解き明かすことの出来るのは!!

探偵。

あの人を呼んで来よう!

あの骸骨を抱いて川縁を彷徨っていた女を見つけ、それを引きずり倒して取り返した、女は水底に沈んでいった。
そして、私は水底から水面を…?
私も、というのはどういうことだろう?と、そう朱美は回想する。
私は沈めたのか、それとも沈められたのか…でも、私は生きている。
そう、それは夢の中の情景。
でも、私には昔の記憶が無いのだ。
男が、何度でも私を訪ねてくる。
きっと私を恨んで居るんだ。
何度も、何度も、何度も私は……たのに…
今度だってあの牧師さんの言うとおりにしたのに…

道を挫折した精神科医。
道に迷った牧師。
真実の見えない女。
死んだ小説家。
そして、小説家。
鏡あわせ。
謎教。
隣の家。
井戸。
失踪。
髑髏。
惑わせ。
教会。
憲兵。
警察沙汰。
海辺の。
複雑に絡み合う事件群。
探偵は叫ぶ。
そして、憑き物落としが…。
快刀乱麻し、事件が終わる。

終わったのかな…?


そのあまりの長さと回り道に眠りこけ(何故か気持ちよく爆睡)、また翌夜読みふける、ということを三日ばかり繰り返し、ついに読み切った時はなんというか達成感?(笑)そんなものも感じながら、登場人物達の愛すべき人柄にファンになっていました。

はじめは、榎さん(探偵)の奇行が目当てで読み始めたんですが、木場さんも良いなあ。
朱美さんも気っ風が良くて好き。

とにかく、面白かった!

これだけ長くても気になる破綻を感じられなかったし、キャラも立って動き回るのが見える様だし、文章も麗美な程に魅力的で個性的、筋立ても日本人小説によくあるどろどろ感を感じさせないし(どこかエログロ風味な癖にね(苦笑))、一気にファンになってしまいました。

ここから、またばらばらに読んだんですが、ちょっとずつ前回のお話がオーバーラップしていっている様子なのではじめから読んだ方が良いみたいです。
まあ、途中から読んでも、謎が後でわかったりして、要らぬ謎がそれはそれで面白かったですが。(爆)

段落と改頁のマジックに命をかけて(削って?)いるという作者さんの、細やかに編み上げられた世界を堪能してみてください。

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紙の本

切ない人たち

2001/06/18 22:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 古典的な悲劇である。
 運命に操られた者の悲哀がそれぞれに錯綜し、また新たな悲劇を生むという循環地獄。

 フロイトの心理分析に対する批判が軸に据えられてはいるものの、井戸=イドなどの連関は村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』に見られるものと同じとなっている。
 深層と表層という対立構造の無効化、語ることによっての癒し、なども共通しておりおもしろい。神道について様々な知識が得られるのが一石二鳥。榎木津のキャラクターがストーリーの重さを和らげている。

 それにしても一途な愛が切ない。予期せず涙がこぼれた。



何でも書評サイトは、「書を持って街へ出よう」

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紙の本

京極堂シリーズ第3作

2002/06/07 21:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:BK8 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を読もう!という人はおそらく、同シリーズの“姑獲鳥の夏”と“魍魎の匣”は読んでいるだろう。もし読んでいないのなら、是非1作目から読むことを強くお勧めする。
このシリーズはキャラクターがそれぞれ非常に個性的なので、途中から読むと、何この人??? ということになってしまうかもしれない。理解を深め、より楽しむためには、1作目から読むのがいいのではないかと思う。そして、お気に入りのキャラクターなどもできると、また違った楽しみ方もできるかもしれない。

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紙の本

笑う猶太人(髭面)

2001/06/17 04:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すの - この投稿者のレビュー一覧を見る

 骨というのは陽気らしい。ちょっと解る気がした。この肉をすべて落とすほど時間がたったら、憂いも消え落ちるな…。

 精神分析って?結局今までの心の傷を探ったところで傷口に塩塗って、まぁ消毒くらいにはなるだろうけどメチャメチャ痛くなるだけじゃない? 実は、「これから」を変えようと言うときに精神分析は足枷なんだよねぇ。とか考えてるときに読み始めたために大変、タイムリーでした。

 この話では「いさま屋」が事件を持ってくる。

 今までの作品(「姑獲鳥の夏」「魍魎の箱」)と違って視点の移動が激しいので、難解なイメージだった。

 2重人格を思わせるほど、様子が変わる朱美を筆頭に精神分析してしまう旗ちゃん、トラウマ牧師の白丘と髑髏に魅入られた人々が救いを求めて宗教に走る中榎さんがついに神様を名乗る。

 関@猿といさま屋@河童を引き連れて榎@神様が拝み屋と大活躍しているお話と、書くと京極堂に怒られてしまうだろうか?

 一読者としては、これだけのクオリティの作品を3作も読ませていただけて、すごく幸せです。

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紙の本

もう一度読みたい

2017/06/05 20:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サラーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

魍魎の匣を読み終えた勢いで読みました。雰囲気がまた変わっていて面白いところもありましたけど、個人的にオチが解せないということもあり、若干消化不良でした。人物たちの魅力が控えめだったのもあまりスッキリ読めなかった原因かもしれません。
熟読出来ていないところもあったので再チャレンジして、本当の良さを読み取りたいです。というわけで、よく読まない人は私のようになってしまうのでご注意を。

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紙の本

いいかげん慣れたけどこの厚み

2001/09/13 14:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちょこらんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 髑髏がテーマの京極堂シリーズ第3作。
 いつも、分厚い本をわけもわからずじっと耐えて読み進め、この先にゴール、つまり京極堂の謎解きがあるんだ! と自分を励ましながら読むんだけど…。今回の説明はよくわからないよ〜。
 推理小説としてのトリックは自分でも推理できたんだけど、それ以外の部分がなんともわかりづらかった。だれか万人向けに解説してー! といいつつ、結末はいつもの通り、フルメンバーが関口君を囲んでアットホームに終わったので安心。ほんと愛されてるのね。今回は彼岸に行かなくてよかったね関口君。

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2004/11/23 19:46

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2004/10/02 18:58

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2004/09/28 18:27

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2004/09/26 03:59

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2006/12/25 23:28

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2004/11/18 12:23

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2004/11/02 17:18

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