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商品説明
あしたはたのしいクリスマス。わるい子にはサンタさん来ないのかしら? 心配で眠れない。そしたらよるくまが遊びにきて-。ぼくとよるくまの、お母さんのこと大好きな気持ちが溢れた絵本。『月刊MOE』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
酒井 駒子
- 略歴
- 〈酒井駒子〉1966年生まれ。東京芸術大学美術学部卒。著書に「リコちゃんのおうち」「よるくま」「ぼくおかあさんのこと…」がある。
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著者/著名人のレビュー
あしたはたのしいクリ...
ジュンク堂
あしたはたのしいクリスマス。
『わるいこにサンタさんやっぱりこないのかしら』
そう思って眠れない男の子のところに、小さな黒い熊『よるくま』がやってきます。
サンタさんを知らなかった『よるくま』にぼくがサンタさんをしてあげるのですが…。
この読み終えた後にほっとする安堵感。なんともいえない感じ。
友達への思いやり、母の偉大なるあたたかさを強く感じるすばらしい絵本です。
絵もきれいで大人も楽しめる1冊。ぜひご覧になってください。
紙の本
ぬくもり
2009/12/13 23:00
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marekuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
動物の出てくる絵本はいつも猫のものばかり買っているので
たまには、違う動物の絵本を購入しようと思っていたところ
書店でみつけました。
ちょうど、時期的にもぴったりな本作
「よるくま クリスマスまえのよる」
よくよく調べるとシリーズらしいのですが
本作が初めての「よるくま」だったので
表紙の色の暗さにちょっと不安になりましたが
その不安は杞憂に終わりました。
夜のお話であることから、ページをめくると
黒い色が目立ちますが、月をイメージさせる黄色
の色使いが美しく両者のコントラストによって
あたかも色で触感を感じるような本書。
本書のストーリーは
おかあさんに怒られて、寂しい想いで
クリスマス前の夜を過ごしていた、ぼくの所に
よるくまが遊びにきます。
サンタさんを知らない、よるくま。
ツリーに飾られているいくつかの装飾品を
プレゼントとしてもらいます。
その中の1つである、飛行機の飾りをもらったとき
ライトが消えて、ぼく と よるくまは
飾りだったはずの飛行機で夜空に舞い上がって
皆が寝静まった様子を知ります。
でも、その時、地上から空を見上げて手を振る
人影が見えて・・・
と、このようになって結末に向かうのですが
本書の特徴は、先にも述べたように黒と黄色の
色使いが夜の質感を温かみを伴って伝えてくれる事。
それは、暗いイメージとしての夜ではなく
暖かい夜です。
陳腐な表現かもしれませんが、幻想的にも感じられます。
よるくま が ぼくを抱きしめる場面。
よるくまが母親に抱きしめられる場面。ぼくが母親に抱きしめられる
場面が出てきます。
この場面の描写では人の体温の暖かさ、ぬくもりが伝わってきます。
抱きしめられる事。それは言葉を介さない存在の肯定。
そう自然に感じられました。
皮膚感覚をはじめ、様々な感覚に訴えてくる本書。
ストーリーも秀逸です。
おかあさんに怒られて、不安な夜を過ごすぼく。
でも、よるくまが現れて抱きしめられた僕は不安がいつしか
期待へ変わり、そして安心にたどり着きます。
その昔、怒られた後に布団に入った時の不安な気持ちを
思い出しつつ、そっと慰められた時の安心感を思い出しました。
絵から文章から様々な感覚を刺激してもらいました。
子どもも気に入っていますが、評者自身にとっても
大切な1冊となりそうです。
かつて子どもだった大人が昔を思い出しながら読んだり
自分の子どもと重ねて読んだり・・・
もう名作としての地位を確立している感はありますが
末永く読み継がれていって欲しい。そう思う作品でした。
紙の本
サンタも喜ぶ笑顔
2010/12/23 06:47
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今日は「クリスマスのまえのよる」。ママにいっぱいしかられた男の子はサンタがこないかもしれないってとっても心配しています。そんな男の子の部屋によるくまがやってきました。
よるくまは、「よるみたいに くろくって むねには おつきさまがひかってる」男の子のともだちです。
酒井駒子さんの絵は黒い色がとても大切にされています。
酒井さんの黒い色はいろんな色を生み出す宝箱みたいなもの。だから、この絵本のようにたくさんの黒が使われていると、男の部屋の暖かい明かりも、クリスマスツリーのきらびやかな色も、サンタの赤い洋服も、ママのやさしい胸のなかも、とてもひきたちます。
みんなみんな、黒い色から生まれたのです。
男の子はよるくまと一緒に、「クリスマスのまえのよる」の世界をのぞきます。たくさんの子どもたちが幸せな夢をみながら眠っています。
だれの夢にもきっとよるくまが現れて、男の子と同じように、サンタの来るのを待っています。
最後のページの男の子のなんと幸福そうな寝顔でしょう。サンタって、そんな顔に出逢いたくてやってくるのではないでしょうか。
◆この書評のこぼれ話は「本のブログ ほん☆たす」でお読みいただけます。
紙の本
クリスマスを知らないよるくま
2016/01/28 23:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマスを知らないよるくま。男の子に教えてもらいます。
よるくまはやっぱりかわいいなー。
よるくまよりもこちらのほうが好きだったりします。
紙の本
包まれる温かさ
2004/12/06 05:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんちょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作同様に、なんて素敵で温かな絵本なのでしょう。
