- カテゴリ:幼児
- 発行年月:2000.10
- 出版社: 偕成社
- サイズ:25cm/31p
- 利用対象:幼児
- ISBN:4-03-232030-6
紙の本
あしたもともだち (おれたち、ともだち!)
僕の友だちオオカミさんは、かっこいいし頭もいい。オオカミさんと遊んでいると時間がたつのを忘れちゃう。そんなキツネなのだけれど、このごろオオカミさんに避けられているみたいで...
あしたもともだち (おれたち、ともだち!)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:12,320円(112pt)
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- 税込価格:11,220円(102pt)
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商品説明
僕の友だちオオカミさんは、かっこいいし頭もいい。オオカミさんと遊んでいると時間がたつのを忘れちゃう。そんなキツネなのだけれど、このごろオオカミさんに避けられているみたいで不安になって…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
内田 麟太郎
- 略歴
- 〈降矢なな〉1961年東京都生まれ。ブラチスラヴァ美術大学で石版画を学ぶ。作品に「ともだちや」など。
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紙の本
「こころがキラキラする」気持ちって、いいな。
2001/02/09 12:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たらら - この投稿者のレビュー一覧を見る
“ぼくは、うれしくって、うれしくって、こころがキラキラしちゃうんだ。”背表紙のこのフレーズが、とっても心に響きます。
『ともだちや』をしていたキツネを、真の友達と受けいれたオオカミ。『ともだちくるかな』では、自分の誕生日を一日間違えて、やって来ないキツネに心を痛めたオオカミ。
そして、“おれたち、ともだち!”シリーズ第3弾、『あしたもともだち』。顔はワイルドだけど、心は人一倍優しくて、ナイーブなオオカミ。そんなオオカミが、“おれは、やさしいことをしないオオカミ。オオカミは森いちばんの乱暴者”というプライドを持っているのが、今回のお話の見どころ。
クマのからかい歌を歌いながらも、クマのために、“落ちているクリを ふまないようにあるいていった”ラストシーンに、ますますオオカミへの愛着を感じました。
そして、そんなオオカミを、黙って見守ってあげたキツネ、二人の思いやりのある友情に拍手を送りたくなります。
「はんぶんも、しんぶんも、やめは、やめだ!」ことば遊びの詩に、子どもたちも声をあげて喜びます。
♪ クマは まったく こまった やつだ ……
こまった くまった くまった こまった ♪
私が勝手につけた節にあわせて、読み聞かせのあともついつい口ずさんでいる子どもたちです。
紙の本
いつまでもいつでも友だちでいてね。
2001/01/03 19:19
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人に決して「優しい。」と言われたくない 強いだけのおおかみでいい。
… だから、誤解をされる。
木から落ち、腰をうち10日も寝たきりになったクマを こっそり看病しているおおかみ。
だから、キツネと遊んでも上の空。
はっきり、クマを看病をしていることをキツネに言わないから、
キツネは知らない誰かにヤキモチを妬く。悪循環です。
遊びを中断され、しょんぼり帰るキツネの後ろ姿にオオカミは、
「明日は地球の果てまでも一緒に散歩してやるからな。」と 呟きます。
呟きだけでは伝わらないよ。ちゃんと声に出していわなくちゃ。
怪しく思ったキツネは悪いことだと思いながらも、オオカミの後をつけます。
そこで事実を知ったキツネ。彼は声をかけず、その事はそっと胸の内にしまってしまいます。
友だちでいるために…。
声をかけない、知らないふりをする…それも友情なんですね。
あの時に声をかけていたら、オオカミとキツネの友情は終わっていたかもしれません。
これからも 友だちでいる以上いろいろなことがあるでしょう。
一つ一つハードルを越えるたび、彼らの真の友情は深まっていく気がします。
紙の本
男の子の気持ちって…
2018/12/02 16:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
素直になれない強がりな男の子の気持ちをうまく表現しているシリーズだと思います。
誰にでも優しくすることが、カッコイイことではないと、悪ぶる男の子…
優しいのがカッコイイという世界になれば、こんなに複雑な心境にならなくてもいいのに・・・男の子の世界って難しいですね。
紙の本
ともだち
2016/06/01 06:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
友達っていいなと改めて感じることのできる絵本です。おおかみの名言も多く、こんなこと言ってくれる友達いいですね。
紙の本
(あしたは、ちきゅうのはてまでも、いっしょにさんぽしてやるからな)なんて言えるともだち、うれしいよね
2000/11/21 14:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:バムセ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「オオカミは、もりいちばんのらんぼうものと思われている」と思っているのは、だれよりもオオカミ本人のようだ。キツネといっしょにクマのからかいうたを歌ってさんぽしてるとき、クマがたおれてるのを見かけた。キツネにわからないように、「や、やめだ!さんぽは。」なんてどなって、こっそりクマのかんびょうに行っている。
なんだか、様子がおかしいぞと思ったキツネはこっそりオオカミのあとをつけていった。そこで、見たのはオオカミのやさしさ。あとをつけてしまったことを恥ずかしく思った.オオカミはそのあとも、クマのからかい歌を歌っていたけど、クマのためにこっそりクリをふまないようにしてあげていた。キツネも気づかないふりをしてた。
こうやって、ともだちのいいところ見つけていくのかな。
降矢ななさんの絵も元気があっていい。「ともだちや」「ともだちくるかな」に続くシリーズ3作目。「ぼくよりもっといいともだちができたのかなあ」と心配するキツネの顔も、オオカミのあとをつけてきたことがはずかしくってほほを赤くするキツネもかわいらしい。
シリーズ4作目「ごめんね ともだち」も近刊予定のようだ。