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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.9
  • 出版社: 日本経済新聞社
  • サイズ:20cm/450p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-532-16353-6

紙の本

ハゲタカ投資家 不良債権は蜜の味

著者 ヒラリー・ローゼンバーグ (著),伴 百江 (訳),松尾 由美 (訳),松尾 順介 (訳)

大手銀行、経営陣、大口債権者を相手に、したたかな闘いを挑むハゲタカ投資家。その人物像、投資戦略、資金源など、倒産ビジネスの内幕を明らかにしたドキュメント。【「TRC MA...

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ハゲタカ投資家 不良債権は蜜の味

税込 2,420 22pt

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商品説明

大手銀行、経営陣、大口債権者を相手に、したたかな闘いを挑むハゲタカ投資家。その人物像、投資戦略、資金源など、倒産ビジネスの内幕を明らかにしたドキュメント。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヒラリー・ローゼンバーグ

略歴
〈ヒラリー・ローゼンバーグ〉『インスティテューショナル・インベスター』のシニア・エディターを経て、現在、フリーのビジネス・ジャーナリスト。『ビジネス・ウィーク』等に執筆。

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評価内訳

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紙の本

倒産企業をめぐる不良債権を宝の山に変える異色ビジネスの内幕。グローバリゼーションの真実に迫る

2000/12/28 12:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:斎藤 貴男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 大手百貨店・そごうの倒産劇で,融資残高第2位の新生銀行のとろうとしていた行動が記憶に生々しい。金融機関に対する総額6390億円の債権放棄要請に同行だけが応じず,その債権は預金保険機構に売却された。同機構はそのまま債権放棄を応諾,つまり新生銀行の不良債権を税金が埋め合わせるという筋書き。
 新生銀行とは,破たんし国有化されていた日本長期信用銀行をアメリカの投資グループ「リップルウッド・ホールディングス」が買収し,経営権を引き継いだ金融機関である。日本政府との間で交わされた密約が“ウルトラC”を認めていた。そごうは最終的に債権放棄要請を取り下げ,民事再生法の適用申請で再建を図ることになる。したがって実行には移されなかったものの,無関係の一般国民が一方的に負担を強いられかねない理不尽な取り決めが成立していた現実は,日本側の弱腰とともに,グローバル・スタンダードなるものの本質を見せつけた。
 リップルウッドのような存在こそ,アメリカにおいてさえ“ハゲタカ投資家”と呼ばれ,しばしば非難の対象にされる“時代の落とし子”なのである。そんな折に訳出された内幕ドキュメントの意義は大きい。彼らの全ぼうが,読み進むにつれてあらわになっていく。ルーツは1929年の大恐慌。ナチスのベルリンからニューヨークに渡ってきたドイツ系ユダヤ人が,倒産企業の資産価値と,実際の株式・債券との価格差に注目したのが始まりだった。
 ハゲタカ・ビジネスは,そして80年代に開花する。鉄鋼業などの旧来型産業が衰退したのと,78年連邦倒産法の施行が背景にあった。経営権を管財人に明け渡しても,それまでの経営陣が業務を続けることを許した「チャプター・イレブン」の条項が彼らのビジネスを容易にした。不動産王ことドナルド・トランプが経験したドラマと,ロードアイランドのアルメニア人街で育った男が家庭用品メーカー,アリゲニーで展開したM&Aストーリーが特に興味深い。
 嫌われ者の“ハゲタカ”たちはしかし,屍肉を掃除してくれる。自然界と同様に,経済社会でも有用な存在なのだという結論を,著者である本場のビジネス・ジャーナリストは導いた。日本人も相当な覚悟が必要だ。ロスチャイルド出身の“ハゲタカ”が大和證券と合弁事業を立ち上げたのをはじめ上陸も相次いでいる。
 アメリカ経済の活力とともに,かの国に生きる人々の深い悲しみが本書からは読み取れる。著者にそのような意図はないのだろうが,抑えた人物描写と,正確で乾いた経済解説といった執筆姿勢が,無常観漂うアメリカの真実を伝えているように思えてならない。グローバリゼーションを手放しで讃える気にはどうしてもなれない。私の偏見だろうか?                
(C) ブッククレビュー社 2000

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2017/06/30 19:03

投稿元:ブクログ

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