- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2000.9
- 出版社: 徳間書店
- サイズ:19×27cm/1冊
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-19-861245-5
紙の本
ピンクとスノーじいさん
著者 村上 康成 (作・絵)
春に生まれたヤマメのピンクのすむ山に冬がやってきた。イワナのスノーじいさんはピンクを救うためイタチと格闘し…。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞作。福武書店85年...
ピンクとスノーじいさん
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:5,720円(52pt)
- 発送可能日:1~3日
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商品説明
春に生まれたヤマメのピンクのすむ山に冬がやってきた。イワナのスノーじいさんはピンクを救うためイタチと格闘し…。ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞作。福武書店85年刊の再刊。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
村上 康成
- 略歴
- 〈村上康成〉1955年岐阜県生まれ。創作絵本やワイルドライフアート等で独自の世界を展開。86・88・89年ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。著書に「ピンクのいる山」など。
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紙の本
人間が知るよりずっと、自然は生き物にきびしい
2002/07/24 12:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:麒麟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
春に生まれたヤマメのピンク。
はじめての冬をむかえます。
もうすぐ食べるものがなくなる、冬がきます。
ヤマセミも、カワガラスも、キツネも、ウサギも、イタチも、カモシカも、みんなおなかをすかせる冬。
何日も何も食べない生活です。
気をぬけば、飢えた動物たちがねらってきます……。
冬なんて寒いだけ、と思いがちの人間界。
ほんとは自然は生き物に、こんなにも厳しいのだと実感するお話です。
つねに危険や飢餓と隣り合わせの生き物たち。
食べるものに困らず、暑さや寒さからも守られた生活をしている人間が、きっと一番軟弱ですね。
水際族を自称する村上さんの、自然をとても近くに感じさせてくれる絵本です。
普段、都会で暮らしていて、自然と触れることのない人には、ぜひ知ってほしい世界です。
紙の本
きびしい自然を生きるピンクたちのたくましい姿
2001/12/19 22:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:室井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
春に生まれたヤマメのピンクのすむ山に冬がやってきた。こごえそうに冷たい川。食べるものがなにもない…。
あっ! あぶない! イタチからピンクを助けた、大イワナのスノーじいさんの運命は!?
紙の本
厳しい冬と、待ちに待った春を感じる絵本
2001/04/12 17:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼちぼち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピンクのひれが自慢なヤマメが主人公という、ちょっと異色の絵本。絵はとってもかわいいのだけれど、食物連鎖など自然のきびしさも描いている。
春に生まれた、ピンクの住む川にも冬がやってきた。冬は食べ物がなく、春まで待つしかない厳しい世界。ピンクに冬の厳しさを教えてくれたのはいわなのスノーじいさん。いたちにおそわれそうになったピンクを助けたスノーじいさんはどこに…?
やがて、春になり、たくさんのヤマメの子どもの誕生…。「はるは まぶしいです。」「はるは だいすきです。」ヤマメの子どもの大行列は、ホントにまぶしく感じられる。花一つない水の中の絵なのに、ホントに春が感じられる。たくさんの生命の誕生…まさしく春。
ピンクが待ち焦がれていた春…。春ってホントにいいよね。