ファミリー・コンプレックス （Ｗｉｎｇｓ ｃｏｍｉｃｓ）

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投稿者：ぶーにゃん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「プリ・プリ」の秋良くんと家族のお話ですが、私はプリプリよりこちらの方が好きです。美形一家の中で一人疎外感に悩む秋良はもちろんですが、他の家族一人一人が実は悩みを抱えている（抱えていた）というところがおもしろかった。特に元祖坂本様の春海の悩みが面白かった。

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投稿者：狩野涼子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

坂本家の次男の秋良くんの欲しいものは「美貌」。美形一家の中で、ただ１人だけ平凡な顔だちに生まれてしまったことを悩む秋良くん。でも、友人たちじゃないけど、その明晰な頭脳とか、結構なんでも無難にこなしちゃう運動神経とか、案外「非凡」だったりした秋良くん。私はそんな秋良くんがおススメですね。
また、他の家族の方々のお話もおもしろいです。特に、パパ・ママの出会い話は面白かったです。

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投稿者：郁江　　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　平凡なのが悩みで欲しいものが「美貌」そんな１４歳、坂本家次男の秋良。そのわけは坂本家が超美形家族で自分だけがみんなと違うとコンプレックスを抱いているから…自分の居場所を求める秋良の話はちょっぴり切ない系なのに、長男・長女・次女・パパママ編といくに従って本人は悩んでいるんだろうけど、笑ってしまうのは何故なんでしょう(笑)
　それぞれに「AFTERWARDS　その後」が付いているんですが、私は次女の冬姫篇がお気に入りデス。どんどん進化しちゃってください!！

　

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投稿者：叉葉　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　坂本家の次男・秋良の悩みのネタは「家族」。一件清純派美少女の母。文学青年風の父。モデルのような兄。美少年と見紛うハンサムな姉。そして人形のように愛らしい妹…。そう、坂本家は近所でも評判、人の集まる場所では常に脚光を浴びる超絶美形家族なのだ。それだけに「平凡な」秋良の想いは複雑で…（カバー裏より転載）。
　容姿が美形ぞろいの自分以外の家族と比べるととても平凡な秋良は、家族の事はすごく好きなんだけど、一緒にいる事を避けようとしてしまう。だって、どこへ行ってもかならず比較されてしまうから。そんな秋良のコンプレックスをメインとするのが、表題作の次男・秋良のお話。その他の兄弟３人を主人公とした、それぞれのコンプレックスのお話が１点づつと、何故か本編とはまったく関係ないんですが、連載されていたサウスを一度休載された時の病気の「網膜剥離日記」というものも収録されてます。かなりわかりやすく、その時のつださんの心境がよくわかるお話になってます（笑）。また、書き下ろしで、パパ・ママの出会い編や、それぞれがコンプレックスを克服（？）した、ちょっとだけ未来のお話（もしかしたらこうなってるかも…っていう感じの想像の域はありますが）や、カバーを捲ったところにある裏話など、楽しさもりだくさんって感じの一冊。個人的には末っ子の冬姫の未来のお話がツボでした。「なぜそうなる！？」って感じで（笑）。

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投稿者：ＴＡＩＲＡ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　題名の通り超美形一家に生まれたにもかかわらず、一人だけ平凡顔の秋良の葛藤を描くほのぼのファミリー物語。他の美形家族が主人公の話しもそれぞれあります。私個人としてのオススメは、まわりの男どもをことごとく下僕志願者に変えてしまう恐ろしい長男春海です。しかし、当の本人はただ今友達募集中(笑)他の兄弟達もそれぞれ悩みを持っていて、それが解決されていく様が笑えます。最後に描かれている彼等のその後のオマケマンガと、カバー裏のウラ話も必見です。

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投稿者：kaede　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　次男を除く長男と長女、次女、両親ともに超絶美形家族の坂本家のそれぞれの悩みをおもしろおかしく描いたお話し。

　「つだみきよ」さんの名前で描かれている漫画なのでBL系ではないのですが、どことなくホモくさかったり、レズくさかったりというシーンあり。

　『中がき』のつださんご本人のかかられた『網膜剥離』についての漫画も本編とは関係ありませんが読み応えありました。（笑）

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投稿者：アリオス　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

美形一家として有名な坂本家。文学青年風の父、美少女のような母、モデルのような兄、美少年のような姉、お人形のような妹——そんな中、独りだけ平凡な容姿の次男秋良。
周囲の陰口も手伝って、秋良は“自分の居場所はここにはない”と悩んでしまう。
確かに秋良はこの家族の中では、外見は平凡なのかもしれない（可愛いと思いますが）。けれど秋良には、優しさや、人を和ませる雰囲気があり、人を惹きつける力をちゃんと持っているのです。兄も姉も妹も、それぞれ秋良のことを一番愛しているみたいですし（笑）。
一方、美しい顔に生まれた人にもそれ故の悩みがあるようで。例えば、望みもしないのに特別視され、友達が出来ない、というような。
次男秋良の話から始まり、長男春海、長女夏流、次女冬姫と話は移っていきます。どれもコメディタッチで面白かったのですが、特に冬姫の話のラストは爆笑もの。
どのキャラも、外見だけでなく性格も良いのです。個人的には、秋良に対する溺愛っぷりも素晴らしい春海が好き。
最後に、カバーを外してみることもお忘れなく。