ぼくと、夜のように真っ黒なこぐまの「よるくま」の第二弾絵本である本書は、クリスマス前夜のお話。
子供たちにとってイヴの夜はサンタさんが来てくれるのを楽しみに待ちながら眠る特別な夜。でも、主人公の男の子は自分のところへはサンタさんが来てくれないかもと、とても不安でたまらない。それは、お母さんにたくさん叱られたから。悪い子のところへはサンタさん来てくれないだろうなぁ……そんな男の子のところへ友達のよるくまがやってきます。
無意識にニコニコしてしまうくらいに、よるくまの表情やしぐさの一つ一つがとっても可愛い。クリスマスツリーのオーナメントも小道具として上手に使われているところも楽しいです。夜のお話なので、黒い色がたくさん使われているけれど、どうしてこんなに温かく感じるのでしょう。この温かさにいつまでも包まれていたい気持ちになります。
親子の愛情、友達への思いやりの優しさあふれるハートウォーミングな絵本。大人にも子供にも楽しめるクリスマス絵本の定番になるといいなと思います。既にもうなってるかな? 地球上の全ての子供たちに、この優しさと温かさが降り注ぐようなクリスマスが訪れますように。
紙の本
可愛い絵本
2021/09/22 23:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:n - この投稿者のレビュー一覧を見る
だいすきなよるくまシリーズのため購入しました。
とてもキレイなイラストで、とってもしあわせな気持ちになります。
紙の本
よるくまクリスマスのまえのよる
2020/09/15 12:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:らららん - この投稿者のレビュー一覧を見る
よるくまの続編というのか、よるくまの魅力全開の引き込まれる本でした。今年ももう秋で、ハロウィンの次はクリスマスですね。よるくまを読んだ後は、このよるくまクリスマスのまえのよるを当然のように読みます。とても可愛いくて愛らしいよるくまの世界を堪能します。
紙の本
くまが好き
2018/10/17 11:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
くまのぬいぐるみが大好きな息子。
くまの絵本はたくさんありますが、よるくまが一番好きです。
クリスマス近くなると、寝かしつけタイムに頻繁に登場する絵本です。
紙の本
贈り物
2017/12/13 10:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:貝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
贈り物に使いました。とても喜んでいただけた本です。可愛らしく優しい心になれる本です。
紙の本
よるくまの次は
2017/03/28 20:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キム - この投稿者のレビュー一覧を見る
優しい絵と情緒あふれるストーリーです。3歳の息子は、自分の姿に重ねているようです。クリスマスの時期に読んであげたい一冊です。
紙の本
ブックツリーで
2020/06/30 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もも - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブックツリーで選んだので、実際に中身を読むのは当然手元に届いてから。
ものすごく良い!ってほどではなかったですが、じんわり良いお話でした。
紙の本
心配なんかしなくて大丈夫。
2001/01/07 16:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ママにいっぱい叱られたぼくのところにはサンタさんは来ないのかしら。
と心配なぼく。そこへ 「よるくま」が遊びにきます。
「よるくま」はサンタさんを知りません。
よるくまに抱きしめられるぼくは、とても優しい気持ちになります。
ツリーの飾りの飛行機に乗って、よるくまとぼくは 夜の街へ出かけます。
皆 サンタさんを思い すやすやと眠っています。
でも、一人だけ眠っていない人が…それはよるくまの帰りを待っているお母さんです。
お母さんに抱かれるよるくまを見ながら、ぼくはお母さんの温もりを思い出します。
もう 抱っこできない程大きくなっても お母さんはいつもぼくを温かく迎えてくれるよ。
何も心配することないよ。昼間叱たって大切なぼくだもん。
お母さんの優しい温もりが読者にも伝わってきます。クリスマスにどうぞ。
紙の本
クリスマス
2015/10/29 15:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマス前にこどもが、おばあちゃんいプレゼントしてもらった絵本です。クリスマス前のテンションをあげるのに活躍します。
紙の本
大人気絵本『よるくま』の続編は、サンタさんからの贈り物!
2000/11/28 15:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
クリスマスの前の夜、サンタさんは来てくれるかな、と思っていたら…、なんとやって来たのは、よるくまでした!よるくまは、とってもかわいいぼくの友だち。夜みたいに黒くって、胸にはお月さまが光っているくまなんだ。
よるくまは、サンタさんって、知らないみたい。だから、ぼくがよるくまのサンタさんになってあげたんだ。サンタさんになったぼくは、よるくまに、おもちゃの飛行機をあげたよ。夜の空を、二人で飛行機に乗って、飛んだんだよ。なんてすてきなクリスマスの前の夜!
ママにいっぱいしかられちゃったぼくは、サンタさんが来てくれるかどうか、心配で眠れなかったんです。そんなぼくがサンタさんにお願いしようと思っていたのは、やさしいママにぎゅっと抱きしめてもらうことだったのかもしれません。
どんな子でも、クリスマスにおもちゃをもらえなくたって、いっぱいママにだっこしてもらえば、うれしい気持でいっぱいになります…よね!?
夜の黒と月の黄色が印象的な、すてきなクリスマスの絵本。
私は、サンタさんよりも、よるくまに来てほしいな!