サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 93件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.10
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/344p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-264998-5
文庫

紙の本

風の万里黎明の空 上 (講談社文庫 十二国記)

著者 小野 不由美 (著)

風の万里黎明の空 上 (講談社文庫 十二国記)

税込 692 6pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー93件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

三人三様の成長物語

2004/03/15 08:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『月の影 影の海』にて玉座についた陽子ですが、登極後、異世界について無知な故、また、暗愚な女王が続いた後ということもあって、諸官の不満を集め、苦悩します。

しかし、自らの国について学ぶべきだと気がついた陽子は王宮を出奔し、景麒(けいき)によって紹介された不思議な人物、遠甫(えんほ)について国の成り立ち、王の責務について学びます。

また、陽子と同じように日本から異世界に流れ着いたすずは、言葉が通じないことに苦しみ、徐々に卑屈になっていきます。
しかし助けを求めた才国の王に諭されるのです。

——なまじ言葉が通じれば、分かり合えないとき、いっそう虚しい。必要なのは相手の意を汲む努力をすること、こうだと決めてかからずに、相手を受け入れてあげる努力をするとこ。

それでもまだ目が覚めなかったすずですが、旅の途中に知り合った男の子に、己の至らなさを指摘されます。

——自分だって辛いのに、横から同情してくれ、なんて言ってくるやつがいたら、嫌になるよ。

清秀はこうも言います。
——人の泣くのには二つある。自分がかわいそうで泣くのと、ただもう悲しいのと。自分がかわいそうで泣くのはさ、子供の涙だよな。

一方、芳の国の公主(王の娘)、祥瓊(しょうけい)は突如父王が討たれ、仙籍を剥奪されて市井に下りねばならなかったことについて恨みを持ちます。しかし彼女もまた、逃亡の果てに知り合った楽俊(らくしゅん)に諭されるのです。

——責任を果たさずに手に入るものなんか、ねえんだよ。あったとしたら、それは何か間違ってる。間違ってることを盾にとっても、誰も認めちゃくれないんだ。

三人が三人とも師となるべき人物とめぐり合い、心を改める機会を得るあたりはファンタジーですが、三人が歩む道、直面する現実はファンタジーとは思えぬ過酷なもの。
三人三様の試練、成長する過程が、ともに見所です。

本書ではまた、『図南の翼』に登場した朱晶が本書では九十年の後、といった設定で再び姿を見せ、祥瓊に苦言を与えています。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

心はただひとつ…この国を救いたいという力が集まったとき

2001/09/15 12:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あき - この投稿者のレビュー一覧を見る

 十二国記シリーズ、第四作目です。「慶国」の王は若き女王。しかし、その若さもさることながら、先王の女王が無能だった為に、またも女王かと嘆く声が渦巻いていました。
 そんな中、もっと市中の様子を知りたいと、王自らが下界へと赴いていきます。そして、そこで見たものは、想像を凌ぐ貧困と、先王から仕えている官吏たちの悪政でした。
 身分を隠したまま、民の様子に愕然としている景王は、芳の国を追放された元皇女と、日本からこちらの世界に流されてきた少女とに出会います。若き女王を含めた三人の少女が、慶の国を救うべく立ち上がりますが…。

 読後感爽快です! 特に景王と後々出会うことになる芳国の皇女が、ただのわがまま姫から聡明な少女に変わって行くさまは見所ですよ。年代の近い(←心だけは 笑)女性が活躍する為か、ものすごく感情移入して読んだ作品でした。
 十二国記シリーズに出てくるキャラクターたちは、誰もがイキイキとしている印象を受けるのですが、この三人は更にそう感じました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

世界で一番かわいい自分

2001/02/16 02:25

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:taigo - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「世界で一番かわいい自分」私の師匠がよくおっしゃられる言葉だ。
 「自己憐憫は気持ちがいい」私の好きな脚本家横手美智子の言葉だ。
 自分がつらいとき、なぜ人は助けてくれないのだろうと思う。「世界一かわいい自分」なのだから助けてくれるのは当たり前だ。「世界一かわいい自分」の苦しみは他の誰とも比べものにならない。そう世界中の「世界一かわいい自分」を持つ人々が思う。だから、人と人はわかりあえない。絶対に。
 だが、その「世界一かわいい自分」を持つ自分を冷静に見つめることができたなら。他の人々も、自分と同様に「世界一かわいい自分」を持っていると気付くことができたなら。
 人と人とは、結びつくことができるのかもしれない。

 己と同じところに嵌っていたふたりの少女を見て、陽子は何を思ったのか。ふたりの友を得て、これからどこへ行くのか。
 陽子の物語ははじまったばかりである。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ラッキーストライク

2004/01/20 23:04

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:湯渡 - この投稿者のレビュー一覧を見る

黄色の二本の線が引かれた電車の中から。
三人席の左端に座り、一冊の文庫を開いた。
この本を電車の中で
開くのもこれで四回目になる。

ゲンジツに浸かっていたくないとき。
アタラシイものをゼロから造るとき。
感情にパンチが足りないとき。
なんとなくタバコの銘柄を変えてみたとき。

両眼に映し出される一語一語が乱雑に重なりあわされた
記憶のフィルターで濾過され頭の裏へ画像として投影される。
一度も見たことのない仮想のセカイとは言えず、プレ現実セカイ。
所詮我国と片手で数えられる私の海外経験では映し出される映像は
たかが知れている。
一人一人のキャラクターから発せられるコトバが
自分自身の回顧に重なる。
ジグソーパズルのように一ピースずつゲンジツと入れ替える。
痛ささえ感じる隙のない筆力。
文庫にならなかったら手にしなかった一冊。

本を閉じカバンにしまいながら周りを見渡す。
改札に定期を通しヨメさんの待つ自宅へ歩を進める。
左手の先から銘柄を変える前の「ラッキーストライク」の
薄い白煙がゆれる。
40分弱の小さなゲンジツ逃避の終焉。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

少女たちは慶を目指す

2023/01/01 17:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

置かれた境遇を嘆いてばかりの二人の少女、二人はそれぞれの思いを抱えて景王陽子に逢うため旅立ちます。
二人の思いが独りよがりで、それを向けられる陽子が気の毒に・・・。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2004/10/17 22:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/11/21 23:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2004/12/27 01:09

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/01 04:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/16 00:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2005/10/24 19:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/04/13 10:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/20 23:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/29 00:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/08/14 19:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。