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家族の絆 (角川文庫)
家族の絆
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紙の本
家族の絆
2002/07/30 22:49
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投稿者:tallarico - この投稿者のレビュー一覧を見る
“リング”や“らせん”を書いた鈴木光司さんの育児や家族への思いについての本です。
私はテレビで以前鈴木さんが育児や家事をしていたということを知りました。本が売れるまで経済的に苦しかったので、奥さんが高校教師をして働き、鈴木さんが家で家事、育児をしながら執筆活動を行うといった生活スタイルでした。この本は、そういった事が書いてあります。
鈴木さんはどちらかといえばマッチョな人で家事や育児のイメージが無い人です。でも、この本を読んで、自分がそうしないといけない現状をわかっていて、家の中の仕事、通常女性がする仕事を進んでやっていました。鈴木さんの育児方法は、父性がポイントとなっていて、女性のように、“危ないからやめなさい”とか、“それはやっちゃだめ”といたような育て方はせず、男性的な視点からの育児を心がけていたそうです。そして、家族に対してとても愛情深く接していました。それがこの本で随所に出ているのです。奥さんにもとても感謝しています。(初恋の人と結婚したそうです)
これは鈴木さんが作家だからこういうスタイルをとれたとは思いますが、普通の日本の男性にももうちょっと子供と接する時間があればなぁと思いますし、そうすることによって、家族の絆がよりいっそう強くなるのになと思いました。