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ゆきの山荘の惨劇 猫探偵正太郎登場(角川文庫)
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 22件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.10
  • 出版社: 角川書店
  • レーベル: 角川文庫
  • サイズ:15cm/303p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-04-342805-7
  • 国内送料無料
文庫

紙の本

ゆきの山荘の惨劇 猫探偵正太郎登場 (角川文庫)

著者 柴田 よしき (著)

ゆきの山荘の惨劇 猫探偵正太郎登場 (角川文庫)

637(税込)

ポイント :5pt

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みんなのレビュー22件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

シニカルでおっちょこちょい、猫探偵正太郎の事件簿。

2001/12/16 03:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:光圀 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 オレ、猫の正太郎。同居人で作家の桜川ひとみとともに「柚木野山荘」で開かれる結婚式にやってきた。しかし山荘は異様な雰囲気につつまれ、そして最初の犠牲者が…。

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紙の本

猫探偵は数々あれど、私のイチオシは正太郎!

2002/01/31 02:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:山村まひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

サブタイトルが「猫探偵正太郎登場」。以前に「柚木野山荘の惨劇」として出た時に読んだものが、文庫化されたので購入して、読み返しました。
 黒と白のツートンカラーに金色の瞳、ペルシャ猫なみの長毛種の正太郎くんが、同居人のひとみさんとともに、作家仲間の結婚パーティーのために、辺鄙など田の山荘へやってきた。そこで招待客がなんらかの中毒で倒れるが、唯一の下界への道は土砂崩れで通行不能。夜間でヘリも飛ばせない。症状はどんどん悪化して、さらなる犠牲者が! …というようなお話です。

 正太郎くん、やっぱり良いなあ。犬のサスケの関西弁も雰囲気があって好き♪♪♪一応、シリーズ第1弾ということで、このあと『消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京』と『猫探偵・正太郎の冒険1 猫は密室でジャンプする』が出ています。
 どれから読んでも、楽しめると思います。

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紙の本

探偵猫、現れる!

2012/01/24 14:24

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:惠。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

このミステリの主役はなんと、猫だ。
「名前はまだない」わけではなく、
名を正太郎という。
ちなみに飼い主は作家の桜川ひとみ。


結婚式に招待された飼い主に連れられ、
やってきた山奥の山荘で事件が起きる。
突然土砂崩れが起こり、
同じく結婚式に招待された作家と
編集者が同乗する車が土砂に埋もれる。

辛うじて救出されたが、その夜、ふたりは死んでしまう。
死因は恐らく中毒死。
そして翌朝、もうひとり、死人が出る。
新たな犠牲者は新婦。転落死だった。

結婚式の前に新朗に届いていた「結婚を取りやめろ」という脅迫状。
その脅迫と二つの事件は、やはり関連があるのか。
それとも事故なのか……猫探偵正太郎が真相に迫る!


まったくもう、
猫を主役にしてしまうなんて…しかも、ミステリの。

柴田よしきの発想には脱帽する。
確かに、赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズなど、
猫を主役級に取り上げたミステリは存在する。

だけどもあちらはあくまで猫は主役級。
それなのに、こちらは猫による一人称で物語が進んでしまう。
ハチャメチャだ。
だけれども、いや、だからこそ、面白い。


事件の展開はネタばれになってしまうので、
詳しくは触れないが、結末はとっても悲しいものだった。
それでいて、ちょっと拍子抜けするものでもあった。
一見、矛盾する形容なのだけれど、
この作品を読めば、この形容が、
あながち間違いではないと、わかるだろう。

人間が起こす悲しい事件を、
主役の正太郎(猫)や正太郎の幼なじみのサスケ(犬)、
美猫のトマシーナがユーモアあるやりとりで包んでいる。
それ故、事件の悲しさから受ける悲しみは6割減といったところ。
この加減の具合が、柴田よしきの憎い演出ともいえるだろう。

それにしても、柴田よしきは実に幅広い作風の作家だ。
緑子シリーズでは組織にさえ立ち向かう力強い女性を描いたかと思うと、
今度は猫が主役のミステリ。
他にも小料理屋を舞台にした話や、
青春のエッセンスを散りばめたミステリ、
ァンタジーも書いている。

初めて柴田よしき作品を読んだとき(読んだのは『RIKO』
)、柴田よしきを男性だと思った。
綴られる文章が男性的で、荒々しく力強い印象だったのだ。

しかし実際のところ、柴田よしきは女性だ。
猫探偵正太郎シリーズや、『桜さがし』、
『ふたたびの虹』などからは、
柔らかい、やさしい印象しか受けない。

なんて作風の幅が広いんだ! 
もしかして多重人格なのか? 
もしそうだったら、わたしはきっと納得してしまう。
実際はもちろん、
ただ、作風がとてつもなく幅広いだけなのだろうけれど


作品中、正太郎の言葉にこんなものがある。
「猫族の殺猫行為は、常に傷害致死であり、予期せぬ出来事である。」
同族を殺そうと思って殺すのは、人間だけなのかもしれない……。
毎日、世間を騒がしているニュースを思い起こし、
なんだかとても悲しい気持ちになった。

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2005/04/18 12:41

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2007/12/21 23:13

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2007/02/03 00:14

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2016/09/21 20:59

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2008/03/25 00:04

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2007/04/06 16:15

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2007/05/28 00:08

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2010/01/24 14:45

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