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投稿者:トマト館 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どど・・・どえっちでした。
でも、そうでない物もあったし、
それだけではないという物もあれば、
それなしでは語れない、という物もあった。
その塩梅が、印象的でした。
わたしは、文章というものは根本的に、
ましてや小説というものはなおさらに、
すべて虚構である、と思っています。
でも、この本は、小説だということを、
文章だということを踏まえたうえで、
嘘の奥のほうに「正直さ」があるような気がしました。
人間は、男と女で、雄と雌で、
これっぽちのものでもあるけれど、
それ以上のものでもある。
・・・うまくいえないんですけど、こういうことに対する「正直さ」
があるんじゃないかと。
(文庫ですが、解説はついてないです。)
紙の本
切ない。けど。
2002/04/10 00:59
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投稿者:タキレイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの作品は、実は恋愛で一番うまくいく方法を説かれている気がした。人間忘れるからこそ新鮮でいられるものなのかもしれない。難儀だ…けど、本当にそう。余計な情報は知らないに限るし、新しく知る事って嬉しいし。いつまでも気持ちが変わらないようにするには、ここまでしないとやっぱりだめなのかなーなんて思った。
紙の本
読む人を選ぶ
2023/03/19 12:20
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投稿者:ちひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
性的な描写が強いので、嫌悪する人が多いと思います。
だけど、人間って、そういうことを普段口に出さなくても、時々心の中にでてくる。
そういったものが目の前の凝縮されて出されると引いてしまう。
自分が閉じ込めていたい気持ちかもしれない。
感情移入するとつらくなる本。
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だたエロかった記憶しかないっす。
もっと表現方法あるやろ?って思った。
ちょっと受け付けません。
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はじめて読んだ内田春菊は多分これだった。
性にオープンなのはわるいことじゃないって思ったのはこの人を読んでから。
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というわけで、上のレビューを参考に内田春菊初読み。
…「キオミ」も借りたんですが、この人を立て続けに読むのは私にはちょっとあわないなーと思います。
かなり直接的な性描写ですよね。あっけらかんと人の寝室を覗き込んでしまうような感じで、女性の手によって書かれ、女性が読むというのが不思議な気持ちに私はなりました。
「くれない彼」「コウスケ」「ときどき軽い」そして表題作が面白かったです。
私の好みで言ってしまえば、そこはかとなく漂う艶っぽさのほうが文章としては魅力を感じるので、今後はあまり読まないかなって気がします。
うーん、でも、どの人たちにも身体の関係がまず存在して、気持ちはついてきていたりいなかったりするのは、単なる恋愛小説に留まらない最たる理由かも。決して、描写が濃いからじゃなく(苦笑)
どれだけ身体が近くにあっても、どんなことをしていようとも、そこにある埋まらない距離、みたいなものが読めた気がしました。それはなかなか新鮮な感じで私の中に残っています。
ちなみに、上記の四編が特にそう感じたんですが、書き方とか結末に趣向が凝らされていたのは面白いと思いました。
(2003年11月25日)
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エロ本じゃん!!って思った。表題作は好きだけど、他のは性描写がきつすぎて、ってかまんまエロで何言いたいのか正直分からない。
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マンガにならなかった小ネタ集みたいな小説ですね。
わたしは、女ではないので、これがリアルなのかどうかはわかりません。
ただ、ここでかかれている執着も、内田春菊にとっては、さめちゃえば、どうでもいいような感情になってしまうんだろうなということは、なんとなく想像できる。
愛してるから尽くすのよ。それが、喜び。
↓
増長する。
↓
嫌悪。
という流れは、どうしても、わたしには見えてしまう。
まあ、これは、最近の偏見かもしれないけれど。
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短編集のうち、表題作品が心に残った。
愛した男は記憶が継続しないヤマイ。
私だったら毎日「愛してる」ことを教えるわ。
だって相手はヤマイなんだもの。
ヤマイでもないのに、存在を忘れられることの方がツライよね。
だから、一日毎に新しい愛を始めましょう。
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たいへんなエロ本でした。
なんのかたちにでもなるゼリーに彼氏ともどもご無体される話が、たいへんエロ恐ろしくて好きです。
中村作品は漫画より活字のが好きかもしれません。
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もう何年も読んでません(^^;) が、このほど処分を考えたので表題作だけ読み返してみました。
憶えられない病(?)の『あるお』と人妻『真波』の物語。
憶えられないがために何度も同じ会話をする『あるお』との恋にスリリングさを感じたのだろうか? と。。。
なんとなくオチが感じられないような気がしてしまったり…。
この作品の良さをわかる年齢ではないのか???
ただ、真波がダンナとあっさりスッパリ別れるとこは、なんか好きです。
【あたしのこと憶えてる?/ときどき軽い/結球/コウスケ/あたしは卵/黒い仔猫/HEN/口の赤い、黒い魚/くれない彼】
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肌に合ったんでしょうか。
文体が読み易くて好きです。
短編集なんですが、
『くれない彼』はイライラさせられました。
いい意味で。
表現法に独特なところがあり、
時々戸惑ったりもしましたが、
慣れてしまえば特に気にはなりません。
違う作品も読んでみたいと感じました。
スラスラ読めるので、
息抜きにもなるかもしれません。
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短編9作
主人公は全て女性で、内7作は「愛とはセックスだ」と言わんばかりに性的な表現が多い
作者が思う、こんな男が好きだな。こんな男は嫌いだな。を書き殴った印象
それ以外の2作には一切でてこないが、
全作を共通して言えることは
何も得るものがなかった
感想はありません
タイトルが素敵